1060製作記(220) フロントデッキ – 8

フル・スクラッチ 上回り 形式1060

バイスの転倒事故で最初からやり直しになった蒸気管の配管工作だが、先ず、フロントデッキに残った蒸気管の残骸を取り除くことから始めた。

で、ここで、又々、失敗!!
残骸を取り除く際に、少し容量の大きなハンダゴテを使ったのが間違えの元だった。
誰にも一度や二度の経験があると思うのだが、熱が他の部分にまで回ってしまい、気が付くとあらぬ部分のハンダが緩くなって、形が崩れる始末。

と云う訳で、継ぎ手の製作に入る前に、フロントデッキの復旧作業が余分に加わって来てしまった。

フロントデッキの復旧作業が終わった所で、改めて継ぎ手の製作に入った。
継ぎ手の製作そのものは、今回の蒸気管の配管工作で、何度も何度も嫌になる位の量を作ったので、要領は解って居る。しかし、これが思いの外面倒な上、飽きが来ていたこともあって、中々、気に入ったものが出来なかった。

数作った継ぎ手の中から、比較的出来の良いものを選んで、取り敢えずフロントデッキの上部と下部に分けて、配管を組み上げた。
次は、イヨイヨ、フロントデッキにハンダで固定する作業になる。前回は、この段階でバイスを転倒させてしまったので、次回は、慎重に工作を進めようと思う。

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