1060製作記(228) 後部ステップ

フル・スクラッチ 上回り 形式1060

後部のステップを作成した。
ステップは随分前に作っていたのだが、何となく気に入らなかったので、今回、改めて作り直した。

素材は0.3mmの洋白板で、前回は糸鋸で切り出したのだが、今回は、フライス盤で切り出した。

この後、ブレーキエア・ホースブレーキ配管の残り部分の工作に入ろうと思った所で、解放テコ関係の工作を失念していることに気が付いた(汗)
解放テコ関係は図面にも起し忘れていたので、当然のことながら前部の工作もしていない。

と云う訳で、後部のブレーキ関係を終えて、解放テコ関係の工作に入ることにした。

1060製作記(227) リア・ランプ掛け-2

フル・スクラッチ 上回り 形式1060

0.3mmの真鍮線で取り付けボルトを表現し、整形した後切り離した上で、コールバンカーの妻板にハンダで固定をした。

素材は洋白ではなく真鍮のまゝなので、強度に不安は残るが・・・・。

1060製作記(226) リア・ランプ掛け-1

フル・スクラッチ 上回り 形式1060

この形式1060の後部に設置されているランプ掛けを作ろうとしたが、ちょっと他には見ない形状をしている。
『他には見ない』としたのは、小生の非常に浅い知識から、その様に思ったもので、実際には広く使われている形状かも知れない。
何れにしろこの形状をしたパーツをどの様にして作成するか・・・・。

当初は洋白の帯板を折り曲げて作れないかと、色々と考えてみた。しかし、折り曲げて一体に作るのは、どうしても無理がある。そこで2分割で作ることを考えた。この場合は、ランプ掛けとしてのパーツを作る分には問題なさそうだが、そのパーツをコール・バンカーの妻板にハンダ付けする際に、簡単にバラバラになってしまい、この段階で躓いてしまうことが目に見えている。
結局、ランプ掛けを一体として作るには、材料を削り出す以外にないとなった。

と云う訳で、真鍮のブロックの端材を使って、試しにフライス盤で削り出してみた。その上でバリなどをヤスリで取ったのが、この写真。

必要個数は2個だが、予備を含めて3個分を削り出したもので、これで、何とかランプ掛けが作れる見通しが付いた。
後は、取り付けボルト用の穴を空けることと、切り離し作業が残っている。

本来は、強度を考えて真鍮より少し硬めの洋白を使いたい所だが、生憎、手持ちがないので、このまゝ進めようと思う。

1060製作記(225) 後部蒸気管

フル・スクラッチ 上回り 形式1060

後部蒸気管の工作を終えた。
元々、キャブ下の蒸気管は図面に描き起こすのを失念しており、フロントデッキ蒸気管の工作をしている際に、気が付いたもの。

蒸気管そのものは、前部の蒸気管同じ様に、0.8mmや1.0mmのパイプや真鍮線を組み合わせて作ったものだが、前部で嫌と云う程作る羽目になったので、難なく終えることが出来た。

所が、蒸気管を何処に固定するかが問題・・・・。
イ)キャブの床板、ロ)ビーム、ロ)従台車、ハ)フレームの4案、考えられる。

図面を描き起こす際に、失念せずにいたとすれば、恐らく、キャブの床板かあるいはビームに固定する方法を採っていたと思う。
この方法は蒸気管を避けるために、フレームに大きく手を加える必要があるが、現物合わせで工作を進めなければならない現段階では、フレームに歪を生じさせることにもなり得るので、出来れば避けたい。

従台車に固定する方法は、従台車と一緒に首を振るのでもう一つ頂けない。

と云う訳で、フレームの端をヤスリで少し削って加えてスペースを作り、そこに固定することにした。
しかし、この方法は、取り付け位置がスケールよりも若干が高くるため、ビームと干渉することになるのが欠点だが、フレームを歪める心配もない上、ビームを欠き取る部分も0.5mmもないので、目立つことはないだろう。

と云う訳で、後部蒸気管の工作を何とか終えた次第。

1060製作記(224) フロントデッキ – 12

フル・スクラッチ 上回り 形式1060

ランプ掛けを、1.0mm厚の洋白板を凸形にフライス盤で削り出して作成し、フロント・デッキに半田付けをした。

色々と気に入らない所はあるが、取り敢えず、これでフロント・デッキの工作を終了。

次は、後部の蒸気管の工作に移ることにする。

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