※ カテゴリー別アーカイブ:セミ・スクラッチ ※

5230製作記(80)

セミ・スクラッチ 形式5230

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久し振りの模型工作。

実は、この蒸気にはキャブ妻板の直前、安全弁との間に何やら良く解からないものがある(汗)
最初の内は、省略してしまう積りでいたのだが、結構目立つ存在である上に原型にもある。
改造される際に設置されたものなら、なくても何とか良い訳は出来る(?)が、輸入当初からあるとすれば、省略するのは少し乱暴過ぎるのじゃないかと考えた。

所が、長岡京市のK氏から頂いた写真にも、明治の機関車コレクションの写真番号293~298にも写っているが、形が良く解からない。
さて、どうするか・・・・・・と考えている内に時間ばかり経ってしまい、気が付けば3月も1週間過ぎ。

と云うことで、何とかそれらしいものをでっち上げてしまおうと、割り切って工作を再開した次第。

2本の垂直に立った筒状の物は、恐らくバルブではないかと思うが、ハンド・レール・ノブを使ってみた。
その他は、内径0.2mm外径0.6mm、内径0.4mm外径0.8mmや内径0.6mm外径1.0mmのパイプを組み合わせて纏めた。

試しにボイラーに仮止めしてみたが、少し大き過ぎたかも知れない・・・。

尚、写真は新に手に入れたOLYMPUSのXZ-1スーパーマクロモードで撮って見たもの。これまでのIXYよりも接写した場合の歪が少ない様に見える。

5230製作記(79)

セミ・スクラッチ 形式5230

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キャブ屋根の作成に掛かった。

屋根の厚みを1mmとして、実験的に0.6mm厚の梁を0.2mm厚の燐青銅板でサンドイッチする構造とした。

1)先ず、梁の作成だが、曲げ加工し易くするために、0.6mm厚の真鍮板を漢字のの時にくり貫いた。
2)次いで、0.2mm厚の燐青銅板を2枚、屋根の寸法に切り出し、
3)更に、内1枚に0.2mm厚・0.7mm幅の真鍮板をリブとして半田付けした。
4)その後、1)で作った梁を燐青銅板で挟み込んでハンダ付けして、屋根の原型を作成した。

そして、キャブの妻板のカーブに合わせて曲げ加工する段取りだったが・・・・。
これが想像以上に難物で、直径60mmの鉄棒に押し当てて曲げようとしたが、三本の矢の故事じゃないけれど、びくともしない
やはり、其々に曲げ加工をしてから貼り合わせるべきだったか・・・

しかし、折角ここまで作ったものをボツにするのも勿体ないので、得意の力業で何とか曲げてみた。
だが、この力業が曲者で、これが故に出来上がっても歪だらけの見に耐えない作品になってしまうのだろう(汗)

5230製作記(78)

セミ・スクラッチ 形式5230

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前回、集中力が足りなくて誤って削ってしまったバンドを貼り替え、ボイラー控えの工作をした。

ボイラー控えは、
1)外径1.2mm内径0.8mmのパイプの中に
2)外径0.8mm内径0.4mmのパイプを通して
3)更に0.6mmのドリルで内径を広げた後
4)そこに1辺0.5mmの各線を通して
それらしく整形した。

実際のボイラー控えは、蒸気圧でボイラーが変形しない様に左右を水平に連結する構造になっているのだが、今回の模型化では形式27と違って個別に4個作成した。

5230製作記(77)

セミ・スクラッチ 形式5230

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ボイラー・バンドを巻いた。

バンドは、
1)0.2mm厚の真鍮板を1~2mm幅に切断した帯び板を、
2)0.7mm厚の洋白板の厚み側に必要枚数半田付けをしてから、
3)洋白板の厚みをガイドにヤスリで削って
作ったもの。
細い帯び板を作る時にいつも採用している方法だが、こうすればかなり正確な幅の板が作ることが出来る。

バンドをボイラーに半田付けをして、キャブと一体になったサイド・タンクの上板が当たる部分をルーターで削ったのだが・・・・。
勘違いをして削る必要のないバンドまで削ってしまった(汗)

幸い、帯板は予備用に1本多く作っていたので、半田付けをし直せば良いのだが、集中力が足りないなぁ~

5230製作記(76)

セミ・スクラッチ 形式5230

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煙突、スチーム・ドームを新たに作った勢いで、安全弁の台座も削り出した。
裾のカーブの整形では、ルーターを使って見た。
極小の球状になったダイヤモンド・ビットで慎重に作業をすれば、ヤスリでシコシコと削るより楽に出来ることが分かった。

形式27と同じ様に、安全弁そのものは2mmの真鍮線から削り出した。しかし情けないことに前後で少し高さが違ってしまった(汗)
何とかなるだろうと考えて台座に半田付けをしてしまった後に、キットに付属していたことを思い出した。
あぁ、後の祭り(涙)

中央のバネも形式27と同様で0.6mmの真鍮線に0.3mmの真鍮線を巻き付けてそれらしく表現した。

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