1060製作記(95) 側板 – 3
2016/10/30
前回作り直した左側の側板も結局気に入らず、型抜きを終わった予備の側板を使って2度目の作り直し作業をした。これで右側を作り直すことは出来なくなったが、仕方がない。
作業は、先ず斜めに走っているリベットを打出すことから始めた。前2作は、工作の最後や後半に行った斜めのリベット打ちが失敗したため、それまでのリベット打ち作業を無駄にしてしまったことの反省によるもの。
で、結論から云うと、今回も見事に失敗してしまった。
つまり、材料の固定が甘かったのだろうか、材料を送りながらリベットを一つ一つ打っている内に、徐々に罫書き線からズレてしまった。波打つよりはまだ良いかとそのまゝ進めたが、そのズレが結構大きくなってしまい。
これではイカン!!!
材料をリベット打出し器から外して暫く眺めていたが、駄目で元々と打出したリベットを平らに叩き戻して、改めて打ち出すことにした。
すると、光の具合によっては微かに前のリベットの痕跡が見えるが、パッと見には分からない程度に均せたので、慎重にリベット打ち作業を行った。
そして、写真の出来となった次第。
良くよく見ればあちらこちらにズレもあるが、これ以上は、小生の技量では無理と云うもの。ここで手を打つことにした次第。