1060製作記(158) エアタンクー(2)
2019/02/19
エアタンクの形状そのものは円筒形なので、その限りでは難しい作業ではないので、高を括っていた。
所が、実際には台座用や車輪との干渉を防ぐための欠き取りを施さなければならず、そのための冶具をどの様なものにすれば良いのか、イメージが浮かんで来ない。
そこで、気分を替えるためにブレーキ関係の配管の具合をDSMで描いてみることにした。浅学にして、ブレーキ関係のパイプがどの様に張り巡らされているのか確かな知識がなかったので、この際、勉強しておくのも悪くはないと考えた。
所が、キャブの床下に設置されている分配器の周辺は、資料の写真が暗く潰れていることもあって、ゴチャゴチャしているのは判るが、何がどうなっているかサッパリ。
適当に誤魔化すしかないか・・・?と思いつゝ手持ちの少ない資料を漁っている時、『日本型蒸気機関車の製作』に『自動ブレーキ装置』のイラストを見付けた。このイラストによると分配器から、もっと多くのパイプがキャブ内のブレーキ装置に繋がっているが、そこまでは到底再現出来そうにもないので、主なパイプだけに絞ることにした。
それでも、適当に誤魔化すよりはズット良いだろう。