1060製作記(227) リア・ランプ掛け-2
2021/10/07
0.3mmの真鍮線で取り付けボルトを表現し、整形した後切り離した上で、コールバンカーの妻板にハンダで固定をした。
素材は洋白ではなく真鍮のまゝなので、強度に不安は残るが・・・・。
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2021/10/07
0.3mmの真鍮線で取り付けボルトを表現し、整形した後切り離した上で、コールバンカーの妻板にハンダで固定をした。
素材は洋白ではなく真鍮のまゝなので、強度に不安は残るが・・・・。
2021/10/04
この形式1060の後部に設置されているランプ掛けを作ろうとしたが、ちょっと他には見ない形状をしている。
『他には見ない』としたのは、小生の非常に浅い知識から、その様に思ったもので、実際には広く使われている形状かも知れない。
何れにしろこの形状をしたパーツをどの様にして作成するか・・・・。
当初は洋白の帯板を折り曲げて作れないかと、色々と考えてみた。しかし、折り曲げて一体に作るのは、どうしても無理がある。そこで2分割で作ることを考えた。この場合は、ランプ掛けとしてのパーツを作る分には問題なさそうだが、そのパーツをコール・バンカーの妻板にハンダ付けする際に、簡単にバラバラになってしまい、この段階で躓いてしまうことが目に見えている。
結局、ランプ掛けを一体として作るには、材料を削り出す以外にないとなった。
と云う訳で、真鍮のブロックの端材を使って、試しにフライス盤で削り出してみた。その上でバリなどをヤスリで取ったのが、この写真。
必要個数は2個だが、予備を含めて3個分を削り出したもので、これで、何とかランプ掛けが作れる見通しが付いた。
後は、取り付けボルト用の穴を空けることと、切り離し作業が残っている。
本来は、強度を考えて真鍮より少し硬めの洋白を使いたい所だが、生憎、手持ちがないので、このまゝ進めようと思う。
2021/09/27
後部蒸気管の工作を終えた。
元々、キャブ下の蒸気管は図面に描き起こすのを失念しており、フロントデッキの蒸気管の工作をしている際に、気が付いたもの。
蒸気管そのものは、前部の蒸気管同じ様に、0.8mmや1.0mmのパイプや真鍮線を組み合わせて作ったものだが、前部で嫌と云う程作る羽目になったので、難なく終えることが出来た。
所が、蒸気管を何処に固定するかが問題・・・・。
イ)キャブの床板、ロ)ビーム、ロ)従台車、ハ)フレームの4案、考えられる。
図面を描き起こす際に、失念せずにいたとすれば、恐らく、キャブの床板かあるいはビームに固定する方法を採っていたと思う。
この方法は蒸気管を避けるために、フレームに大きく手を加える必要があるが、現物合わせで工作を進めなければならない現段階では、フレームに歪を生じさせることにもなり得るので、出来れば避けたい。
従台車に固定する方法は、従台車と一緒に首を振るのでもう一つ頂けない。
と云う訳で、フレームの端をヤスリで少し削って加えてスペースを作り、そこに固定することにした。
しかし、この方法は、取り付け位置がスケールよりも若干が高くるため、ビームと干渉することになるのが欠点だが、フレームを歪める心配もない上、ビームを欠き取る部分も0.5mmもないので、目立つことはないだろう。
と云う訳で、後部蒸気管の工作を何とか終えた次第。
2021/09/18
ランプ掛けを、1.0mm厚の洋白板を凸形にフライス盤で削り出して作成し、フロント・デッキに半田付けをした。
色々と気に入らない所はあるが、取り敢えず、これでフロント・デッキの工作を終了。
次は、後部の蒸気管の工作に移ることにする。
2021/09/15
折れた箇所を単純にハンダで固定しただけでは、接続面は極めて小さく、しかも、支点が一箇所だけなので、少し指が掛かっただけで、簡単に折れてしまうのは必至。
そこで、実車にはないが、支柱を立てる事を考えた。しかし、この方法では支柱を立てる場所が問題になる上、0.8mmの蒸気管に工作をしなければならなくなる。だが、出来れば蒸気管にこれ以上手を加えたくはない。
何か他の方法は・・・と考えていて、ブレーキ管を支柱の代わりにする方法を思い付いた。この方法であれば、蒸気管に手を加える必要はなく、更に、実車にもない支柱を立てる必要もない。幸い、蒸気管とブレーキ管の接続部分は、煙室とシリンダーの間になるので、目立つこともない。
と云う訳で、早速、作業に取り掛かったが、やってみると、意外にも簡単に終えることが出来た。
ただ、強度を確保するためにブレーキ管をフロントデッキの天板にハンダ付けをしたので、この部分が若干、特に横から見た場合に、不自然に見えるが、まぁ支柱を立てるよりは良かろうと妥協することにした。