※ カテゴリー別アーカイブ:形式1060 ※
2016/05/13
フル・スクラッチ 先・従台車 形式1060
四苦八苦して、先台車の組み立てを8分程完了した。
こんなパーツでも、ボルト代わりの真鍮線の植え込みを除けば一個当たり12個の部品から出来ており、折角半田付けが終わっている部品が、他の部分を半田付けしている最終に熱が回ってポロリと取れたり・・・・。
そんなこんなで、一個目は試行錯誤して何とか組み上げるのに対して、二個目は一個目で要領を掴んでいるので、手際が良い。
と云う訳で、本来ならば同形であるべきパーツだが、良く眺めてみると、一寸した所に違いが出来てしまう。かと云って、習作分を含めて3個も作る気もしないので、ここは目を瞑るしかないか?
2016/05/09
フル・スクラッチ 先・従台車 形式1060
先・従台車のパーツを少しずつ造り溜めて、漸くほゞ出来上がった。
前回、前々回とフライス盤を利用して罫書く方法を考えてみたが、結局、殆ど罫書くことなく済ませてしまった。
と云うか、フライス盤を使った工作の場合は、罫書き作業は要らないのかも知れない。
ただ、こうして出来上がったパーツを眺めてみると、僅かなズレがあったり、不揃いであったりと気になる点がある。簡易DROの精度の他にも原因があるのかも知れない。
どちらにしろ、これだけのパーツを作り直すのも辛いので、このまま組み立てに入ろうと思う。
2016/05/04
フル・スクラッチ 先・従台車 形式1060
現在、先・従台車のパーツを切り出している所だが、その細かいパーツを一つ一つ罫書くのは、眼が衰えて来ている身にとっては、些か辛いものがる。
そこで、導入したフライス盤を最大限活用すべく、フライス盤を用いて罫書く方法を考えてみた訳で、今回はその第二段。
フライス盤を使う場合、直行する線を引くことは得意だが、斜めの線や円形の線を罫書く場合、色々と工夫が必要となる。前回のパーツはカーブを含む外形だったので、プロット方式によった。そして、今回のパーツは直線で構成されているので、罫書き針をチャックに咥えて直接罫書くことにした。
結果はご覧の通りで、罫書き線としては太過ぎたし、針を回転させながら罫書いたのでバリが出ており、もう一つも二つも改善の余地はある。
しかし、プロットするにしろ直接罫書くにしろ、フライス盤を利用して罫書くのも、罫書く方法としてはあり得るのではないかと思う。
2016/04/29
フル・スクラッチ 先・従台車 形式1060
ロッドは、苦労した割には出来がもう一つで少し不満だが、取り敢えず終了として、先・従台車の製作に掛かることにした。
その前に、塩水浴をさせたクランク・ピンの状態だが、見事にドリルの刃だけが溶けてなくなっていた。
この方法を教えて頂いたYukiさんには、この場を借りてお礼を申し上げたいと思う。有難うございました。
さて、この1060の先・従台車は、内掛け式なので車輪に隠れて台車の構造が、手持ちの資料では良く判らない。と云うことで、図の様なものを適当にでっち上げ、先台車と従台車とは外形は同じにし、軸距だけを変えた。
物作りには欠かせない罫書き作業は、フライス盤を導入して以来、随分と減った。
と云ってもなくなった訳ではなくいので、今回はフライス盤を使って罫書くことを試みようと考えた。
この方法が上手く行く様であれば、小さな材料であっても罫書き作業は随分と楽になる筈・・・。
フライス盤を使って罫書く場合、二つの方法が考えられる。
1)フライス盤のチャックに罫書き針を咥えて、罫書き線を引く方法
2)コーナーの曲がり角などの主要な点をプロットしてマークを付けた上で、そのマークをなぞって手で罫書き線を引く方法
この2種類の方法の内、
1)は工程も少なく正確な罫書きが出来る
のに対して
2)はマークする点の大きさによって、何よりも手作業が入るので精度はかなり落ちるのではないか
と思う。
となれば、迷わず1)の方法によるべきだろうが、今回は敢えて2)の方法によった。
正直に云えば、フライス盤による罫書きを思い付いた際には、1)の方法は、チラリと頭を過ぎった様な記憶はあるが、具体的な方法としては2)の方法しか頭に浮かんで来なかったので、2)によったと云うのが、その理由。1)の方法の方が合理的だと思ったのはこのブログを書いているこの瞬間で、時すでに遅しと云う訳。
次は、1)の方法での罫書きを試して見ようと思う。
2016/04/23
フル・スクラッチ ロッド 形式1060
塩水浴中のクランクピンの様子。
昨日よりも錆が増えており、昨日はなかったカスの様なものも見られる様になって来た。
試しに縫い針で折れたドリルの辺りを突いてみると、未だ残っている様なので、もう少し浸けておこうと思う。
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