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1060製作記(90) サイドタンク – 2

フル・スクラッチ 上回り 形式1060

1060-086サイドタンクの組み立てを終わった。

サイドタンクの裏側やキャブの妻側の直接目に触れない部分は、0.4mm厚の真鍮板を使い、当然リベットは省いた。

給水口は1.0mmと0.2mmの真鍮板の組み合わせで、上部の取っては0.3mmの洋白線を用いた。
小生はこれまで0.3mmのドリルを使うことは殆どなかった。
と云うのは、折れ易くて使いこなす自信がなかったのがその理由だが、今回ルーマー型のドリルを手に入れたので、フライス盤FM-80E(A)で使用してみた所、難なく開けることが出来た。本来は、ボール盤を用いるべきだが、ボール盤を設置する場所がない。と云う訳で、フライス盤を用いたが、これでも問題はなかろう。
と云う訳で、今後は、0.3mmを使用する機会が増えるだろうと思う。

手を焼いたのは、タンク正面に付いているステップ。0.2mm厚の真鍮板にリベットを打ち出した後、外形を切り抜き、90度に曲げる訳だがその方向がリベット側であるため、どうしても角度が甘くなってしまった。また、糸鋸で切り離す際、ピンと飛ばしてしまうことがあって。作り直すのも何度か・・・。

組み立ては、コバが目立つのが嫌なので、角を45度に削って突き合わせた。
高年齢故の遠視のためか、肉眼で見る限りはそれ程粗も目立たなかったが、こうして写真に撮って見ると、ご覧の通りもう一つも二つも出来が悪い。