1060製作記(135) フロントデッキ – 5
2017/10/17
先輪のアタリを避けるための欠き取りを行った帯板を、1060製作記(132)で紹介した冶具を用いて曲げ加工を行った。
その上で、天板を半田付けした後、0.3mmの真鍮線でボルト(リベット)を植え込んだが、この工作で0.3mmのドリル歯を4本も折ってしまった。
0.3mmの細いドリルをピンバイスで扱うのは、刃の破損に繋がること必至なので、これまでは避けて来た。しかし、0.2mm厚の天板に植え込み用の穴を開ける際、試しにピンバイスで慎重にやって見た所、刃を1本も破損させることなく出来た。
今、考えると、ここで上手く行ったのが良くなかった。
側板に天板を半田付けする際に、半田で埋まってしまった穴を開け直し、ついでに側板の妻側にも少し彫りこもうとしたら・・・・・。
と云う訳で、アッと云う間に4本も駄目にして、刃のストックも2本になってしまった次第。
こんなこともあって、少々嫌気が差して若干時間が開いてしまった。
この後は、このフロントデッキの上に見えている配管やランプ掛けと云った工作があるが、気分を変えるために、一旦、フロントデッキの工作は終わりにして、次は煙突やドームの作成に入ろうと思う。