※ カテゴリー別アーカイブ:形式5230 ※
2010/11/18
セミ・スクラッチ 形式5230

キャブを組み立てた。
妻板の円形窓の縁枠は、手持ちの真鍮棒から外径7.0mm、内径6.0mmのパイプを旋盤で切り出し、嵌め込んだ。
側板の窓部分の縁は、0.2mm厚の真鍮板から、0.5mm幅の帯板を切り出して半田付けをした。 側板のリベットの下にも帯板を貼る必要があるが、これは掴み棒の支柱にもなっているので、後回しにしている。
写真の右側は、鉄道模型社のエッチング・キットを組み立てたもの。

こうして並べて見ると、キットの方が一回り大きくなっているのが判る。 色々とやっている内に、このオーバー・スケール感が気になって、結果的にスクラッチに近いものになってしまったのは、形式2800と同じ・・・・・・。
良くも悪くも趣味の世界のこと故、自分が満足出来れば良いので、余りスケールに拘るのも考えものだが、16.5mmではなく13mmを選択したのもこの拘りの故。
まぁ、年金生活で時間もあるし、キットの組み立てがやっとの状態になるのは時間問題なので、それまでの間は拘って見ようと思う。 。
2010/11/14
セミ・スクラッチ 形式5230

キャブ周りの工作に入った。
キャブ周りのリベットは、自作のリベット打出し器を使って打ち出した。 材料は、0.2mm厚の燐青銅板に打ち出して、0.2mm厚の真鍮板で裏打ちをしている。
手間は掛かるが、この方が綺麗なリベットが表現出来る様に思っているので、前作の27型機と同様の手法を採った。
側板は比較的スンナリと出来たが、妻板に移ってマタ、チョンボ!!

写真の右側がその失敗作。
左側のリベットは綺麗に打ち出せたが、左側に移って慎重に位置決めをして打ち出し作業に移って数個打ち出した所で、
アレ~ッ。
打ち出したリベットが、ケガイた線から徐々にズレて来ている・・・・・。
チェックすると材料の燐青銅板をしっかりと固定していなかったのがその原因で、全くのケア・レス・ミス(汗)
仕方がないので、作り直し・・・・。
2度と同じ轍は踏まないとばかりに、材料の固定を何度も確認して、左右のリベットを綺麗に打ち出し、ヤレヤレ・・・・・と思ったが、またまた何か変???
何本かケガイてある線を1本間違えて、隣りの線に綺麗に打っている。
お粗末過ぎるので、写真の掲載は控えるが、余りにも初歩的なミスの連続でお恥ずかしい限りだ。
歳のせいなのだろうか?
と云う訳で、写真の左側は3作目の妻板。
2010/11/08
セミ・スクラッチ 形式5230
カテゴリに新しく、キット組立、セミ・スクラッチ、スクラッチ及びレストアを設けた。 この5230は鉄道模型社の有名なエッチング・キットを利用しているので、セミ・スクラッチと云うことになる訳だが、実際にはスクラッチと云っても良いかも知れない。

さて、シリンダー部分やガイドヨークを作り直し、先輪の裏面の車軸が当る個所を0.1mm程削ってバック・ゲージを詰めた上で組み立てて転がりテストを行った。
実は、シリンダー部分の作り直しの際、スライド・バーの間隔を0.2mm広げて4mmとしたこともあって、多少の引っ掛かりはあるが、慣らし運転をすれば解消すると思われる程度まで改善出来た。
もう一つの先輪の乗り上げだが、多少良くなったがやはり安定した状態とは云えない。
もう少し、何らかの対策を講じる必要があると思うが、取り敢えず、次のステップ・・・上廻りに取り掛かることにした。
2010/11/02
形式5230
31日のKKCの集会では、鉄道模型会の重鎮と云うべき平野和幸氏や専門月刊誌の紙面に度々登場される著名な同好の諸先輩方から直接色々とお話を聞かせて頂き、大いに勉強になったが、それ以上に、痛く刺激を受けて帰って来た。
と云う訳で、これからは釣りともバランスを取って、年金生活を楽しもうと思う。

さて、5230の続きだが、今日はガイド・ヨークを作成した。
材料は、旧作と同じ0.5mmの洋白板で、一度作成しているので比較的スムーズに出来たと思うが、肝心のスライド・バーを挿入する1.0mm x 0.8mmの矩形の穴は、やはり今回も少々難儀した。
このためにも、極細のヤスリを揃えて置く必要があるだろう!!
こうしてアップにした写真を見ると、厭になる位に歪んでおり、前回作の方が綺麗に出来ていた様に思うが、取り敢えずこれで妥協しておこう!!
2010/10/30
形式5230

メイン・フレームの切断を行った。
今年の集会には間に合わなくなったので、焦って工作を進める必要はなく時間は充分にある。 この際、メイン・フレームも最初から作り直すことも考えたが・・・・・。
先ず、前段作業として、切断個所を跨ぐ様に0.5mmの洋白板を半田で裏打ちした。
その後、位置決め用のピンを打つため、0.5mm径の穴を4個所、メイン・フレームの本体部分と先端部分に分かれる様に、洋白板まで貫通させ、
次いで、裏打ちした洋白板を取り外し切断となる・・・・・・訳だが、洋白板に左右の区別を付けるための印を付けた。 これを忘れて左右・裏表を取り違えるとトンデモナイことになる。
そして切断したのがこの写真。

切断後、先端部分のフレームを一旦バラバラにして、再度組み立てに入った。
先ず、先端部分のフレームに取り外した裏打ち板を半田付けし直すのだが、その際フレームの左右と洋白板の左右を合せて0.5mmの洋白線を通して位置決めをした。
次いで、裏打ち板のメイン・フレーム側に飛び出した部分に0.6mm厚の真鍮板を半田付けした後、
洋白板に開けたピン位置をなぞって貫通させ、位置決め用のピンを通してメイン・フレームの本体部分に半田付けをした。
これによって、1.2mmだけ先端部分のフレームの幅を狭くすることが出来た。
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