※ カテゴリー別アーカイブ:セミ・スクラッチ ※

5230製作記(60)

セミ・スクラッチ 形式5230

マシマのモーターのMHK-1015を検索した結果、クマタ貿易が扱っていることが分かった。 しかも在庫は1個だとのこと。
たった1個のモーターに350円の送料を掛けるのは、如何にも勿体ない。 と云ってもIMONで購入する場合の横浜までの地下鉄往復運賃430円よりは安いのだが。 と云うことでMNK-1015を1個とそれより全長が5mm長いMHK-1020を2個注文しておいた。
従って、現在はモーターの待ち時間・・・・。

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そこで、欠き取るべき寸法を間違えてしまったキャブだが・・・・。
小生の拙文に目を通して頂いていたozuさん初瀬春日さんから、色々とヒントを頂き、自身でもチョンボをカバーする方法を考えて見たのだが、結局、作り直してしまった。

同じ物を続けて作成するのは、飽きっぽい小生の性格から一寸耐えられない面もあるのだが、少し時間を置いていたこともあって、比較的スンナリと工作を進めることが出来た。

そこでボイラーと組み合わせたのが、この写真。
今度は、慎重に寸法を決め欠き取ったので、最終的にはヤスリで調整するだけで綺麗に収まった。 ヤレヤレ・・・・・!!!

5230製作記(59)

セミ・スクラッチ 形式5230

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ゆうえんさんに教えて頂いた通り、ボイラーの内部に裏打ちをし、真鍮線でカシメた。
と書くと簡単な工作の様だが、思いの外難物だった。

裏打ち用の真鍮板を何とか細いボイラーの中に位置決めをして、ハンダ鏝を突っ込むのだが、これが中々上手く目的の個所に鏝先が当らず、その内、手で持てなくなる程熱が回って来て・・・・。 当然、この様な時のために、径5.0mmの銅線を加工して作った鏝を使っているのだが。

次は、裏打ち用の真鍮板をボイラーの外側に仮止めをして、カシメ用の0.6mmの穴を4ヶ所開けた後、その穴をガイドに真鍮板をボイラーの内側に位置決めようとした・・・・・が、上手くカシメ用の真鍮線が通らない。
一寸考えれば簡単に解かることだが、ボイラーの外径と内径の差だけ穴の位置がズレることを考慮していなかった。 全く好い加減な工作をしていると我ながら厭になって来る次第。

仕方がないので、ボイラーの長手方向の2穴で裏打ち用の板を止めてから、対する2穴を開け直して真鍮線を通してカシメて、何とか誤魔化した。

その後、ボイラーの火室の妻板を半田付けをして、ギヤ・ケース用の矩形の穴を欠き取った。
所が、またもや、ここで好い加減な工作が露呈してしまった。
つまり、ギヤ・ケースだけなら問題はないのだが、モーターを付けた状態だと、もっと欠き取りを大きなものにしなければ、収まらないことが分かった。 火室の妻板がなければ、何とか納めることは出来るのだが、当初からボイラーにはバック・プレートを付ける予定なので、妻板があってもなくても同じ。

元々この5230にはマシマのMHK-1024をボイラーの煙室方向に収める予定だったが、全長の短いMHK-1015に換えて見ようと考えている。 しかし、今では、IMONでの取り扱いは無くなった様なので、どうするか?
MHK-1015に換えても、上手く収まるかどうかは判らないが・・・・・・・・・。

5230製作記(58)

セミ・スクラッチ 形式5230

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ボイラーの煙室、火室を工作した。

煙室のカバーは0.3mm厚の真鍮板を使った。 5230の原型である5130では煙室が延長されていないので、このまゝで良いのだが、5230は延長されているため、その工作が残っている。

ボイラーそのものの繋ぎ目はハンダ付けをしただけなので、これからギア・ボックス用の欠き取りをすると、形が崩れそうな気がするが・・・。

裏打ちをする必要があるかも知れない。

5230製作記(57)

セミ・スクラッチ 形式5230

キャブの妻板の欠き取り部分の寸法を間違えて、少なからず気持ちが萎えていたが、気分を変えるために、ボイラーの工作に入った。

妻板のチョンボまでは、ボイラーについてはキットのエッチング板を利用する予定でいたが、キットではボイラー・バンドが1本不足していることもあって、スクラッチすることにした。

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ボイラーは、当然曲げの工作が入るので、少し薄めの0.3mm厚の真鍮板を使い、煙突、スチーム・ドーム等やボイラー・バンド、ハンド・レールの支柱の位置等を全てケガイてから切り抜いた。

ボイラーをスクラッチする際に問題なのは、幅をどの様に決めるかと如何に真円に近付けるかだろうと思うが、先ず幅・・・。
今回は、(ボイラーの仕上がり直径 - 板厚) x 3.14 で計算した。
次に、丸め方・・・。
これは、諸先輩が発表されている方法を倣ったが、丁寧に少しずつと云うのが肝だろう。 更に、ボイラーの内径に合わせた1mm厚の円盤を3枚作り、ボイラーの筒状の中3箇所にセットし、針金で締め付けた。
結果、略満足出来る状態であったが、その突合せ部分の固定化で、少々思案中と云うところ。
つまり、当初は銀ロウで接合させる積りだった所、実際にやって見ると、手持ちのバーナーの火力が足りず、綺麗にロウが流れて呉れない。 で、現在は針金で締め付けた状態で、2日程経過してしまった。

写真に写っている右端の板は、煙室の妻板でこれを使用した固定化を考えている。

5230製作記(56):大チョンボ2

セミ・スクラッチ 形式5230

キャブを組み立てた所で、ボイラーの製作に掛かった・・・・・????

これまでの経緯から、ボイラーもスクラッチしようと思ったが、折角のエッチング板が勿体ない

と云うことで、エッチング板にマークされている煙突やスチーム・ドームの位置を確認してみると、小生自身が書いた図面とは多少のズレはあるが、何とか使えそうなことが分った。
そこで、早速エッチング板の切り抜きに掛かった際、何気なくボイラーの直径を確認すると15.0mm・・・・。

ウン? 15.0mm???
確か、妻板のボイラー部分の欠き取りは17.0mmだった筈????

また、やってしまった。 あれだけ慎重に作業を進めていた筈なのに、一段と太くなっている煙室部分の直径で、妻板を欠き取っていた・・・・・。 何と云うお粗末!!(汗)

若い頃にはこんなヘマをすることはなかったと悔やんでも後の祭り。 切り取った部分が元に戻る訳はないし・・・・・・。
4度目の作り直しをするか?
何とか誤魔化すか?
しかし、どうやって???

又、抱えなくて良い問題を抱えてしまった。

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