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2023年釣行記(60) – AJ&TC

2023年 Ajing Touching 釣行記

日 時:10月10日(火) 16:30~20:30
潮回り:若潮
(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 5、タチウオ x 0
同行者:SMTさん、KMIさん

月曜日の9日は、スポーツの日の祝日なので、翌火曜日の10日に釣行する積りでいたが、予報では、ゴールデン・タイムの18:00台と19:00台には傘マークが付いており、しかも、4mの北風が夜を通して吹くとのこと。加えて、前日(9日)に降った冷たい大雨の影響も気になり、釣行するかどうか迷っていた。
そんな所に、KMIさんから行くよ!との連絡があり、背中を押された格好で行くことにしたが、やはり雨が気になる。そこで、雨が降って来たら、早上がりすることにしたのだが、自宅を出る直前にチェックした予報では、傘マークは消え降水確率も40%に下っていたので、勇気凛々。すっかりその気になって車に乗り込んだ。

現地到着は、16:00頃。
同じタイミングで到着したSMTさんと連れ立って岸壁に出てみると、最奥にアングラーが一人だけ。しかも、そのアングラーは帰り支度をしている最中だったので、最奥SMTさん、小生はその中央寄りの隣りに釣り座を構えることにして、準備に取り掛かった。

今回のラインナップは前回と同じで、ジグ・サビキ刀狩り用のSephia S809M/Fジグ単用のSlatyStage改の2本。

16:30頃、Sephiaを先発にジグ・サビキでこの日の釣りを開始したが、岸壁の際に立ってみると、北風4mとの予報とは違って風は微風で、良い方に外れてくれた。しかし、北の空には不気味に感じる程の黒雲が広がっていて、直ぐにでも雨が降り出しそうな雰囲気があり、この点は気懸かり。

これまでのジグ・サビキで、釣れ始める時刻は16:30頃だったので、反応は直ぐに返って来るだろうと高を括っていたのだが、反応はなく気配も感じられない。そこで、途中で寄り道をせずに入り口に移動。
すると、これが大正解で、移動後の2投目か3投目の16:45にこの日の第一号をゲット。サイズも20cm程で、これはSMTさんに進呈。
そして、直後の16:48に2匹目。これは15cm位だったので、即リリース。更に、16:5316:57に夫々20cm超が追加出来て、滑り出しは至極順調だった。
しかし、これまでと同様、日没時刻を過ぎて周囲の光量が減って来ると、反応が消えてしまった。

17:00を回った頃(?)、KMIさんが登場して来て、雨を避けたいので、樹の下でやると云って、中央に釣り座を構え、小生は、17:40頃、ジグ単に切り替えることにした。
そして、小生がジグ単でのアジングを始めて程なくして、ポツリ、ポツリと雨粒が落ちて来た。当初は雨が降り出したら上がる積もりで来ていたのだが、これでは、余りにも実釣時間が短過ぎる。KMIさん情報では、1時間もしない内に雨は上がるだろうとのことだったので、レイン・ウェアを来ていない小生は、釣りをせずに樹の下で雨宿りをしてやり過ごすことにした。

幸い、雨は小一時間程で上がったので、アジングを再開。
しかし、アジからの音沙汰がない。にも拘わらず、僅か4m程しか離れていない隣りのSMTさんは順調にロッドを曲げている。こんなにも極端な状況になるのには、探るレンジ、アクションの付け方等々原因がある筈だが、小生は全く判らない。

そこで、取り敢えずアジングを中断して、Sephiaにセットしていたサビキ快適波止タチウオテンヤSS2S(11g)に替えて刀狩りをすることにした。
この頃から、北風が少し強く吹き始めたが、11gのテンヤなので、何とかなる。扇状にキャストして居場所を探したが、気配がない。
小生は、刀狩りでは表層を狙うことを基本としているのだが、昨夜の雨で海水温が下ったため、タチウオのレンジが下っているかも知れないと考えて、少し、テンヤを沈めて見た。すると間もなくして、ガツンと待望の反応が返って来た。しかし、これは、残念ながら合わせ切れず空振りに終わってしまった。とは云え、タチウオは近くに来ているので、ゲットするのは時間の問題と張り切ったものゝ、その後は梨の礫

小生が、刀狩りをしている間も、隣りのSMTさんは、引っ切りなしにドラグをジーッと鳴らして、一時は入れ掛かりにしている。タチウオの反応があれば別だが、そんな様子を見ては堪らない。アジングに切り替えたが、状況は変わっておらず小生には反応が感じられない。

結局、ジグ単で最初のアジをゲットしたのは18:31のことで、サビキ分と合わせてようやく5匹の釣果。群れが小生の所にも回って来たのかと喜んだが、どうやら迷子のアジだったと見えて、その後は元の木阿弥

それでもアジングを続けたが、反応が返って来ることがないまゝ時間が経ち、その内、悪いことに北風が非常に強く吹き出して来た。自宅を出る前に見た予報では北風4m、現地で見た予報では3mとなっているのに、その様な生易しい風ではなく、猛烈な爆風。風上にキャストしたテンヤは、ヘナヘナと戻って来るし、風を横から受けてキャストすると右手方向に流れながら落ちて行く。それでも、タチウオが近くに居れば反応して来るだろうと頑張ってみたものゝ、どうしようもない程。

この爆風に堪らず、20:00を回った頃、十二分にアジングを堪能したSMTさんが、帰り支度を始めた。そんな様子を目にして、それまで何とか持ち堪えていた小生の気持ちも、遂に切れてしまって、20:30頃、諦めてStopFishingとした。

この日は、SMTさんが30匹以上、KMIさんが20匹以上の釣果に対して、小生は僅か5匹だけ。降雨中は、ロッドを振らなかったことや刀狩りに時間を割いたため、アジングをしている時間が彼らよりも少なかったこともあるだろうが、その差が大き過ぎる。
小生にしては珍しく苦手にしているには負けることなく粘ったが、には負けた格好で、フラストレーションが溜まる一晩だった。