1060製作記(155) スライドバー(1)
2019/02/02
スプラッシャーや砂巻き管を半田付けしている際には、気が付かなかったのだが、色々と工作を進めている内に、スライドバーの半田が緩んだのか、変な力が加わったのか、平行が崩れてしまっていることに気が付いた。
この様な事故を防ぐためにも、工作の対象物には余分な物は付けずに、この場合はシリンダー・ブロックだが、取り外して工作を進めるべきだった。
頭では解っているのだが、どうも無精者の性で、この時も手間を惜しみシリンダー・ブロックを取り付けたまゝの状態で、出来るだけシリンダー・ブロックには余計な力が掛からない様に注意をしていた筈だが、見事に歪めてしまっていた。
この他にも、フレームと火室の間に隙間が出来ていたり・・・・。
こうして色々と気に入らない点が出て来てしまっては、工作を進める気にならず、1日経ち、1週間経ち、1ヶ月経ちしている内に間隔は徐々に広くなり、そうなっては、益々半田ごてに手を伸ばす気にもならず、悪循環に陥っていた。
そして、新年の挨拶に湘南鉄道模型クラブの運転会にS氏を訪ね元気なご様子を拝見し、このまゝではイカン。何とかしなくては。
と思いはしたが、中々重い腰は上がらず・・・・・・。
工作の再開に当たって、工作感を取り戻すためのリハビリに、先ず、スライドバーの平行度を矯正するための冶具を作ることにした。