5230製作記(98)ドローパー

セミ・スクラッチ 形式5230

小生はこれまでテンダー機を作った経験がない。
と云うのも、こじんまりと纏まったタンク機が好みだったこともあるが、その他に模型として作成するには、テンダー機の場合は本体の釜の他に炭水車まで作らなければならず、タンク機二倍の労力が要るだろうと云うのがその理由だった。

5230-110R従って、この5230が小生にとって初めて手掛けるテンダー機と云うことになることから、釜と炭水車を繋ぐドローパーの作成も初めての経験・・・・・。

そう云う訳で、参考にするために、手持ちの中から唯一のテンダー機のキットであるTOBY6760を引っ張り出してみた。しかし、このキットのドローパーの構造は炭水車の連結ピンを釜から伸びているドローパーの穴に上から差し込むもので、KKCの会員の皆さんが採用している方法と違っていた。
KKCの会員の皆さんは、所謂回り子式密着連結器の様に釜と炭水車をレールに乗せた状態で両者をぶつける様にして連結させるもので、賤しくもKKCの末席を汚している者としては、当然密着連結器方式を取りたい

と云う訳で、何年か前のKKCの総会の折り、小生と同じ13mmを採用しておられるKさんに描いて頂いた寸法図を基に作った。
釜と炭水車の連結ピンの軸距を13mmにしているが、もう少し詰めた方が良かったかも知れない。この辺りはカット&エラーで調整する必要があるだろう

5230-111R何とかドローパーを作ったので、これまでに作り置いていたヘッド周りのパーツを半田付けして、何とか明日の新年運転会Sさんに見て頂ける状態に漕ぎつけた。

ヤレヤレ!

 

 

5230-112R

“5230製作記(98)ドローパー” への2件のフィードバック

  1. mizoken より:

    コメントを頂きながら、気が付かずに、大変失礼しました。

    仕掛中の作品をズーット工作机の上に置いて、いつでも取り掛れる様にしているのですが、別の趣味に時間を取られて休み休みの進捗状態で・・・・・。

    穴に上から差し込む方式のドローパーだと、中々うまくさせずにイライラしてしまうので、密着式の作り方を教えて頂いたものです。

    初めて作ったものなので、何とも云えませんが、連結させるのは非常に簡単に出来ますヨ。

  2. Yuki より:

    ご無沙汰しております。鉄道模型再開おめでとうございます。
    最後の写真を拝見すると完成まじかのようですね。楽しみにしています。
    ドローバーですが、私は密着式のものを使った(作った)ことはなく、もっぱら穴に上から差し込む方式を愛用しています。

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