2500組立記(4完)

形式2500


昨日は、二回目の塗りを行いました。特に今回はラッカーを薄め過ぎた様で、下地が透けている部分が多かったことと、いつも重ね塗りをされている九重高原鉄道の平尾さんを見習いました。
本日は、再組立をし走行試験をしました。下回りだけで走らせるとスムーズな走りっぷりなのですが、上回りを被せると前進で引っ掛かります。色々とやってみた結果、モーターの配線コードの取り回しを変えると意外にもスムーズになりました。恐らくコードがボイラーに押さえられてモーターに変な力が掛かっていたためだと思います。
実物を見ると余り感じないのですが、こうして写真で見ると少々「赤味」が強過ぎたかも知れませんが、漆黒よりも「らしさ」が出たのではないかと思います。
問題解決しましたので、栄光の「1番」のナンバーを付けて完成としました。鉄道模型を再開した記念の蒸気なので「1番」を付けたのですが、完成は3番目です。

2500組立記(3)

形式2500

04/25日にエッチング・プライマーを吹いたのですが、代わり映えしないので写真の掲載もしませんでした。加えて、気候が良くなって来たので、アウト・ドアでの活動が増えて来た為、鉄道模型の進捗がガクンと落ちてしまいました。

この蒸気は空制化されていますので、色は黒です。が、単なる黒では面白くないので赤を混ぜて見ました。が余り効果はなかった様です。

2500組立記(2)

形式2500


エア関係の配管が終わりました.。残念ながら手を掛けた程の効果は殆どありませんでした。やはり、一部分の手直しではなく、一旦バラバラにして、一からやり直すべきだったかも知れません。
さて、どうするか?
取り敢えずこの状態のまま、サンポールで酸洗いをしました。

2500組立記(1)

形式2500


生地完成の状態になっていた2500に、少々手を入れることにしました。27、
2800と完成させて見ると、30年振りの鉄道模型再開記念となったこの2500ですが、工作の粗さが気になっていました。
2年以上も放って置いたので、真鍮が黒くなっていますし、フラックスの跡でしょうか、斑になっていました。 早速、
コンプレッサー、エア・タンク等のエア関係の配管の半田付けを外しました。パーツを半田付けする時、
隣のパーツの半田が溶けてポロリと落ちてしまうことが良くあります。でも、
敢えて半田を外そうとすると中々思った通りに外れないのは何故でしょうか?

2800製作記(7完)

形式2800


塗装後の乾燥状況です。キャブの色は27と同じネービー・ブルーにしました。煙室は艶消しブラックにするために、マスキングをしています。
2度目の塗装でかなり要領も解って来ましたので、今回は一発で満足すべきものになりました。


磨き出しがスチーム・ドームだけでは27に比べて少々地味になってしまうので、シリンダーの前後蓋、煙突の先端、一番前のボイラー・バンドを磨き出しにしました。


煙室部分、煙室扉、煙突を艶消しブラックで塗装後、再組み立てを行い試験走行させました。幸運にも生地状態の時と同じ様にスムーズな走行を見せて呉れました。


写真ではよく判らないのですが、ケサギの際の疵などがあちらこちらにあります。もっと丁寧に工作をする必要があると痛感しました。
この2800についても、写真や資料を頂いた今野さんや近藤一郎さんのお陰でやっと完成させることが出来ました。又、一昨年のクラブの総会にわざわざ岡山から持って来て下さった結縁さんの2800も大いに参考にさせて頂きました。
そして、忘れてはならないのが、この2800を作る切っ掛けを下さった北海道の坪山さんです。 横浜に戻ることになった際、餞別として頂いた鉄道模型社のエッチング・キットがなければ、このスイス製の華奢な2800を作ることはなかったと思います。
皆さん、本当に有難うございました。

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