※ 月別アーカイブ:1月2007 ※

5230製作記(24)

形式5230

2007年になって初めての模型工作。
年末・年始の休みは、曜日の巡り合わせが悪く5日間しかなかった。
休みは短くともその気になれば、工作する時間は充分にあったのだが、釣りの成績が芳しくない状況がズ?ッと続いているため、道楽部屋に入ってもどうしても釣り関係に時間を費やしてしまう。費やした時間に比例して釣れれば何も云うことはないのだが・・・。
昨日の初釣りも結果が出せなかったしナ?!!(涙)
工作事始めに、テンダーの床板を作った。
写真や組立図を見るとこのテンダーの床板は、所謂模型的には2枚貼りの様になっているので、0.6mmの真鍮板と0.2mmの2枚構成とした。この工作は、ベース板となる真鍮と上板となる洋白を夫々の寸法に切出して半田付けするのが、オーソドックスな方法だと思う。が、しかし、これは2枚貼り合せる際の位置決めが案外と面倒である。特に上板の張り出し幅を左右同一に仕上げるのが、少なくとも小生には面倒であった。慎重に位置を決めてズレない様にクランプで挟んでいても、半田付けをする際の力の入れ具合か何かで、ズレていたり・・・と悲しい目に何度も遭って来た。
そこで、今回は真鍮板を所定のサイズに切出し、次いで、洋白板を一回り大き目に切出し半田付けした後、ヤスリで所定の寸法にする方法にして見た。洋白をヤスる際には、ベース板の真鍮との間隔の平行度合いに気を付けながら、ある程度の所まではラフにザッと削り、最終的には、上板の張り出し幅を確保するために0.2mm厚の板をあてがって確認しながらやって見たが、案外簡単に出来た。
その床板にロンビック・イコライザーをセットして見たのが写真である。
イコライザーの動きが解かる様に転地逆様にしている。
ロンビック・イコライザーは対角線上にある対極同士が同じ動きとなり、隣接する2箇所が逆の動きになる。つまり、写真では手前と対角線上の対極が上がり、隣接する2点が下がっている。これで、本当に効果を得られるのかどうか、一抹の不安はあるが、構造から見てこの様な動きになる筈である。⇒間違っていたら、ご指摘下さい。
写真の床板には所々穴埋めした箇所が写っているが、これはフレームを取付けるネジ穴を誤って開けた箇所の補正で、本来であれば床板も作り直す方が良いかも知れない。まぁ、目に見えない部分でもあるし、ここは目を瞑ることにしようと思う。