1060製作記(175) 管継手
2020/02/18
そろそろ、エアブレーキの配管工事に入らなければならない段階だが、車体の側面を這い回っている配管を1本の真鍮線で表現するなんて技は、小生には当然ながらある訳がない。
何処かで繋いでそれらしく誤魔化さなければならないし、実物も、不鮮明な写真ではどの様に繋いでいるのかは定かではないにしろ、何処かでパイプを繋いでいる筈。
と云う訳で、パイプの継手を作ろうと思ったが、生憎、小生の持っている資料では大きさも形もさっぱり分からない。省略する手もあったが、その場合は真鍮線を芋付けすることになる。しかし、芋付けするだけでは強度に問題があるので、それらしい継手をでっち上げることにした。
先ず、素材は内径0.4mm、外径0.8mmと内径0.8mm、外径1.2mmのパイプを使うことにした。
その上で、内径0.4mmのパイプは、内径を繰出し管の径に合わせて0.5mmに広げ、長さ1mmで切り出し、内径0.8mmのパイプは0.5mm長で切り出した。
そして、試しにボツにした繰出し管に取り付けて見た。
遠目ではそれらしい雰囲気が出ていたので、これで進めようかと思ったが、近くで見ると鍔にした外径1.2mmのパイプがのっぺりとしていて、もう一つ。
そこで、外径1.2mmのパイプをヤスリで簡単に六角形に削ってみた。アナログ作業でやったため、正確な六角形ではないが、それらしい雰囲気が増した様に思えるので、これで行こうと思う。
(写真はピントが良く合っていないので解り難いが、右側が加工前、左側が手を加えて六角形に加工したもの)
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