2700組立記(10)

形式2700


やっと涼しくなって来たと思ったら、10月に入って最初の日曜日の昨日は7年振りの真夏日。とは云っても季節は確実に進むんでしょうネ。所が、工作の進捗状況は芳しくありません(毎週、毎週同じことを書いているので、皆さんには耳蛸でしょう)。
今日は、上手く直角が出ていなかったキャブ後部妻板の半田付けをし直しました。一旦、半田付けが終わった部分だけを上手く外すのは難しいですネ。外したいときは外れず、外れなくて良い時に、ポロリと外れてしまう。本当にママなりませんネ。今回は、濡れ雑巾をサイド・タンク部分に巻いて熱が伝わらない様にして何とか上手く外す事が出来ましたが、危ない橋でした。
妻板の直角を確保して半田付けをし直し、下回りに乗せて見ました。かなり2700らしく見えます。煙室の下がスカスカになっていますが、サドルの位置決めが出来ていないのでまだ取り付けていないためです。

2700組立記(9)

形式2700

自然とは不思議なものですネ。一昨日のお彼岸の中日を過ぎて、急に涼しくなり、蝉に替わってコオロギが幅を利かして来ていますネ。やっと、半田鏝の熱が気にならなくなる季節がやって来ました
しかし・・・・、やはり工作の方は余り進みませんでした。27の時はクラブのコンペの締め切りに間に合わせる為に、必死だったのですが、この2700はそんな予定もありませんし、気が向いた時に一寸手を付け、気が向かなければ眺めているだけと、チンタラしているからでしょう?
ボイラーを取り付けました。かなり、2700の雰囲気が出てきましたネ。

2700組立記(8)

形式2700

暑さにめげずに半田付けをしました。先週に引き続いてキャブ周りの組立です。
このキットのコール・バンンカーの妻板の幅は27mmとなっており、それをサイドタンクの側板の内側に芋付けする仕様です。従って、キャブ幅は28mm(27mm+板厚x2)となり、スケール通りです。
しかし、この芋付けは、後ろから見た場合にキャブ板の厚みが見えることになるので、何とかしたい所です。キャブ板とこの妻板の両端をそれぞれ45°に削れば簡単に解決するのですが、そうするとキャブ幅が狭くなり過ぎるし、それが厭なら妻板を作り直す以外には方法はありません。
しかし、この妻板だけを特注でエッチングに出すのも現実的ではありませんし、小生が出来るリベットは打ち出しですが、そうするとキャブやサイドタンクのリベットと感じが違って来ますし、困りました。先輩諸兄はこの様な場合、どうされているのでしょうか?
結局、良い解決策も見つからぬまま、暑さにも負けて指示通りに組み立てることにしました。後々後悔することになるかも知れません。

2700組立記(7)

形式2700

9月に入り朝晩には涼しい風が吹く様になって来ましたが、日中はマダマダ暑い日が続いていますネ?。しかも、毎週の様に台風の来襲があるし、大きな地震も多い様に思います。何か変ですネ。

とばかり云ってられないので、久し振りに半田鏝を握りました。

取説の順番に従って、サイド・タンク部分です。従来は余り治具を作ることはしていなかったのですが、我が属するクラブの先輩諸氏に習って治具を作ることにしました。今回は、サイド・タンクの厚みを決めるものと上蓋の位置決めのための2種類です。特に上蓋はサイド・タンクの上端から0.3mm下げる様にとの指示ですので、位置決めを単純化するためにも作って良かったと思っています。両方とも木片をミーリングして作りました。
たったこれだけのサイド・タンクの半田付けですが、汗びっしょりになってしまいました。

2700組立記(6)

形式2700


立秋が過ぎたのに毎日暑い日が続いています。 でも、蝉の声の中にツクツク法師の声が聞こえて来る様になって来ましたので、もう暫くの我慢でしょう・・・が、それにしても暑い!!!!
と云う事で、久し振りに鉄模に手を出しました。 

さて、珊瑚のキットの出来は文句なく良いと思っています。 しかし、B?6シリーズのキットで不満があるとすれば、サイドタンクや窓の縁取りが平板になっている点です。 これはエッチングで表現している以上仕方のないことで、珊瑚だけのことではないようです。
そこで、前の2500の時と同じ様に、0.4mmの真鍮線から半甲線を削り出して、サイドタンクの上端に半田付けをしました。 写真では分かり難いかも知れませんが、下が加工済みのもので上は未加工のものです。 この後、窓の縁、後部コールバンカーにも半田付けをします。
半甲線の作り方は、至って簡単です。 カッターの刃を上向きにバイスに咥えて、真鍮線を両手で引っ張る様に保持したまま、そのカッターの刃と直交する様に左右に動かすと簡単に削れます。 只、力の入れ具合によっては、途中で切れたり、削り代が不均衡になりますので、一寸したコツは必要かも知れません。

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