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1060製作記(69) 先・従台車 – 2

フル・スクラッチ 先・従台車 形式1060

1060-061現在、先・従台車のパーツを切り出している所だが、その細かいパーツを一つ一つ罫書くのは、眼が衰えて来ている身にとっては、些か辛いものがる。

そこで、導入したフライス盤を最大限活用すべく、フライス盤を用いて罫書く方法を考えてみた訳で、今回はその第二段。

フライス盤を使う場合、直行する線を引くことは得意だが、斜めの線や円形の線を罫書く場合、色々と工夫が必要となる。前回のパーツはカーブを含む外形だったので、プロット方式によった。そして、今回のパーツは直線で構成されているので、罫書き針をチャックに咥えて直接罫書くことにした。

結果はご覧の通りで、罫書き線としては太過ぎたし、針を回転させながら罫書いたのでバリが出ており、もう一つも二つも改善の余地はある。
しかし、プロットするにしろ直接罫書くにしろ、フライス盤を利用して罫書くのも、罫書く方法としてはあり得るのではないかと思う。