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2023年釣行記(64) – AJ&TC

2023年 Ajing Touching 釣行記

日 時:10月23日(月) 17:10~21:20
潮回り:小潮
(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 3、タチウオ x 0
同行者:単独、(NGHM、IKOK、FJKW各氏)

16:30頃、現地に到着。
クーラーやバッカンをキャリヤーに積んで、細い獣道を進んで岸壁の入り口に到着した時、何やら背後に人の気配を感じたので、思わず振り返った。すると、そこには上背のあるIKOKさんの笑い顔があって、ビックリ。普段、IKOKさんと会うのは、日が暮れて暗くなってからの時刻だったので、こんなに明るい時間に会うのは始めてで、思わずアレーッ、IKOKさん?と声を発してしまった次第。

岸壁には、最近としては珍しく4人もの先行者の姿がある。
先ず、入り口には最近よく見掛ける若者アジンガー、その隣りには前回だったか前々回だったかさだではないのだが、カワハギを何匹もビニール袋に入れていた女性アングラー中央から少し奥に寄った所に常連のおっちゃん、そして最奥には、久し振りに登場して来たNGHMさん。
アングラーの頭数としては、4人だが中央付近常連のおっちゃんは、長いロッドを3本も出しているので、IKOKさんと小生が入れる場所は限られている。

取り敢えず、IKOKさん女性アングラー、小生はNGHMさんの隣りに釣り座を構えて、それぞれ準備に入った。しかし、前回、最奥に入ったKMIさんHRDさんが、シーバスに苦しめられていたことを思い出し、シーバスを避けるためにIKOKさん常連のおっちゃんの間に移動して、準備を終えた。

この日は、刀狩りアジングベイトでする予定だったので、持ち込んだロッドは、XRFC-704M-MBSlatyStage改の2本。

と云う訳で、行ったり来たりした結果、準備に時間が掛かってしまい、XRFC-704M-MB刀狩りを始めたのは、到着後40分も経った17:10頃。
風は、予報通りの微風、海には波もなく穏やかで、釣りには絶好の状況。所が、足許の海を見てビックリ。最近にない程の数のクラゲがフワフワと漂っている。

刀狩りを始めて2投目か3投目のこと。キャスト後軽いリフト&フォールを繰り返していると、ロッドを持つ手にグーッと重さが伝わって来た。
エーッ、もう来た・・・・?!
喜んでロッドを煽って合わせを入れた途端、常連のおっちゃんが大きな声を出した。
エッ、何だ????
どうやら常連のおっちゃんのラインが、左から右への潮流に乗って小生の正面にまで流されて来たと見えて、見事にお祭りをしてしまった。この様な場合には、普通、ラインを流された方が謝るべきだと思うのだが、このおっちゃんは謝るどころか、流されたラインを回収もしない。となると、小生がキャストをすれば又々お祭り騒ぎになってしまうことは必定。
気分は悪いが、君子危うきに近寄らずとばかりに、女性アングラーが引き揚げて空いた所に釣り座を移すことにした。ここは、背後の植栽の枝が頭上にまで張り出しているので、キャストし難いが、仕方がない。我慢をしてキャスティングを繰り返したが、タチウオからの反応はない。

そこで、気分転換のために、SlatyStage改を手にベイト・アジングに切り替えた。所が、尋常とは思えない程の大量のクラゲが集まって来ていて、丸でクラゲの絨毯に向かってキャストしている様なもので、JHが沈んで行かない。運良く沈んでも、JHを回収する際には、JHの針がクラゲに刺さって気色の悪い重さが伝わって来て気分が良くない。

そんな中でも、隣りのIKOKさんは、ポツリポツリとアジを掛けていたが、その内、アタリがなくなった!とぼやき声が聞こえ、短い時合が去ってしまった様子。
近場のアジングは、クラゲのために釣りにならないので、少しでも可能性がありそうな沖目の刀狩りに注力することにした。

そして暗い海に向かってキャストして、軽いリフト&フォールを繰り返しながらリーリングをしていると、グンと重さが伝わって来る。
よし!と合わせを入れるが、針掛りせずに空振り。
どうやら、沖目にも大量のクラゲが漂っていると見える。そこで、グンと重たくなるアタリは捨てて、少しでも硬さのある反応を待つことにしたが、その様な反応は皆無。

20:00を回った頃、エギングを少ししてから帰りますIKOKさんが引き揚げる準備に入った。
少しでもアジの反応があるのであれば、早上がりすることはない筈だが、この様な状況が続いては、仕方がない。小生も大いに心を動かされ、一緒に引き揚げ様かと考えた。しかし、時間も早いので、駄目元で粘ってみることにした。

すると、小生に気持ちに応えてくれたのか、豆アジがコツンとコンタクトしてくれた。
時刻は、20:15頃のことで、この日、17:10に実釣を開始して約3時間の間に始めて感じる魚からの反応。これで、何とかボーズを回避することが出来たが、まぐれアタリと見えて、その後は又々無反応状態。

その後、入り口の若者アジンガーが引き揚げて行ったので、その後に再度移動することにして、3度目の引っ越し。ここは頭上には植栽の枝が張り出していないので、キャスティングに気を使う必要がなく、それだけでも精神衛生上は◯。しかし、引越し前のポイントに比べて、どう云う訳か、クラゲの密度が遥かに高く、アジングは到底出来ない。そこで刀狩りに変更したのだが、クラゲのアタリだけで、本命のタチウオの反応はない。それどころか、キャストした拍子に、ラインが高切れしてしまった。仕方がないので、予備のリールに替えて刀狩りを続けたが、状況は変わらず仕舞い。

20:30頃、NGHMさんが引き揚げ、続いてIKOKさんも引き揚げて行って暫くして、あれ程集まっていたクラゲが薄くなってキャスト出来る場所が広くなって来た。
ようやくクラゲに気を使うことなくキャスト出来る状況になって間もなくの20:40頃、ラインのテンションがフッと抜けるアタリで、この日の2匹目をゲット。これは22cm程の良型。
そして、20:44にコツと感じるアタリで3匹目をゲット。

ようやく、アジングが出来る様になったと喜び、再び、やる気を取り戻したが、その後は反応がなくなってしまった。こうなると、一旦持ち直した気持ちが切れてしまうのは時間の問題で、21:20頃、精根尽き果ててStopFishngとした。

この日の釣りの全ては、クラゲ
10月も中旬になっているのに、これ程のクラゲに悩まされるとは思いもしなかった。これも温暖化の影響だろうか・・・・・。