5230製作記(109)生地完成

セミ・スクラッチ 形式5230

5230-124R貼り換えたバランスウェイトの塗りに不満は残るが、本体の塗装の際に塗り直しすることとして、工作を進めることにした。

で、動輪の組み立てをしたのだが、ここで又々チョンボ!!

位相を慎重に合わせた上で、フレームに組み込んでモーターを付けようとした所、ギアケースが上手く収まって呉れない。
動輪をばらす前はきちんと収まっていたのに、何故???・・・・・。

よくよく観察すると、ギアを嵌めこんでいる第一動輪には厚みを薄くした軸箱を使うべきだったのに、厚みのある方を使っていることが判った。
13mmに改軌する際にギアケースの厚みを稼ぐために軸箱を薄く削っていたことさえすっかり失念していた。7年も8年も前のこととは云え、情けない(涙)

本来であれば、再度バラシて軸箱を入れ替えるべきだが・・・。
位相合わせも面倒だし、ギアケースをヤスリでシコシコと削るアナログ的な解決方法で誤魔化した。

そして、こうして・・・・・。
2006年4月に着工して以来、遅々として工作が進まず、ここまで辿り着けるか覚束ない状態だった。
しかし、
貴重な写真や図面を提供して下さった銕騎さん
時に触れ折に触れ工作のヒントや励ましをして下さったYukiさん
風前の灯火になりかかっていた鉄模への気持ちを奮い立たせて下さったS野さん
その他沢山の先輩諸氏のお蔭で、何とか生地完成状態に漕ぎ着けることが出来た。
この場を借りて、心からお礼を申し上げる次第。
有難うございました。

“5230製作記(109)生地完成” への2件のフィードバック

  1. Yuki より:

    生地完成、おめでとうございます!
    まだ塗装が残っていますが、次作は何でしょう。

    • mizoken より:

      有難うございます。
      Yukiさん始め沢山の方々に応援して頂いたお蔭です。
      仰る通り塗りが残っていますが、塗りは生地のまま放っておいた2700と一緒にしようと思っています。

      で、次作ですが・・・。
      6120を改造した1060にしようと思っています。これは、歳も歳なので最後のフルスクラッチ機になると思いますが、軸配列が余り例のない4-4-4のタンクで三点支持をどう掛けるか、矩形の窓の枠や煙室扉のクリートをどの様に表現するか。又9mmの先輪をどう入手するか等々関門が多くて、どうしようかと悩んでいます。

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