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2007/04/02
形式5230
暫く工作から遠ざかっていたので、久し振りの更新になる。
今、改めて振り返って見ると、何と1月9日の更新が最後。以来、1週間、1週間と工作をせずにいるうちに、3ヶ月間も経ってしまい、つい先日、新年を迎えたばかりだと思っていたが、既に桜も満開を過ぎ様としている。
アァ、正に光陰矢のごとし・・・・。
問題の5230は、テンダーの車輪をロンビク・イコライザーにどの様に取付けるかで頓挫している。 このまま工作を続けても良いのだが、結局、これまでと同じ様に、どうしようかと眺めて考えて終わってしまう様な気がする。折角、又工作をする気になったのだから、ここは一発気分転換に目先を変えることにした。
気分転換と云っても、罐から手を付けるか、テンダーから手を付けるかの順番の問題でしかないが、テンダーは一先ず置いておいて、罐の方を手掛けることにした。
所が、2800の時も感じたことだが、この鉄模社のエッチング・キットの古典機は16.5mmに合わせてどうも部分部分の大きさを1割程度スケールを変えている様に思える。 結局2800の時はキット付属のパーツを利用したスクラッチに近いものだった。更に、5230の動輪直径はスケール通り換算すると17.1mmだが、キット付属の動輪は17.5mmもある。この辺りもオーバー・スケールの原因かも知れない。
さて、どうするか?
折角のエッチング板を無駄にするのも勿体無い。オーバースケールを承知で工作を進めるか?
しかし、古典機の場合は車体幅が狭いので、余りにもオーバースケールだと雰囲気を損なうことに繋がるし、何のために13mmを採用しているのか解からなくなる。車体幅をスケールに近付けるとキットのキャブ妻板が使えなくなる。とするとリベットを打ち出して自製する以外にない。従って、キャブ側板のリベットも打ち出さなければバランスを崩すことになる・・・。
幸い動輪は直径17mmのD型用のものがある。スポークの数やバランス・ウェイトの形状が違うかも知れないが、キット付属のものにしても大差ないだろう。ここは直径を重視しよう・・・・。
と云うことで、2800の時と同じ道を歩むことになってしまったので、当分、図面引きに終わりそう。
2007/01/09
形式5230
2007年になって初めての模型工作。
年末・年始の休みは、曜日の巡り合わせが悪く5日間しかなかった。
休みは短くともその気になれば、工作する時間は充分にあったのだが、釣りの成績が芳しくない状況がズ?ッと続いているため、道楽部屋に入ってもどうしても釣り関係に時間を費やしてしまう。費やした時間に比例して釣れれば何も云うことはないのだが・・・。
昨日の初釣りも結果が出せなかったしナ?!!(涙)
工作事始めに、テンダーの床板を作った。
写真や組立図を見るとこのテンダーの床板は、所謂模型的には2枚貼りの様になっているので、0.6mmの真鍮板と0.2mmの2枚構成とした。この工作は、ベース板となる真鍮と上板となる洋白を夫々の寸法に切出して半田付けするのが、オーソドックスな方法だと思う。が、しかし、これは2枚貼り合せる際の位置決めが案外と面倒である。特に上板の張り出し幅を左右同一に仕上げるのが、少なくとも小生には面倒であった。慎重に位置を決めてズレない様にクランプで挟んでいても、半田付けをする際の力の入れ具合か何かで、ズレていたり・・・と悲しい目に何度も遭って来た。
そこで、今回は真鍮板を所定のサイズに切出し、次いで、洋白板を一回り大き目に切出し半田付けした後、ヤスリで所定の寸法にする方法にして見た。洋白をヤスる際には、ベース板の真鍮との間隔の平行度合いに気を付けながら、ある程度の所まではラフにザッと削り、最終的には、上板の張り出し幅を確保するために0.2mm厚の板をあてがって確認しながらやって見たが、案外簡単に出来た。
その床板にロンビック・イコライザーをセットして見たのが写真である。
イコライザーの動きが解かる様に転地逆様にしている。
ロンビック・イコライザーは対角線上にある対極同士が同じ動きとなり、隣接する2箇所が逆の動きになる。つまり、写真では手前と対角線上の対極が上がり、隣接する2点が下がっている。これで、本当に効果を得られるのかどうか、一抹の不安はあるが、構造から見てこの様な動きになる筈である。⇒間違っていたら、ご指摘下さい。
写真の床板には所々穴埋めした箇所が写っているが、これはフレームを取付けるネジ穴を誤って開けた箇所の補正で、本来であれば床板も作り直す方が良いかも知れない。まぁ、目に見えない部分でもあるし、ここは目を瞑ることにしようと思う。
2006/12/11
形式5230
試作したロンビック・イコライザーを補強して本番用とする積りだったが、折角ならばと、当初の計画通り1mm厚の洋白で作り直した。
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イコライザーの車軸受け部分を3mmで穴あけをしてその下を切り落としただけなので、車輪が抜け落ちないため止め板を作る必要があるが、間に合わなかった。
長手のイコライザーの台座は、3mm厚の真鍮板からミーリング・アタッチメントを使って削り出し、自作の1mmネジで固定する。車軸方向のイコライザーも試作ではその中心部分で固定する方法にしていたが、写真のイコライザーの山の頂上部分を床板に軽く接触させる方法にした。
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普通に組み立てただけでは車軸方向のイコラーザーは頂上が下になってしまうので、撮影の為に頂上が上に止まる様、ボンドで仮止めした。
ロンビック・イコライザーとしてはこれで良い筈だが、果たして目論み通りの効果が得られるかどうか?
2006/11/27
形式5230
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(写真に写っている真鍮線は、取り敢えずロンビック・イコライザーを組立てるために差し込んだ。
実際には、ここで床板に固定することになる。)
上手く行けば、組み込む前提で、ロンビック・イコライザーを試作して見た。
写真の様にイコライザーは車輪の内側に掛けるので、フレームはダミーとなる。
この状態で、転がして見ると意外とスムーズに車輪が上下する。床板に組み付けて再確認をする必要はあるだろうが・・・。
所が、この段階で不安が頭をよぎった。
設計している時は、材料を1mm厚の洋白にする予定だったのに、試作に取り掛かった際、何を考えたのか、工作の簡単な真鍮にしてしまった。しかも厚さは0.6mm。
耐久性に問題はないだろうか?
ウェイトを乗せるエンジンではなくテンダーなので問題はないのでは?
何れにしろ、多少の補強工作をしておく方が良いだろうと思う。
2006/11/20
形式5230
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所属するクラブの仙台集会で、現物を見せて頂いたロンビク・イコライザーに触発されて、我が腕の程度も省みずに、このテンダーにも採用しようと考えたのが運の付き。具体的なイコライザーの掛け方の良いアイデアが浮かんで来ない。特に車軸方向のイコラーザーをどうするか? ない知恵を絞っても絞ってもストレスが溜まるだけ。
こんな時には気分転換・・・、しても結果は目に見えているが。
イコライザーのない状態で車輪を嵌め込んで、上回りを乗せて見ると・・・・。
案外、行けるじゃないか・・・。 悪くはない。
とまぁ、こんなことを考えていると、携帯電話に呼び出し音。
出て見ると、アオリ仲間のtokeiさんから。
これから、行かない?
何故か、こう云う話は直ぐに纏まって、今日の工作はこれまで。
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