1060製作記(24)フレーム-8
2015/09/04
フライス盤のズレ問題・・・・。
折角、設備投資をして鉄模に力を入れようと思っていたのに、ズレがどうしても解消しない。ズレの原因は良く分からないが、今にして思えば、早く工作に使いたくて、DRO化工作が御座なりになっていたきらいが無きにしも非ず。
と云う訳で、DRO化をやり直すことにした。
しかし、問題はノギスのデータ表示部の取り付け方法で、当初は、裏蓋にタップを立ててネジ止めにする積りでいた。しかし、その裏蓋がドリルの刃先をお釈迦にする程硬くて穴が開けられず、已む無く両面テープを使った経緯がある。
DRO化をし直すのに、同じ方法ではやり直す意味がない。
色々と考えたが、良い方法が思い付かず、結局、2液性エポキシで接着してしまうことにした。
そして、ノギスを組み立ててデータ表示部をスライドさせていて、一ヶ所だが、引っ掛かって動きが重くなる個所があるのが分かった。フライス盤への固定がネジ止めであれば、多少の引っ掛かりは問題ない。しかし、磁石を使っているため、横方向への圧力には弱い。そこで、引っ掛かる部分をやすりと砥石でキサゲを施して、滑らかに動く様にした。
更に、フライス盤のテーブルのX軸、Y軸への取り付けは、出来るだけテーブルに平行になる様に慎重に行った。
その上で、四角形を描くテストをしてみた所・・・・・。
見事に、出発点に戻って来ている。
もう少し使い込んでみないと安心と云う訳には行かないが、取り敢えず一件落着!
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