1060製作記(64) ロッド – 1

フル・スクラッチ ロッド 形式1060

ロッドの製作に入った。

工作は、材料の0.8mm厚の洋白板を1.0mm厚の真鍮の捨て板に半田付けをして、フライス盤を用いて切削をした。

フライス盤のFM-80E(A)を導入して以来、専らYukiさんに教えて頂いたこの捨て板に材料を半田付けして材料を保持する方法によっている。
そして、材料の位置決めや送り量などは全ては座標によっており、簡易DROのデジタルノギスの表示部の数字をその座標に合わせている。

これにより工作の精度は従来の方法に比べて飛躍的に上がった筈・・・・。

1060-056所が、ラフに切削が終わったロッドには、何故か切削位置がズレている所が何か所か見付かった。

小生がFM-80E(A)で工作をする場合、予めポイントになる場所には、例えば1mmの下穴を開けて材料を送る際の目安にして送り過ぎを防いでいる。

例えば、今回のサイド・ロッドの場合、左右のエンド部分と下辺の交点に開けた下穴とロッドの下辺の線が微妙にズレてしまっている。
これまでの小生であれば、この程度のズレは、何事もなかった様な顔をして半田を盛って誤魔化す所だが、それではFM-80E(A)を導入した意味がない。更に、これからもFM-80E(A)を活用するとすれば、このフライス盤の導入早々実施したDROの改良は避けて通れない。

と云う訳で、ここは急がば回れで、DROの改良に掛かろうと思う

 

 

“1060製作記(64) ロッド – 1” への2件のフィードバック

  1. mizoken より:

    railtruckさん

    迂闊なことに、コメントを寄せて頂いたことに全く気が付かず、製作記-77をアップした際にやっと気が付きました。本当に、失礼なことをして申し訳ありませんでした。

    さて、お訊ね頂いたロッドのフルートの件ですが、色々と悩みましたが、製作記-65に書いた通りです。
    次回は、0.2mmにフルートを切り抜き、0.6mmで裏打ちして見ようと考えています。

  2. railtruck より:

    溝は抜いてから埋めたのでしょうか?

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