1060製作記(11)曲線通過対策3

フル・スクラッチ 形式1060 曲線通過対策

曲線通過チェック-600R曲線通過対策で頂いたゆうえん・こうじさんのコメントで紹介されていたカーブで先台車が前方にせり出すギミック。
これは面白い仕組みだと勉強している際に誤りに気が付いた。
と云うか、小生はほんの駆け出しに過ぎないのに、先人達が悩みに悩んで苦労している点を、余りにも安直に考え過ぎていることに気が付いた。

と云う訳で、曲線の通過対策だが、カーブに差し掛かった時の先台車の動きを考えてみると・・・(この図で、赤線は直線の中心線、ブルーはカーブの中心線を表しており、進行方向は左から右を想定している)。

先ず、カーブに差し掛かった先台車はカーブに沿って首を振り、進行するに連れて徐々に左右にズレる様に動き、その動きによって車体がカーブを通過することが出来る筈で、そして、そのズレる様に動く方向は、この図の様にセンターピンのガイド孔が直線状の場合は、先台車は後方に下がることになる。即ち、カーブではシリンダーとより接触し易い方向に動くことになる筈で、前回の曲線通過対策では全く意識をしていなかった。

先台車が横ズレに伴って後方に下がってしまうことを避けるには、センターピンのガイド孔を円弧状にするかカタカナのハの字状にする必要がある訳で、何方かの作品で円弧状にされているのを見た覚えがあるが、果たして今その意味が解ったと云う何ともお寒い限り(汗)

と云うことで、もう一度、曲線の通過対策を考えてみようと思う。

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