※ カテゴリー別アーカイブ:ブレーキ配管関係 ※

1060製作記(187) ブレーキ配管(6)

フル・スクラッチ ブレーキ配管関係 形式1060

新型コロナが猛威を振っている影響で、来る日も来る日も自粛が叫ばれ、外出するのも儘ならない毎日。となると、模型工作をする時間は充分にある筈だが、何故か気分は下降線を辿ってしまい、気が付くとインターネットで動画や洋画を観たりで一日が終わってしまうパターン。

と云う訳で、実際の工作は、中々手に着かなかったが、実は、煙突に沿って上に伸びている蒸気の排出管の支柱の作り方を色々と考えていた。しかし、通勤電車に揺られながら沈思黙考出来た現役時代とは違って、時間だけはふんだんにある毎日が日曜日の今は、中々集中して考えることが出来ず、一歩進んで二歩下がる状態でなかなか良いアイデアが浮かんで来ない。

と云いながらも、何とか考え出した方法は、0.8×0.4mm(外径×内径)のパイプと0.6mmの真鍮板の組み合わせで、それらしくでっち上げ様と云うもの。
つまり、煙突の正面の然るべき位置に0.4mmの穴を空け、この穴をガイドに0.6mmの真鍮板で作った支柱、更に輪切りにした0.8×0.4mmのパイプを串刺しにすれば、何とかそれらしく見える筈だと云うもの。

と云う訳で、2~3日前から工作に取り掛かったのだが、この1mmにも満たない小さなパーツを作るのに、何度作り直したことだろう。

残るはコンプレッサーに接続されているチリコシの取り付けで、これでブレーキ関係の配管は完了する筈だが、未だ、キャブに乗り込むためのステップをどうするか、アイデア浮かんで来ていない。

1060製作記(186) ブレーキ配管(5)

フル・スクラッチ ブレーキ配管関係 形式1060

非公式側のブレーキ配管工作は、予想した通りかなり手古摺ってしまった。

先ず、分配弁の設置方法を半田付けからネジ止めに変更した。
と云うのは、ブレーキ配管の曲がり具合や長さを調整するのに、分配弁の抜き差しを繰り返している内に、取付穴が広がってしまってキャブの床板に止まらなくなってしまった。こうなると実際に半田付けをする際に位置決めが出来なくなって、非常い具合が悪い。
と云う訳で、分配弁に生えていた取り付け用の脚を切断して、1mmのタップを立てた。

又、1060製作記(181) ブレーキ配管(1)で紹介した写真に二つ写っているパーツの内の下側のパーツをピンセットで摘まんで位置決めをしている際に、ピーンと飛ばしてしまった。
白内障の手術をして以来、パーツなどを誤って飛ばしてしまっても、近くも遠くも見えているので、紛失することは殆どなくなったが、この時はどうしても見付け出すことが出来ず、作成し直し。

更には、前後の水槽を連結るする連通管の曲がり具合の調整に手間取り、そうこうする内にサイド・タンクの半田付け部分が剥がれて来たり等々、数えれば切りがない位に問題が出て来て、3歩進んで2歩下がる状態に陥り、ようやく非公式側のブレーキ配管が終わったと云う次第。

今回、ブレーキ配管を始めてスクラッチした訳だが、出来上がった状態を見ただけでは解らない工作の難しさを知った。
具体的には、曲げ位置をどの様にして決めるか、あるいは、決めた曲げ位置でどれだけ正確に曲げるか・・・。
例えば凹状に曲げる必要がある場合、二つの曲げ位置の距離を正確に出すにはどの様にすれば良いのか? 今回はカット&エラーで幾つもの凹を作って最も良さそうな物を使ったが、お蔭で、線材を随分と無駄にしてしまった。

で、苦労して曲げた真鍮線を半田付けし、出来た!!と思って写真に撮ってみると、キャブ下の配管の曲がり具合がもう一つ(涙)
とは云え、また戻ってやり直す気も起きないので、床下のブレーキ配管は取り敢えず完了と云うことにする。しかし、宿題にして来たャブの出入り口下のステップについてはどうするか・・・・・。
暫くの間、棚上げ?

1060製作記(185) ブレーキ配管(4)

フル・スクラッチ ブレーキ配管関係 形式1060

DSMechのバージョンアップに伴うトラブルに時間を取られてしまって、久し振りの工作。

そもそも、この問題は、キャブの出入り口にあるステップの取り付け方法を考えるため、DSMechを稼働させた際に発覚したもので、修復するのに、思いの外時間が掛かってしまった。

で、修復する間にも、色々とステップの取り付け方法を考えてはいたのだが、残念ながら、良いアイデアは浮かんで来なかった。だからと云って、解決方法を思い付くのを待っていては、工作が中断してしまうのは、これまでの例から云っても必至なので、兎に角、配管工作を進めることにした。

そして、やっと、公式側のブレーキ配管工作を終えた次第。
次は非公式側の工作に入る積りだが、こちら側には分配弁があるのでどうなることやら・・・・。

それはそれとして、ステップは、どうしよう?(最悪、省略する・・・・?)

1060製作記(183) ブレーキ配管(3)

フル・スクラッチ ブレーキ配管関係 形式1060

ブレーキ配管用の支柱をサイド・タンクに固定出来たので、分配弁のない公式側の配管を先に済ませることにして工作に入った。

サイド・タンクリア・タンクを連結する連通管エア・タンクを其々車体に半田付けをして、何とかブレーキ配管の一段目の固定を終え、二段目の配管工作に入った所で、出入り口の下にステップを付けなければならないことに気が付いた。
実は、このステップは図面を描く際、面倒だったので手を抜いて描かなかったのだが、それが災いをした。

工作の順番からすれば、連通管ブレーキ配管を固定する前に、ステップを半田付けしなければ、こて先が入らない。と云って、連通管ブレーキ配管を取り外そうとすると、バラバラになってしまいそうだし、何か良い方法はないものか?

1060製作記(182) ブレーキ配管(2)

フル・スクラッチ ブレーキ配管関係 形式1060

半田ごてこて先を径5mmの銅棒から作ろうと思ったが、以前作ったこて先を止めている2mmネジが焼き付いてしまっていて、こて先を作っても取り換えることが出来ないことが分かった。
となると、固着してしまっている現在のこて先を加工する以外にない。

と云う訳で、こて先をバイスに咥えてヤスリでゴシゴシと、サイド・タンクに辛うじて挿入出来るまで細く尖らせて、何とか支柱の半田付けを終えることが出来た。

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