1060製作記(134) フロントデッキ – 4

フル・スクラッチ 上回り 形式1060

色々と考えてみたが、先輪のアタリを避ける欠き取りを簡単で正確に実現する方法が思い付かない。

と云う訳で、伝統的な方法で欠き取ることにした。
詰まり、DSMの3D図面の当該部分を二次元に変換した上で、欠き取る部分を座標化して材料に罫書き、ヤスリでシコシコと削り取る方法にした。

側板にする帯板は、前作をバラシて伸ばそうと思ったが、曲り癖が取れず、綺麗に伸びなかったので、改めて0.4mm板から切り出して、前述の座標に基づいてヤスリで仕上げた。

この帯板をジグを使って曲げるのだが、曲げに従って帯板が伸びて、欠き取り位置がずれてしまう惧れがある。
やって見て、ずれている様であれば、現物合わせで調整することになる。

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