2700組立記(15)

形式2700



サドルの問題が解決した所で、床板にバッファーや真空ホースを半田付けした。
付属のバッファーは1.4mmのネジが切ってあり、ビームにネジ留めする方式なので、このバッファーの座金を1.4mmのネジで仮止めしてから半田付け。 九重高原鉄道の平尾さんお勧めの黒染めのネジを使用した。 仰る通り半田が回ってしまうこともなく上手く行った。
次に、後部のエアホースの取り付け。 ロスト製のエアホースに真鍮の小片を半田付けして、この小片を頼りにビームに固定する方式になっている。 このままでは煙室サドルの場合と同じ問題が出てしまう。 小生の腕ではこのエアホースをビームに半田付けする前に、真鍮の小片の半田が熔けてしまうのは自明の理。 従って、この小片の固定を銀ロウで行って、エンドビームに半田付けをした。 銀ロウと半田の住み分けを上手く考えれば、工作方法も広がって来るに違いない。

急ぐ旅ではないので、この状態で記念撮影。
ウ?ン。 バッファーの向きが何か変!!!!!
ビームの直角をチェックして見る必要がありそうだが、それは次回以降。

2700組立記(14)

形式2700


久し振りの2700組立記の更新となった。

釣りに忙しかったこともあるが、それよりも煙室のサドルに手こずっていたのが原因である。 サドルを構成するパーツの作り直しはその気にさえなれば簡単だが、この細かいパーツを半田付けをしてサドルとして完成させたとしても・・・。
お察しの通り、それを煙室に半田付けをする段になって、バラバラになってしまうことは目に見えている。さて、どうするか? 結局その方法を考えるよりも、釣りのこと考えたり準備したりしている方が長かった。
と云う訳で、工作が遅々と進まなかったのだが、昨日、鉄道模型仲間数人の方々とお会いして色々と話をしていて、「これじゃ?、イカン」となった。

色々と無い知恵を絞って見たが、所詮頭の硬い小生には名案が浮かんで来る訳もなく、ミニトーチを使って銀ロウ付けにした。 只、銀ロウ付けの場合はロウ付けするパーツの保持方法にいつも悩んでしまう。 このサドルの場合も例外でなくいろいろと悩んで見たものの、結局は何時も通パーツ同士を立て掛けた状態で行った。

このサドルが完成して煙室に半田付けをする前に、紙やすりで底の部分を仕上げをしたのだが、ここで失敗をした。 注意をしていた積りだったが、手の動きがシーソー運動をした様である。 サドルの前部が少し斜めに切れてしまった。
またまた作り直す気がしないので、そのまま煙室に半田付けをしたが、写真を見ると良く解る。 矢張り造りなおすべきだったかも知れない。

このサドルを床板にネジ止め、更に上回りを床板にネジ止めした状態で、サドルと煙室の半田付けを行った。 位置決めをどうするか、事前に色々と考えて見たが、この方法が最も簡単で確実だった。

2700組立記(13)

形式2700


つまらない写真で眞に恐縮。
煙室のサドル部分を作り直した。 写真の上に写っているのはキットの物、下の2枚は自作した物。 キットのパーツに比べて0.5mm程高くした。

しかし、よくよく考えて見ると何故サドルの高さが不足することになったのだろうか?
ハイトゲージでボイラーの最上部までの高さを測って見ると、キット付属の図面よりも若干高くなっている様だ。 とするとキャブ前部妻板の位置も違っている??? 考えられる箇所を色々とチェックしたが何故? 結局は、組み立て誤差と云う事しか考えられないが・・・。

残りはこのサドルの前後の妻板を切り出し、組み立て煙室下部への半田付けだが、その位置決めをどうするか?

2700組立記(12)

形式2700


10月も中旬になってしまいました。 ついこの前まで「暑い暑い」を繰り返していたのに、もう2ヶ月余りで年替りですネ?。

さて、今日は煙室を支えるサドルを組み立てました。
その後、ボイラーを下から支えるステーを半田付けした所、ステーの高さが不足することに気が付きました。 高さを合わせるとボイラーの欠き取りがモロに見えてしまいます。 仕方がないので、1mm板から現物合わせで新調しました。
スクラッチをしている時は、何度も同じパーツを作り直すなんて、余り苦に感じることはないのに、キットの場合は色々と考えて中々手が進みません。 どうしようもないのに付属のパーツの取り付け方法を何とか工夫して使うことを考えてしまいます。 このステーもそうでした。 結局、作り直すか直さないかで結構時間を食ってしまいました。
自作のステーを半田付けし、煙室サドルをセットして見ると、案の定、高さが足りません。 しかも切ってあるネジの位置も違う様です。 次は、サドルの作り直しになりそうです。

2700組立記(11)

形式2700


何だか最近は寒暖の差が大きいですネ。今日は長袖のシャツを着ていないと寒い位です。

と云う訳で、半田付けも苦にならなくなりましたので、キャブ窓などの縁取りを行いました。縁取りにした半甲線は前回造り置きしていたものを使いました。エッチングのままより遥かにラシクなったと思います(自己満足ですが・・・)。
0.4mm径ですが少々細過ぎた様で、エッチングの縁取りが少し隠しきれていません。次作は0.5mmでやって見ようと思います。その他、給水ハッチ、ハンドレール・ノブを半田付けしました。

« 古い記事 新しい記事 »