1060製作記(113) ボイラー – 8
2017/03/10
ボイラーとランボードを半田付けする前に、1.0 X 0.2mmの帯板を巻いてボイラーバンドを表現した。
この時、火室の位置決めのために作った冶具が大いに役に立った。
つまり、ボイラーを冶具に嵌め込んだ上で、冶具の火室部分をバイスに咥えると、バイスの重みでボイラーの保持が難なく出来る。そうすると両手が使えるので、左手に持ったピンセットで帯板を抑え、右手の半田鏝で半田を流すことが出来ると云った按配。
これまでは、この様な冶具を作ったことはなく、その際、ボイラーバンドをどの様にして巻いたか記憶が定かではないが、その時よりも遥かに簡単に工作が出来たことだけは確かだと思う。
と云う訳で、余勢をかって、1.2mmのパイプの中に0.5mmの角線を通して洗口栓もそれらしく作った。