1060製作記(131) フロントデッキ – 1

フル・スクラッチ 上回り 形式1060

煙室廻りの工作が一段落したので、続いてフロントデッキの工作。

工作に掛かる前は、それらしく簡単に作ろうと思っていたのだが、資料の写真を見ると、結構ごゴチャゴチャしているのが分り、それが気になり出した。しかし、それらを表現するには、写真がピンボケな上に暗部が潰れているので、細部が全く判らない。

そこで、先ず、最も目立つブレーキ関係の配管と、それより若干太い配管を作って済ませる積りにしていた。その太い配管デッキの天板を貫通して下に延びており、ビーム板の下に顔を出している様に見える。この太い配管は後部のコールバンカーの下にも見えるが、しかし、残念なことに、この手の知識のない小生には、その太い配管の機能が解らない。
折角、スクラッチする以上は、機能・役目を知っておきたいと色々と調べてみたが、結局判らず仕舞。

とまぁ、ここで躓いていたのだが・・・・・。

機能が解らないまゝ工作を進めるのはジクジたる思いがあるが、兎に角、図面を描き直すことにした。
また、書き直すに当たって、写真を改めて良く見ると、デッキの天板のコバが見えている。と云うことは、天板の端がビームの面より少し飛び出している筈。そして、天板をビームや側板に固定しているリベット、若しくはボルトの様な影が所々見える。
と云う訳で、この点もその様に描き改めた。

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