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5230製作記(62):大チョンボ3

セミ・スクラッチ 形式5230

年が改まって早くも1ヶ月も過ぎてしまった
その間、鉄模は進んでいない。 と云うのも事情があって・・・・。

模型の蒸気機関車の構造は大きく、フレーム・動輪等の下回り部分、床板、そしてボイラーやキャブ等の上回り部分に分けられる。
そしてこの3部分をどの様に組立る構造にするか?
1)それぞれを順番にネジ止めして組み立てる。
2)下回りと床板を接合して一体化した上で、それに上回りをネジ止めする。
3)床板と上回りを接合して一体化した上で、下回りをネジ止めする。
ざっと、3通りの方法が考えられる。

前作の形式27の時は、2)の方法によったが、やはり工作精度の問題で床板と上回りとの間に微かな隙間が出来てしまっている。 この5230ではその様な事のない様に、3)の方法を採る予定でいた。

そして、正月休み・・・・年金生活者なのだから毎日が休みなので、特に正月休みと断る必要もないのだが、兎に角、年が改まったのを機に心も改めて工作の続きに取り掛かった・・・・・・・。

先ず、フレームと床板を止める際のネジを何処に切るか?
本来なら、設計の段階で位置決めなどは終わっている筈だが、そこは小生の好い加減な性格で、現物合わせで工作を進め、途中で具合が悪くなると少しだけ寸法を増やしたり減らしたりして微調整をその場でやってしまう。 その変更をマメに元の図面に反映させておけば良いものを、そのまゝ進めてしまうものだから、この様な結果になってしまう・・・・・。

0.2mm厚の洋白板と0.6mm厚の真鍮板を貼り合わせて出来あがっていた床板と、これまた出来あがっていたフレームを合せて見ると、どこでどう間違ったのか、サイド・ビームの板厚分だけ幅が狭く出来あがっているのが判明!!!!

こんな事情で、少しやる気が殺がれてと云うか、釣りが忙しいからと云うか・・・・、気が付いたら1ヶ月も経っていたと云う次第。

このまゝにしておくと、前回の様に1年も2年も机の上に仕掛った状態で放置してしまう結果になって、次の蒸気に着手出来ないので、少しづつでも進めて行こうと改めて猛省して、その第一弾。
今日は出来上がっているフレームやシリンダーの幅を再確認して、床板の寸法を取り直して図面に反映する所までやった。