5230製作記(25)
2007/04/02
暫く工作から遠ざかっていたので、久し振りの更新になる。
今、改めて振り返って見ると、何と1月9日の更新が最後。以来、1週間、1週間と工作をせずにいるうちに、3ヶ月間も経ってしまい、つい先日、新年を迎えたばかりだと思っていたが、既に桜も満開を過ぎ様としている。
アァ、正に光陰矢のごとし・・・・。
問題の5230は、テンダーの車輪をロンビク・イコライザーにどの様に取付けるかで頓挫している。 このまま工作を続けても良いのだが、結局、これまでと同じ様に、どうしようかと眺めて考えて終わってしまう様な気がする。折角、又工作をする気になったのだから、ここは一発気分転換に目先を変えることにした。
気分転換と云っても、罐から手を付けるか、テンダーから手を付けるかの順番の問題でしかないが、テンダーは一先ず置いておいて、罐の方を手掛けることにした。
所が、2800の時も感じたことだが、この鉄模社のエッチング・キットの古典機は16.5mmに合わせてどうも部分部分の大きさを1割程度スケールを変えている様に思える。 結局2800の時はキット付属のパーツを利用したスクラッチに近いものだった。更に、5230の動輪直径はスケール通り換算すると17.1mmだが、キット付属の動輪は17.5mmもある。この辺りもオーバー・スケールの原因かも知れない。
さて、どうするか?
折角のエッチング板を無駄にするのも勿体無い。オーバースケールを承知で工作を進めるか?
しかし、古典機の場合は車体幅が狭いので、余りにもオーバースケールだと雰囲気を損なうことに繋がるし、何のために13mmを採用しているのか解からなくなる。車体幅をスケールに近付けるとキットのキャブ妻板が使えなくなる。とするとリベットを打ち出して自製する以外にない。従って、キャブ側板のリベットも打ち出さなければバランスを崩すことになる・・・。
幸い動輪は直径17mmのD型用のものがある。スポークの数やバランス・ウェイトの形状が違うかも知れないが、キット付属のものにしても大差ないだろう。ここは直径を重視しよう・・・・。
と云うことで、2800の時と同じ道を歩むことになってしまったので、当分、図面引きに終わりそう。