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1060製作記(104) ボイラー – 1

フル・スクラッチ ボイラー 形式1060

小生の苦手とする曲げ加工の第二段。

当初は、これまで通りボイラーは0.4mmの真鍮板を曲げて作ることにしていた。

所が、8日に伺った湘南鉄道模型クラブの新年運転会で、Sさん真鍮のパイプを使っておられること、又、その購入先についても教えて頂いた。
元々、板を曲げてボイラーを作るにしても綺麗な円にする自信はなかったので、この際パイプを使って見ようと考えたが、教えて頂いた販売店は、2年程前に快削鋼を購入した際、梱包・送料がやけに高かったことを思い出した。そこで、真鍮のパイプを扱っている他の店をネットで検索していて門真メタルを見付けた。
この販売店で購入するとすると、形式1060のボイラーに丁度の太さの外径18.0mmのパイプは、厚さ1.0mm、長さ1mで2,370円。それに送料630円を加えて全部で丁度3,000円となる。しかし、実際にボイラーとして使うのは精々60~70mmなので、殆どは材料のストック化してしまい、次の出番があるかどうか・・・・。
などと考えると、えらく高くつくことになるので、その点には目を瞑ってポチッ(笑)

早速、届いたパイプを余裕を見て10cm程に切断し、その先端部分の2mmを0.5mm中ぐりして内径を17mmに拡げ、煙室が嵌め込める様にした。

しかし、小生のML-210で10cmの長さの物を切削するとどうしてもビビリが出てしまう。
そこで、固定フレ止めを使ってビビリを抑えたのだが、固定フレ止めの痕が薄っすらと残ってしまった。

次の工作は、煙突蒸気溜め等を固定するためのネジ穴を開けることになる。しかし、残念ながら小生には、円筒状の素材に罫書いた経験はないので、そのための方法や必要なら冶具も考えなければ・・・・。