5230製作記(79)

セミ・スクラッチ 形式5230

5230-091R.JPG
キャブ屋根の作成に掛かった。

屋根の厚みを1mmとして、実験的に0.6mm厚の梁を0.2mm厚の燐青銅板でサンドイッチする構造とした。

1)先ず、梁の作成だが、曲げ加工し易くするために、0.6mm厚の真鍮板を漢字のの時にくり貫いた。
2)次いで、0.2mm厚の燐青銅板を2枚、屋根の寸法に切り出し、
3)更に、内1枚に0.2mm厚・0.7mm幅の真鍮板をリブとして半田付けした。
4)その後、1)で作った梁を燐青銅板で挟み込んでハンダ付けして、屋根の原型を作成した。

そして、キャブの妻板のカーブに合わせて曲げ加工する段取りだったが・・・・。
これが想像以上に難物で、直径60mmの鉄棒に押し当てて曲げようとしたが、三本の矢の故事じゃないけれど、びくともしない
やはり、其々に曲げ加工をしてから貼り合わせるべきだったか・・・

しかし、折角ここまで作ったものをボツにするのも勿体ないので、得意の力業で何とか曲げてみた。
だが、この力業が曲者で、これが故に出来上がっても歪だらけの見に耐えない作品になってしまうのだろう(汗)

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