※ 月別アーカイブ:6月2017 ※

1060製作記(125) キャブ – 8

フル・スクラッチ 上回り 形式1060

キャブの組み立てを終えた。

粗は色々と目に着くが、漸くここまで辿り着いた・・・・。

次の工作は、煙室廻りになるが、パーツ類の作り置きがないので、暫くはパーツ作りに専念することになる。

 

 

1060製作記(124) キャブ – 7

フル・スクラッチ 上回り 形式1060

キャブの組み立てに入った。

側板の作り直しがまぁまぁ上手く行ったので、嬉しくなって側板を先に半田付けしてしまったが、これは大間違い
キャブ内の仕切板・・・・原型ではキャブの後ろ扉(?)・・・の位置決めに苦労して手間取ってしまった。ここは、仕切板側板に半田付けをしてから、側板の固定をすべきであった。

苦労して半田付けを終えたのに、こうして、写真に撮って見ると半田付けの下手なこと!!

先輩諸氏の作品を拝見すると、極々少量の半田で綺麗に固定されているが、小生は、半田の量が少ないと綺麗に回っているかどうか自信がないので、どうしても使う半田の量が多くなってしまう。
その結果、意図しない所まで半田が流れてしまったり、その後のキサゲ作業に時間を取られてしまったり・・・・(涙)

この後は、キャブ後部妻板コールバンカー妻板の半田付け作業になる。

1060製作記(123) キャブ – 6

フル・スクラッチ 上回り 形式1060

窓枠を切り抜いた。

前作では0.2mm厚の真鍮板を使ったが、細い窓の桟が頼りなかったので、今作では真鍮よりも張りの強い0.2mmの燐青銅板を使った。
方法は、側板と同じ様に素材の燐青銅板を2枚重ねて捨て板に半田付けをした上で、フライス盤で切り抜きバラシた。

尚、写真の細長い扉状の物は、引き違いを表現するために裏打ちするもの。
この後、手摺取り付け用の0.4mmの穴をガイドに位置決めをして、細い扉状のものを写真の上部の窓枠に半田付けをして、側板に半田付けをする窓枠を組み上げた。

組み上がった窓枠をキャブの側板に裏打ちをして、やっと側板が完成。

試しに、フレームに仮止めしたのがこの写真。

こうしてみると、雰囲気が出て来た様な・・・・・・。

1060製作記(122) キャブ – 5

フル・スクラッチ 上回り 形式1060

フライス盤で切り抜いた側板をバラシて、毎日少しずつリベットを打ち、漸く作業が終了した。

と云っても、2~3、否、4~5ヶ所程ズレていたりして気に入らない部分もあるにはあるが、前作の間違えた部分の修正も出来たので、取り敢えずこれで良しとすることにする(写真上段は前回作、下段が作り直した今回作)。

次は、窓枠の切り抜きと、側板への半田付けの工作となる。

1060製作記(121) キャブ – 4

フル・スクラッチ 上回り 形式1060

これからが盛期の釣り(アジング)に備えて、2本同時に作っていた友人用と小生自身用のロッドが完成した所で、やっとその気になり、キャブ側板の作り直しに掛かった。

作成方法は、これまでと同じ様に1mm厚の真鍮板を捨て板として、それに0.2mm厚の燐青銅板を2枚重ねて半田付けし、フライス盤で切り抜いた。

この先は、バラシた上でリベット打ち作業に入る訳だが、これが集中力を要する大変な作業。
そのために重い腰が益々重くなっていたが、一大決心をして取り掛かろうと云うものなので、ここは一気呵成に作業を終えたいものだ。