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2019年釣行記(35) – MB

2019年 Mebaring 釣行記

日 時:05月30日(木) 18:30~22:40
潮回り:若潮(↓↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 2、カサゴ x 1
同行者:単独

前回、前々回と緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんに遊んで貰えず寂しい思いをさせられたので、今回は円らな瞳の可愛娘ちゃんに慰めて貰おうとMHR-KGNに行くことにした。しかし、最近はプラグに対する反応が余り良くない上、この日は20:30頃の干潮に向けて潮が下げており、ただでさえ水深がないMHR-KGNでのプラッギングは根掛かりリスクが高い。そこで前回のMHR-KGNでは、フック・サイズが小さ過ぎて出来なかったイモグラブ40を試すことにした。

17:30頃に自宅を出発し、現地到着は18:20頃。
予報では南風4mとのことだったが、岸壁ではそれ程強くもなく、寧ろ心地良い程。潮位はかなり低くなっており、海面から大きく姿を出したテトラ帯が点々と続いている。そのテトラ帯とテトラ帯の切れ目やテトラ帯より沖側には、海藻が夥しく海面を漂っている。プラッギングやジグ単では邪魔になって仕方がない海藻だが、今回は根掛かりリスクの低いイモグラブ40を中心にして海藻に絡んでいる可愛娘ちゃんを引っ張り出す積りなので、寧ろ大歓迎。

今回はへの字カーブの先からスタートすることにして、NSL-S702UL/BFにラインを通して18:30頃、キャスティングを開始。
しかし、どう云う訳か、ルアーが全く飛ばず目の前にポチャン。ラインとリーダーの結び目がガイドに当たって失速したのかと思い、キャストし直したが同じタイミングでポチャン。これは変だと原因を探ると、スプールから出ているラインの出所がおかしく、直そうとしたがとても無理そうな具合。
そこで予備のスプールに替えて、キャスティングを再開したその一投目のこと。コンと軽いショックを残してライン・ブレイク。バック・ラッシュを起こした訳でもなく、理由は判らないが、ラインに疵があったのかも知れない。どちらにしてもこのまゝ引き揚げる訳にも行かないので、システムを組み直して、キャスティングを続けた。

今回は、これまでとは違って、海面に浮かんでいる海藻の塊りを狙ったり、テトラ帯のギリギリを狙ったりしたが、反応がない。こうなって来ると、どうしてもプラグが気になり出し、海藻が余り浮いていないポイントでは、プラグに替えたりもしたが、全く気配がない。

60番スポット付近にまで来た時のこと。又々、軽いショックを残して、おろしたばかりのROBIN-45Sが、未だ明るさが残っている海に飛んで行ってしまった。ROBIN-45Sは量販店のポ〇ントに行った際に購入した600円の安いプラグなので、それ程惜しいとは思わなかったが、間を余り置かない内に2度もライン・ブレイクさせてしまったことの方がショック。システムを組み直すのも面倒臭い上、釣れそうな気配もないので、釣りを止めて帰ろうかと思ったが、気を取り直して、この日2度目のシステム組み直しを行った。

プラグを止めてイモグラブ40に替え、蟹の横這い釣法可愛娘ちゃん達の居場所を探してキャスティングを続けていると、ポイントによってはコンとアタリが出て来る様になって来た。
漸く可愛娘ちゃんに動きが出て来た様だが、針掛かりさせられない。イモグラブ40の大きさはプラグと余り変わらず寧ろ小さ目なので、この点は問題ない筈。しかし、フック・サイズが・・・・・。今回は、昔、嵌っていたバス・フィッシング用のフックを持ち出したもので、番手は不明だが、動画を参考にイモグラブ40の大きさに合わせたのだが、これが可愛娘ちゃんの口には大き過ぎる様な印象。
プラグを丸呑みする程高活性ならば針掛かりさせられるだろうが、プラグの尻を突く程度のショート・バイトの場合は、針先が口に中には入らず、針掛かりには至らないことは、充分予想が出来ることで、この日は恐らくこの様な状況だったのだろう。
と云って、プラグには見向きもしない。ジグ単にすれば答えが出るかも知れないが、生憎、この日はジグ単の用意をして来ていない。
兎に角、コンタクトがなければ、何も始まらないので、イモグラブ40を投げ続けることにした。

この日、初めて可愛娘ちゃんの顔を見たのは、20:30頃。

これまでも何度もあったコンとハッキリと感じるアタリに、これまでと同じ様に反射的に合わせを入れた。これまでは空振りだったり、ブルブルと生命体の動きを感じても、直ぐに軽くなったりで獲る所まで行くことはなかった。しかし、この時はロッドを絞り込む生命体の反応が伝わって来て、漸くゲット出来た次第。
サイズは、アベレージの18cm位だが、初めてイモグラブ40で獲った嬉しい獲物。

写真を見ると、大きなフックの針先が上顎に掛かっているので、イモグラブ40を後ろから大きく吸い込んだのだろう。この点、ベリーにもフックのあるプラグと違って、針掛かりさせられる方向が一方向しかないので、針掛かりさせ難いのは道理。

それでも、アタリがあれば、掛けるチャンスはあるので、凸部の角からその先も含めて、アングラーの姿が見えない岸壁を動き回った。しかし、メバルカサゴを各1匹追加した所で、気が付けば22:00を回っていた。
そこで、戻りながら探すことにして、70番スポット付近でイモグラブ40を泳がせているとコン。
珍しく合わせが決まって、やり取りを始めた所、根に潜られてしまって二進も三進も行かなくなってしまった。こんな時は、ラインを張らず緩めずの状態にして、魚が動き出すのを待つのが鉄則で、この時もそうしたのだが、案に相違して魚は張りついたまゝ。仕方がないので、少し強くラインを引っ張った所、パチンとライン・ブレイク。

流石に3度もシステムを組み直す気力は残っておらず、22:40頃、StopFishingとした。

所で、イモグラブ40を使ったメバリングだが、動画の管理人の方が云っている通り根掛かりの心配はなく、その点では何の心配もなくストレス・フリーだった。しかし、アタリがあっても針掛かりまで持ち込むことが難しく、この点が逆にストレスに感じ、結局プラス・マイナス・ゼロと云った所。
但し、活性が高い時に根掛かり対策として使う分には、根掛かりリスクがなくなる点から、充分に使える方法で、引き出しの一つにしようと思った。

2019年釣行記(34) – EG

2019年 Eging 釣行記

日 時:05月27日(月) 18:00~22:30
潮回り:小潮(↑)
場 所:SZK、KTSSRT
釣 果:ナシ
同行者:単独

前回、JGSM-NDGSKでパーフェクト・ゲームを喰らってしまったので、何とか緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんの顔が見たくて、少しでも会える確率が高い(?)SZKに行くことにした。SZKは、自宅から150km超でかなり距離があって高齢の身では少々きついが、可愛娘ちゃんに会いたい気持ちの方が勝った格好。

で、当初は日曜日の深夜に出発して、夜明け前から朝間詰めを狙う積りで準備をしたのだが、夕食を終えてTVを観ていると、何故かしら眠気が襲って来て、出掛けるのが億劫になって仕舞った。そこで、出掛けるのを半日ずらして、夕間詰めから半夜の釣りに変更し、日曜日の夜はゆっくりと休んだ。

150kmと云えば、深夜走行であれば3時間半の距離だが、昼間となると4時間半は掛かる。この時期の日没時刻は18:45頃なので、少なくとも18:00には釣り場に入っておきたい。と云う訳で、逆算して13:30頃に自宅を出発した。

流石に150kmは遠く、昔良く通った幾つもの漁港を通り過ぎる度に、予定を変えてしまおうかと何度も思った程。

現地の駐車場に車を入れたのは、17:45頃。
所が、駐車場の入り口の看板に、利用時間は午前8時から午後5時で、それ以外は施錠すると書かれている。しかし、記憶では、24時間利用出来た筈だし、現に午後5時を過ぎた到着にも拘らず、施錠されていない。訝しく思いながら車を乗り入れた所、丁度、車から釣り道具を降ろしている御仁が見えた。そこで、様子を訊ねた所、夏季は施錠されるが、今の時期は大丈夫とのことで一安心。

その御仁と色々と釣り談義をしながら長い坂道を下って行ったが、文字通り行きは良い良い、帰りは強いで、長い距離も全く気にならない。
磯に入ると云うその御仁とは途中で別れて、更に坂道を下って行くと、両側をうっそうとした木々に挟まれていて風の通り道になっているためか、かなり強い風が道なりに吹き上げて来る。予報では、西風3mとのことだったので、それ程心配もしていなかったのだが、この風は・・・・・・。

誰も居ない突堤に立ってみると、時折、身体を揺らす程の強風で、150kmも走って来た場所でなければ、諦めていた程。
荷物を飛ばされない様にして、ロッドにラインを通し終わり、イヨイヨ期待のキャスティングを開始しようとした時、スマホが見当たらないのに気が付いた。長い坂道を上るのも辛いので、このまゝ釣りを続けようかとも思ったが、記録写真を撮る必要があるので、仕方なくヒーヒーゼーゼー云いながら長い上り坂を上って車にまで取りに戻った。
所が、運転席、助手席周りやトランクも探したが、スマホが見付からない。
何処に置いたのだろう?
何気なく置いた場所が記憶の外になることは、良くあることで、今回もその類いだが、意識して置いた訳ではないだけに、さっぱり見当が付かないし、また、こんな時は、思い出そうとすればする程、記憶の底に埋没してしまって浮かんで来ないので始末に悪い。
どうしようかと思いながら、フト右手で尻のポケットに触れて見ると何やら硬い物が指に触れる。何だろうと思い取り出すと、それは探していたスマホ。右の尻ポケットは財布の定位置なので、何故財布に重ねてスマホを入れたのか、全く記憶がないが、兎に角見付かったので一件落着。

キャスティングを始める前に、この様な事件があったので、キャスティングの開始は18:15頃。
風は相変わらず強い西風で、さざ波がサーッと広がりながら走って行き、追い風に乗ったぴょんぴょんサーチは遥か彼方に着水する。この突堤は南から北に向かっているので、東向きや北向きも狙いたいが、キャストしたエギが風に戻されたり、吹かれたラインに引っ張られて沈まなかったりで、結局、風を背中に受ける西向きが中心。

時刻は日没時刻前だが、高曇りのため光量が少なく、可愛娘ちゃんからの応答があっても可笑しくはない状況。
しかし、反応がないので、少し右手の岸寄りにキャストして見ると、カウント20で敢え無く根掛かり。カンナが伸びれば回収出来るだろうと、ラインを手に引っ張ると、パチンと乾いた音を立てて高切れて、ぴょんぴょんサーチは海の藻屑になってしまった。

強い風の中でFGノットを組むのは難儀なので、予備のスプールに切り替えてキャスティングを再開。

アタリがないまゝ時間が経ち、周囲が徐々に暗さを増して来た頃、益々風が強くなって来て、予備のロッドを入れていたロッド・ケースが海に落とされてしまった。風の影響を少しでも弱くするために、風に対して平行に置いていたのだが、手で押さえる間もなくボチャン。慌てて可愛娘ちゃんの抜き揚げが本来の用途のギャフを伸ばして、何とか引き上げはしたが、ケースの中にも海水が入ってしまって、予備のロッドもずぶ濡れ。

スマホ高切れボチャンと事件が続き、何とも落ち着かないエギングになってしまった。
それでも可愛娘ちゃんの反応があれば良いのだが、掛かって来るのは海藻ばかり。そこでシャロー・タイプのエギに替え、ジックリと可愛娘ちゃんに見てもらう作戦に出たが、これにも無反応。

20:00頃、天気予報をチェックした所、風は西風3mで、時間が進むにつれて強くなり、日付が変わる頃には6mにもなるとなっている。ロッド・ケースが飛ばされる程の風なので、とても3mだとは考えられないが、予報通り風が強くなるとすれば、突堤に立っていることさえ出来なくなる惧れがある。

と云う訳で、結局SZKを諦めて、帰る途中のKTSSRTに行くことにした。

KTSSRTに到着したのは21:00を回った頃。
所が、駐車場に車を止めて外に出た所、ウネリが入っていると見えて、大きな波音が耳に入って来る。余り高さがない突堤なので、場合によっては入れないかも知れない。
兎に角、近くまで行って見て、駄目なら諦めて帰ろう。
道具を肩に突堤が見える所にまで来て闇を透かして様子を窺うと、先端付近にヘッド・ランプの白い光がチラチラと見える。よし、であれば釣りは出来そうだ。

突堤の先端右側に陣取っている先行者に断わって、空いている左側に道具を降ろして、改めて準備に取り掛かった。
時折、ウネリがテトラに当たりシブキを高く揚げているが、風は背後から弱く吹いているだけで、SZKを諦めてKTSSRTに転戦したのは正解だと一人ほくそ笑んで、キャスティングを再開。

しかし、こちらでも可愛娘ちゃんからのコンタクトはない。カゴ釣りの先行者が掛けたのはフグだけで、全体として生き物の気配が感じられない。

22:00を回った頃になると、風向きが南寄りの横風になり、しかも徐々に強さを増して来て、テトラにドーンと響く波音の間隔が徐々に短くなって来た。地元のアングラーと思しき先行者は引き揚げる気配を見せていないので、まだ釣り続けることは出来ただろうが、これ以上粘る気持ちも失せてしまっていたので、22:30頃、スゴスゴと引き揚げて来た。

これで、2回連続してのアオリ・ボーズ
あぁ、あのグィーン・グィーンの独特な引きを味わいたい!!

2019年釣行記(33) – EG

2019年 Eging 釣行記

日 時:05月23日(木) 18:00~22:00
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:JGSM-NDGSK
釣 果:ナシ
同行者:単独

先日、YGWさんから送信されて来たアオリイカの写真を見て、あの独特なグィーングィーンの引きを無性に味わいたくなってしまい、久し振りにエギングに行くことにした。
ポイントは、以前ホームにしていたMNDR方面にしようかと考えたが、この方面のポイントはKTGHMを除いて、帰りの急坂がきつい所ばかりで、KTGHMに入れなかった場合の逃げ場がない。そこで、南風を背負えるJGSM方面にすることを考えた。この方面であれば急な坂はないので、生き帰りが楽な上、ポイントとしてNDGSKHTL-STがあり、アブレルことはまずない。唯一の気掛かりは、エギングでの実績は全くないことだが、2kgクラスが出始めたとの情報もあるので、何とかなるだろう。

明るい内にポイントに入りたかったので、少し早めの15:30頃、自宅を出発。現地の駐車場に車を入れたのは、17:30頃。
車から出て、ポイントを遠望出来る所まで行き様子を見ると、NDGSKHTL-STにもアングラーの姿は見えるが、充分入る余地は残って良そう。そこで近い方のNDGSKに入ることにして、一旦、車に戻り準備に入った。

Dバッグとウェスト・バッグを肩に掛け、重たいクーラーとロッド・ケースを両手に持って磯道をヨタヨタと歩き、先端に向かった。
このNDGSKの掛かり場は大きく分けて、最先端、その手前の第一出っ張り、更に手前の第二出っ張りの3か所あるが、第一出っ張りに若者エギンガーが一人入っているだけで、ベスポジの最先端が空いている。そこで先行者の若者に声を掛けて、最先端に釣り座を構えることにした。
その若者によると、一月程前は良かったが、最近は出なくなったとのこと。
余り聞きたくない情報だが、ロッドを振って見なければ判らないと釣りの準備に取り掛かった。

風は予報通りの南風で、それ程強くはないが、背後で風に吹かれた波が時折シブキを上げているのが気になる。
Sephia S806ML-Sを手にキャスティングを始めたのは18:00頃。パイロットに選んだエギは勝手に釣れちゃう!との謳い文句のぴょんぴょんサーチ
小生としては、釣れちゃったのではなく釣りたいのだが、どちらにしても緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんの顔を見るのが先決。

先ず、20カウントして2投、3投。扇状にエギを通したがコンタクトはない。
日没前のまだ明るい時間帯なので、もう少し暗くなったらアタッて来る筈・・・・。
とは云え、何時アタッて来るか油断がならないので、兎に角キャスティングを続けているしかない。カウントを変えエギを通すレンジを替えてキャスティングを続けていると、足許から10m程の所で根掛かりで高切れ。カウントは30。
アリャー!!
もう少し水深があるかと思ったが、意外と浅い。
しかも、左から右への潮の流れが強く、左斜め45°にキャストしたエギが斜め右45°から戻って来る程。

日没時刻を過ぎ、周囲は徐々に暗くなり始めた頃、先行者の若者が引き揚げて行ったので、即、その後に場所を移動。と云うのは、最先端は、背後に上がるシブキが直ぐ近くを濡らす程になって来ており、これからも2時間程は潮が上がって来る時間帯なので、早目に避難しておく方が良いと考えた。又、これからのことを考えて、第二出っ張り付近の様子も見ておきたいと思ったのもその理由。

前方遠くに見える街灯が点き、イヨイヨ、ゴールデン・タイムの到来かと期待をしたが、全く気配が感じられない。
潮は相変わらず左から右に流れているが、第二出っ張りでは20~25カウントで確実に根掛かってしまう。と云っても、海藻に掛かっている様で、グイッと力を込めてラインを引っ張ると、ズルズルと云った感触で千切れた海藻と共に戻って来るので、エギのロストはないが、可愛娘ちゃんに要らぬ警戒心を持たれてしまいそう。
そこで、エギをシャロー・タイプに替えて、潮に乗せる様にして流してみたが、答えが出ないまゝ。

流れが緩んだ時がチャンスだと自身に云い聞かせながらキャスティングを続けたが、満潮時刻の21:00を回った頃、一時的に若干弱くなったものゝ、左から右への流れは相変わらず。

22:00少し前、磯際に潜んでいる可愛娘ちゃんを引っ張り出そうと、乗っている磯に平行にキャストした所で、見事に根掛かりしてしまい、本日2個目のエギを奉納。
これで何とか持たせていた気持ちもプツンと切れてしまって、結局、22:00頃にStopFishingとして、スゴスゴと引き揚げて来た。

NDGSKはこの日初めて入った磯なので、今回を持って断定する訳には行かないが、このポイントは、ベイトを求めて回遊して通り掛かる可愛娘ちゃんを狙う釣りの様に思え、ジックリと待つ釣りには向いていない様な印象。
何れにしても、このまゝの状態でJGSMを諦める訳には行かないので、次回は、HTL-STに入って見ようと思った次第。

2019年釣行記(32) – MB

2019年 Mebaring 釣行記

日 時:05月19日(日) 23:30~03:20
潮回り:大潮(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 4
同行者:単独

今週の前半の空模様は、月曜日の夜から火曜日の夜まで傘マークが並んでいて、週前半の釣行機会は日曜日の夜しかない。そこで、急遽MHR-KGNに行くことにして、22:30頃、自宅を出発。現地には23:20頃に到着。

流石に日曜日のこの時間になると、駐車スペースには殆ど車がない。
直ぐにNSL-S702UL/BFを手に岸壁に出て、への字カーブの先に向かったが、アングラーの姿は全く見えず長い岸壁は貸切状態。風は東寄りで、歩いていると気になる吹き方だが、立ち止まると余り感じられない程度なので、プラッギングではまず問題なさそう。

今回も前回と同様、への字カーブの先から凸部の角までの間を重点的にチェックすることにして、先ず、50番スポット付近から釣り始めることにした。
丁度干潮時刻にあたり、潮位が低いので、先ず届いたばかりのイモグラブ40をチョイス。所が、持って来たオフセット・フックが小さ過ぎ、針先を出すことが出来ない。事前にフック・サイズを確認すべきだったが、仕方がないので、針掛かりさせ難いことを承知でそのまゝキャストしてみた。しかし、円らな瞳の可愛娘ちゃんからの反応がない。動画では根掛かり対策の切り札として紹介されており、可愛娘ちゃんを釣り上げている場面もあったので、この日の様に潮位が低い時のMHR-KGNでは重宝するだろうと考えていたのだが、反応がなければ意味がない。
可愛娘ちゃんは居ないのか?
又は、
居ても尻尾のないズングリ・ムックリのこんなワームには興味がないのか?
どちらにしても、この日初めて使うワームなので、何とも判断が出来ない。

そこで、60番スポット付近に移動。
すると、4投目か5投目で、コンと可愛娘ちゃんからのコンタクトがあった。反射的に合わせを入れ、決まったと思ったが、魚の重さを感じた直後にスッと軽くなって仕舞った。そんなことが2度あった。
針先がワームの中に埋没しているので、針掛かりさせられないが、イモグラブ40でもアタリが出ることが分って、取り敢えず一安心。

アタリを楽しむだけなら、このまゝイモグラブ40を続けるのもあり得るが、釣りに来ている以上、やはり可愛娘ちゃんの顔を見なければ収まりが付かない。そこでイモグラブ40を諦めてBEAGLE SSに替え、キャスティングを続けたが、サッパリ音沙汰がない。

となると、蟹の横這い釣法で居場所を探すしかない。
しかし、場所を替えプラグを替えても、全く効果がなく、結局、最近の実績ポイントである86番スポット付近に到達してしまった。
他が駄目でも、ここなら・・・・・
と期待したが、この日はこの実績ポイントでもコツリとも来ない。
潮は上げ潮なので、悪くはないと思ったが、明るい満月の光りが影響しているのか?

実績ポイントなので、粘ったが、やること為すこと全て空振りで、ボーズを覚悟した程。
そこで、最近は出ることがなくなったので、ご無沙汰している凸部の角111番スポット付近から先をチェックすることにして、移動。しかし、気配がない。

プチ移動を繰り返して、テトラ帯とテトラ帯の切れ目を縫う様にしたり、テトラ帯と岸壁の狭い間を通したりしたが、掛かって来るのは切れ藻ばかりでお手上げ状態。
120番スポット付近に来た時のこと、FinluckMinnow30Sで駄目ならこの日は諦める積りでルアー・ケースを開けた際、イモグラブ40と同系統カラーのチャートのTetraWorksEBIKKOが目に留まった。
同じ色なら反応があるかも知れない。

殆ど出番のなかったEBIKKOに替えて、斜め右のテトラ帯の角に向けてキャストし、ゆっくりとリーリングしていると、いきなりロッドを引っ手繰る様に、ゴン。

突然のことで、些か泡を喰ったが、無事抜き揚げたのが21cm程の可愛娘ちゃんで、時刻は25:10頃。

その後、暫くして2匹目。
突然、活性が上がって来たのかと思ったが、間を置かずに来たのは偶然だった様で、その後はコツリとも来ない。その場を諦めて隣りの切れ目に移動して、同じ様に斜めにルアーを通しているとコン。しかし、このアタリに合わせきれないと、2度とコンタクトして来ることはなく、やはり活性が高いとは云えない状況。
と云っても、全くアタリがなかった時間帯を考えると、アタッて来るかも知れないと思える様になっただけでも、状況は良くなっていると云える。しかし、コンタクトがあると云っても、120番スポットを挟んだ極々狭い範囲だけで、そこから外れると、全く音沙汰がなくなってしまう程で、最近では最悪。

2:00頃まで120番スポット付近で粘って、何とか4匹になった所で、86番スポット付近に戻って見たが、状況は変わっておらずチャートのEBIKKOにも反応はなし。
そして、60番スポット付近でも空振り。

あと1時間程粘れば、朝のゴールデン・タイムに入るので状況が変わる可能性はあったが、脚に疲れが溜まっていたので、3:20頃StopFishingとした。

2019年釣行記(31) – AJ

2019年 Ajing 釣行記

日 時:05月16日(木) 18:30~24:00
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 27
同行者:単独(INUEさん)

AMAZONに注文していたイモグラブ40SmokyPKM42が届いたので、今回もMHR-KGNでのLHCに行こうかと思ったが、LHCが続いているので、当初の予定通り、前回実行出来なかったDKKでアジングをすることにした。

自宅を17:30頃、出発。現地到着は18:00過ぎ。
いつもは沢山の車が並んでいるが、この日は2~3台しか駐車しておらず、ゆっくり釣りが出来そう。

道具を手に細い獣道を通り抜けて、岸壁に出て様子を見ると、先行者は4~5人程度。
その先行者達は、最も奥に固まって長いロッドを振っており、岸壁の中央から手前まではガラガラ。小生のDKKでのお気に入りは、最奥なのだが、仕方がないので彼らが引き揚げてから移動することにして、取り敢えず岸壁の入り口で釣ることにした。

風は斜め右前方の南東から、かなり強目に吹いて来ており、予報通り夜が更けてから弱くなることを願いながら、準備をしていると、若者アジンガーが登場。
彼は、小生から4~5m程中央に寄った所に入ったと思ったら、小生と違って全て準備を整えてから岸壁に来た様子で、直ぐにキャスティングを始めた。
随分と準備が良いなぁと感心していると、直ぐにロッドを曲げている場面を目撃。しかも、その後も間を置かずにアジを抜き揚げていたので、湾奥に位置するDKKでのアジングは、まだ少し早いかも知れないと思い、様子をチェックする意味合いを持って来たのだが、これにはビックリする一方アジが寄っていることが判って、一安心。

今回持ち込んだロッドは、ライト・キャロ用のTenryu改とジグ単用のSoare改の2本。
先発はTenryu改で、シンカーは風を考慮して2gを選択したもの。
そして、キャスティングを始めようとした所で、最奥の先行者達が帰り支度を始めているのが目に入って来たので、キャスティングを中止して場所移動を敢行。

18:30頃、Tenryu改で仕切り直しのキャスティングを開始。
しかし、2投、3投とキャストしてみたが、もう一つ釣れる気がしない。そこで、強い横風が気になったが、Soare改で1gのジグ単に変更。すると、1投目のこと。YGWさんに教えて貰ったことを思い出しながら、ロッドを動かしたい気持ちをグッと抑えて、ジーッとしていると、足許でコン。

サイズは20cmを切る位の豆だが、DKKの初アジをゲット。
時刻は日没直後18:45のことで、周囲は未だ未だ明るい時間帯だった。

サイズがもう一つな点は、数を釣って補おうと思ったが、時間が経ち周囲が暗くなって所謂ゴールデン・タイムになっても、後続のアタリがない。
それどころか、右から左に吹く南東の風は益々強くなると同時に、潮の流れも右から左に強くなってしまい、斜め右前方にキャストしたのに、ジグは斜め左から戻って来る始末で、どうしようもなくなってしまった。

20:00を回り、潮の動きが少し緩んで来た途端、アジからのコンタクトが続く様になり、一時期はほゞ入れ掛かり状態になって、ツ抜け達成は20:30頃。
この時は、1gのJHを使い、キャストした後20カウントした所で、ロッドを水平に保ちジッとロッドを動かさずにいた。すると、チクッと微かなアタリが伝わって来るのが判った。
これまでは、ライン・テンションが感じられない場合は、ロッドのティップを上げたり、少しリーリングする等して、何とかテンションを感じようとするのが常だった。しかし、YGWさんによると、そうすると知らず知らずの内にレンジを外すことになるので、ロッドを動かさない様にする方が良いとのこと。
丁度、周囲には誰もおらずマイ・ペースで試すことが出来る良いチャンスだと、実践してみた。すると、上述の通りで、恐らくこれまでは出せなかった程小さなアタリで連チャン出来た次第。
この状態は20:40頃まで続いたが、その後は群れが去って行ったと見えて、徐々にアタリが遠くなってしまった。

21:00頃、AKTさんからの連絡の通り、INUEさんが登場。
風は、徐々に弱くなって来てはいるが、相変わらず吹き続けていて、保温性のないウィンド・ブレーカーでは、寒い位。にも拘らず、早くも蚊がブンブブンブと五月蠅く纏わり付いて来て、気が付くと手の甲や指がモゾモゾと痒くなって、落ち着かない。
アジもこの頃になると、ピークは過ぎたが、それでも退屈しない程度の間隔でアタリがあり、24:00を過ぎた頃、StopFishingとしてDKKを後にした。

今回、今季初めてのDKKだったにも拘わらず、豆アジが中心とは云え27匹の釣果は、小生にしては出来過ぎだろう。
しかし、最大の成果は、YGWさんが教えてくれた内容の一端を垣間見、実際に出来たことだと思う。これを偶然の産物とはせず、確実なものにするためにもDKKに通う必要がありそうだと考える次第・・・・と、DKKに通う理由が出来た(笑)

そして、もう一つ。
街灯もなく月明りだけの暗い岸壁で、独り自分の釣りに没頭するのも愉しいが、気の合った仲間と並んで釣りをするのも、これまた楽しいもので、今回は一晩で二種類の愉しさが味わえる程の贅沢な時間だった。

と云う訳で、収穫の多い一晩を過ごすことが出来た。

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