1060製作記(179) 繰出管-(8)
2020/03/09
繰出管とコンプレッサーを結ぶ配管の曲がり具合が気に入らなかったので、作り直した。
工作としては、繰出管の前方部分で配管を切断・撤去し、S字型に曲げて作り直した管と入れ替えることになる。
繰出管との接続は、自作の継手を使った。
この継手は、1060製作記(175)管継手で作ったもので、これから先のブレーキ配管の工作でも使う積りだったが、こうして写真に写して眺めると、オーバー・スケールの様な・・・(涙)
2020/03/09
繰出管とコンプレッサーを結ぶ配管の曲がり具合が気に入らなかったので、作り直した。
工作としては、繰出管の前方部分で配管を切断・撤去し、S字型に曲げて作り直した管と入れ替えることになる。
繰出管との接続は、自作の継手を使った。
この継手は、1060製作記(175)管継手で作ったもので、これから先のブレーキ配管の工作でも使う積りだったが、こうして写真に写して眺めると、オーバー・スケールの様な・・・(涙)
2020/03/05
こうしてサイド・ビューを見ると、形式1060の雰囲気が良く感じられて、独り悦に入っていた。
所が、よく見るとサイド・タンクとキャブの妻板との隙間が、公式側と非公式側とで若干違ってしまっている。
この辺りは、工作精度の悪さがもろに出てしまった訳で、汗顔の至りだが、両サイドを同時に見ることの出来る輩は居る筈もないので、この点には目を瞑って、工作を進めることにする。
2020/03/04
エアブレーキ関係の配管は、サイド・タンクに支柱を介して固定されているので、イヨイヨ、後回しにしていたサイド・タンクを半田付けする必要がある。
と云う訳で、随分前に作っておいたサイド・タンクを引っ張り出して、車体に仮付けして色々な角度から眺めて、固定位置の確認をしていた。すると、側板が何となくたわんでいる様な気がして来た。
そこで定規を当てて確認して見ると、ほんの僅かだが確かに内側にたわんでいる。この程度なら、ウェイトの鉛板を詰め込めば矯正出来る範囲だろう。
元々、この形式1060には牽引力を求めることは考えていないとは云え、ウェイトの積み場所として貴重な所なので、出来ればこれ以上狭くしたくはない。
又、出来上がった蒸気を扱う際には、最も頻繁に指が掛かる場所でもあるので、頑丈に作っておくに越したことはないが、この点もウェイトが詰まっていれば、問題は出ないだろう。
と云う訳で、サイド・タンクの半田付け作業に入ることにしたが、先になって問題が出たら目も当てられない事態になるが・・・・。
2020/02/21
ブレーキの配管では、キャブ下にある分配弁の周囲の様子が良く分からない。
手持ちの限られた資料を見て適当にでっち上げる積りだが、避けて通れないのが管と管を直角に接合する継手なので、試しに作ってみた。
材料は、0.4 x 0.8mm(内径 x 外径)と0.2 x 0.6mmの2種類のパイプ。
先ず、外径0.8mmのパイプの内径を、ブレーキ配管の外径に合わせて0.5mmに拡大。次に、外径0.6mmのパイプの内径を、分配弁に繋がるパイプの径に合わせて0.4mmに拡大。この際、一旦0.3mmに拡大し、続いて0.4mmまで拡大した。
その上で、外径0.8mmのパイプの側面に0.6mmの穴を空けた後、外径0.6mmのパイプを挿入して半田付け。
夫々のパイプに真鍮線を挿入したのが、この写真で、サイズの問題はあるかも知れないが、まぁまぁ、それらしい雰囲気は出ている様に思う。
2020/02/18
そろそろ、エアブレーキの配管工事に入らなければならない段階だが、車体の側面を這い回っている配管を1本の真鍮線で表現するなんて技は、小生には当然ながらある訳がない。
何処かで繋いでそれらしく誤魔化さなければならないし、実物も、不鮮明な写真ではどの様に繋いでいるのかは定かではないにしろ、何処かでパイプを繋いでいる筈。
と云う訳で、パイプの継手を作ろうと思ったが、生憎、小生の持っている資料では大きさも形もさっぱり分からない。省略する手もあったが、その場合は真鍮線を芋付けすることになる。しかし、芋付けするだけでは強度に問題があるので、それらしい継手をでっち上げることにした。
先ず、素材は内径0.4mm、外径0.8mmと内径0.8mm、外径1.2mmのパイプを使うことにした。
その上で、内径0.4mmのパイプは、内径を繰出し管の径に合わせて0.5mmに広げ、長さ1mmで切り出し、内径0.8mmのパイプは0.5mm長で切り出した。
そして、試しにボツにした繰出し管に取り付けて見た。
遠目ではそれらしい雰囲気が出ていたので、これで進めようかと思ったが、近くで見ると鍔にした外径1.2mmのパイプがのっぺりとしていて、もう一つ。
そこで、外径1.2mmのパイプをヤスリで簡単に六角形に削ってみた。アナログ作業でやったため、正確な六角形ではないが、それらしい雰囲気が増した様に思えるので、これで行こうと思う。
(写真はピントが良く合っていないので解り難いが、右側が加工前、左側が手を加えて六角形に加工したもの)