1060製作記(206) ブレーキ – 8

フル・スクラッチ ブレーキ関係 形式1060

ブレーキの組み立てに入ろうとした所で、U字型をした継手の作成を忘れていたので、0.2mm(厚) X 1.0mm(幅)の帯板を素材にして、急遽作成に掛った。

その後、組み立て作業に入ったのだが、早速躓いた(汗)

写真は仮組の状態だが、ブレーキ・シューの位置が外側に寄り過ぎていて、動輪の面よりも飛び出している。改めて図面を確認すると、ギリギリ動輪の面に収まる様にしているのだが、例によって工作精度が悪いことが原因だろう。

現物を色々な角度から眺めると、動輪のフランジとの間に左右各0.5mm程の余裕がありそうなので、少し詰めて収まりを良くしたいと思う。そのためにはブレーキ梁継手を改めて作り直す必要があるが、仕方がない。

そんなことを考えながら、蒸気機関車メカニズム図鑑をツラツラと眺めていてブレーキロッドブレーキ梁の繋ぎ方が、こんなに単純なものではないことに気が付いた。図鑑に載っている解説図は近代の蒸気機関車のもので、制動力を均一にしたり強くするために、色々と改良されて来た結果だろう。対して、小生が今手掛けている古典機形式1060でも同じ構造をしていたかどうか判らないが、これまで全く気にしていなかったので、些か虚を突かれた格好。
そこで改めてLocomotive Dictionaryで参考になる図はないかと、探してみた所、それらしい図を見付けることが出来た。掠れていて良くは見えないが、その図によると、どうやら、形式1060の原型である6120形が造られた時代には、既に、複雑な繋ぎ方になっていることが解った。

と云う訳で、1歩進んで2歩下がる状態で、遅々として進まないが、また、やり直しとなってしまった。

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