2700組立記(19)

形式2700

この所、工作が全く進んでいない。
と云うのも、このキットの2700は、第3動輪と従台車の間に何も無くあっさりとしてスカスカ。しかもコールバンカーの下にある左右のエア・タンクの配管も省略されている。しかし、写真を見ると何やらブレーキ関係の装置らしき物やパイピングが見えるし、結構目立っている。
珊瑚のキットは組み易くて良い出来だとは思うが、このあたりは不満の残る所で、何とかしようと考えた。但し、写真では詳細は当然のことながら、よく見えない。でっち上げるしかない。でっち上げるにしても知識のない小生にはその根拠もないので、手許にある資料を当たって見たが、ヒントになる様な記事も探し出せず、判らないまま仕掛品を見て色々と悩んでいた。
と云う訳で、頓挫したまま、新年を迎えてしまうことになった。
年も明け初出勤の日、お屠蘇気分が抜け切っておらず2700の下回りをボーと考えていて、フッと、以前教えて頂いたWEBのURLを誤って消してしまっていることを思い出し、所属しているKKCの中村さん宛てにメールを出させて頂いた。アドレスはプライベイトなものだったから、帰ってから返事を拝見することになるだろうと思っていたが、予期せぬことに直ぐに返事を頂いた。職場からだと仰る。
正月早々、公私混同をさせてしまった様だが、まぁ、正月だから許して頂こう・・・。
と云う訳で教えて頂いたURLは、もけい工房ぽっぽの鉄道模型ギャラリーである。このHPの管理人の方は、本当に数々の蒸気の組立やら改造を生業にしておられるので、色々と参考になる。早速、就業時間中であるが、HPを訪問し作品を色々と見させて貰ったが、良く判るアングルの写真がなかったり、あっても暗く潰れていたりして良く判らない。
しかし、その後、中村さんから参考資料の連絡を頂いた。
中村さんには正月早々大変なご迷惑をお掛けしてしまった。この場を借りてお礼とお詫びを申し上げる次第。
これらを参考に何とかでっち上げようと考えている。が、キットに追加したり改造するのは付属のパーツを生かそうと考えてしまうので、かえってスクラッチよりも難しいかも知れない。

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