1060製作記(225) 後部蒸気管

フル・スクラッチ 上回り 形式1060

後部蒸気管の工作を終えた。
元々、キャブ下の蒸気管は図面に描き起こすのを失念しており、フロントデッキ蒸気管の工作をしている際に、気が付いたもの。

蒸気管そのものは、前部の蒸気管同じ様に、0.8mmや1.0mmのパイプや真鍮線を組み合わせて作ったものだが、前部で嫌と云う程作る羽目になったので、難なく終えることが出来た。

所が、蒸気管を何処に固定するかが問題・・・・。
イ)キャブの床板、ロ)ビーム、ロ)従台車、ハ)フレームの4案、考えられる。

図面を描き起こす際に、失念せずにいたとすれば、恐らく、キャブの床板かあるいはビームに固定する方法を採っていたと思う。
この方法は蒸気管を避けるために、フレームに大きく手を加える必要があるが、現物合わせで工作を進めなければならない現段階では、フレームに歪を生じさせることにもなり得るので、出来れば避けたい。

従台車に固定する方法は、従台車と一緒に首を振るのでもう一つ頂けない。

と云う訳で、フレームの端をヤスリで少し削って加えてスペースを作り、そこに固定することにした。
しかし、この方法は、取り付け位置がスケールよりも若干が高くるため、ビームと干渉することになるのが欠点だが、フレームを歪める心配もない上、ビームを欠き取る部分も0.5mmもないので、目立つことはないだろう。

と云う訳で、後部蒸気管の工作を何とか終えた次第。

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