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2023年釣行記(62) – AJ&TC

2023年 Ajing Touching 釣行記

日 時:10月16日(月) 17:00~22:40
潮回り:大潮
(↑↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 21、タチウオ x 0
同行者:単独、(IKOKさん)

久し振りに南or南南西2mとのKMI’sでの釣りには持って来いの予報に、喜び勇んで出掛けることにした。

現地には16:30頃に到着。
直ぐにクーラーやバッカンなどをキャリヤーに積んで岸壁に出て見ると、先行者は最奥に若者が二人、中央にルアーマンが一人の3人だけだったので、迷わず空いてる入り口に釣り座を構えることにした。

いつもの様にSephia S809M/FSlatyStage改の二本のロッドを竿袋から出して云々、準備に入った。しかし、時間的にはサビキへの反応がなくなる17:00間近なので、ジグ・サビキをせずに刀狩りから始めることにした。

この日の風は、予報が当たって右から左の微風だったので、いつもの快適波止タチウオテンヤSS2S(11g)ではなく軽い4S(6g)を結んで、17:00過ぎにキャスティングを開始した。

この時期の日没時刻は17:05なので、徐々に光量が減って来て、如何にもと云った雰囲気になって来たが、タチウオからのコンタクトはない。元々、タチウオは群れをなして回遊する魚なので、回遊がなければ反応がないのは当然のことなのだが、歳のせいか、その時をじっくりと待つのが不得手になってしまっている。
この時も、テンヤをキャストしながらもアジの様子が気になって仕方がない。暫く我慢をしていたが、結局、17:30頃にSaltyStage改に手を出してしまった。
すると、その1投目でコツッ。
サイズは15cm程度だったので、即、海にお帰り頂いたが、アジの活性は高そう。
このまゝベイト・アジングを続けようか・・・と一瞬考えたが、土産にするならアジよりもタチウオの土産の方が喜ばれそうなので、ベイト・アジングの誘惑を振り切って、Sephia S809M/Fを手に刀狩りに専念することにした。

タチウオからのコンタクトは相変わらずないが、きっと反応して来る筈と自分自信を叱咤激励しながらキャストを繰り返している小生の背後を通って一人のアングラーが登場して来た。後で判ったことだが、彼はまんだむさんことFJKWさんと仰るアングラーで、中央付近に釣り座を構えて釣りを始めた。

タチウオの反応を待ってキャスティングを繰り返しながら、波間に漂っているFJKWさんの電気ウキを見ていると、何とLEDの赤い灯りがズブズブと沈んで行っている。しかも、浮かび上がって来ない。
アレーッ、もう、来たの?
そして、次に目にした光景は、FJKWさんタチウオを抜き上げている場面。
小生は、長い時間、キャスティングを繰り返していたが反応なし。にも拘わらず、1投目からタチウオをものにするとは・・・・。

小生も負けじと、18:20頃までの約1時間程、脇目を振らずにキャスティングを繰り返したが、コッ、モゾと云ったお触りを数回感じることはあったが、所謂、喰いアタリは1度もない。

結局、諦めて18:20頃にアジングに切り替えた。

小生がアジングに切り替えた頃(?)、IKOKさんが登場し、隣りに釣り座を構えてエギングを始め、程なくしてアオリイカをゲット。エギングは小生の海釣りの原点なので、そんな場面を目にしては堪らない。大いに気持ちが動いたが、タチウオアジそしてアオリイカ三兎も追うのは、やり過ぎだと、自分を諌めてアジングを続けた。
すると、18:26豆アジを皮切りに調子良く反応が続いて、早くも19:00前にはつ抜けを達成。一段落付いた所で、タチウオへの思いが強くなり、又々刀狩りに手を出したが、気配もないので直ぐにアジングに復帰。

小生がタチウオに手を出している間に、アジの群れは何処かに行ってしまったのでは?と思ったが、直ぐに反応が返って来て、19:15に11匹目をカウント。そして、19:31までの約15分間は、ほゞ入れ掛かり状態となって、9匹をゲット。

所が、良かったのはここまでで、それまでが夢の中の出来事だったと思える程の激変振りで、ピタリと反応がなくなってしまった。
そこで、小休止に入って、夕食のパンを齧って気分転換を図り、20:00過ぎにアジングを再開したが、全く反応がない。隣りのIKOKさんも盛んに首を振っている。

そうこうする内、IKOKさんがポツリポツリとアジを掛け始めた。訊くと沖目のボトムとのこと。
どうやら水位が下がって、付き場が沖目に移動した模様だが、小生は余り得手としていない釣り方なので、この時点で気持ちは下降線に入ったが、StopFishingにするには、早過ぎる。そのまゝアジングを続けた所、20:2420:25に立て続けに反応があって、久し振りにアジをゲット。
入れ掛りの再現かと期待をしたが、それっきり・・・・。

それでも、夢よもう一度!とキャスティングを続けたが、梨の礫に終わり、21:20過ぎに一旦はStopFishingとして、片付けに入ろうとした。しかし、次回のためにFJKWさんの釣り方を勉強させて貰おうと、隣りに立って色々と伺っている内に、何やらやりたい気持ちがムクムクと頭をもたげて来た。

この頃になると、風はすっかりなくなり、海はベッタリと凪いでしまって、釣れる雰囲気はなくなってしまったが、改めてSephia S809M/Fを持ち出して刀狩りを再開することにした。

そして、先行者が引き揚げていった最奥をチェックし、次に中央付近をチェックしたが、反応はなく、結局、元の入り口に戻って、扇状にキャストし続けた。
しかし、反応が返って来ない。そこで、テンヤを使い慣れた2S(11g)に替えてみた。すると、ゴン・・・・・。これは残念ながら合せ切れずに空振り。近くにウロウロしている筈だと、気合を込めてキャスティングを繰り返したが、それっきり。

結局、小生には珍しく長時間残業をして頑張ったが、タチウオからの反応は1度だけに終わり、精も根も尽き果てて、22:40StopFishingとした。

この日は老骨に鞭打って頑張ったが、その甲斐なくタチウオボーズ。しかし、アジについては、19:30過ぎまでの短い時間に限って云えば、絶好調。しかも、20cm超の良型が殆んどで、夢の様に楽しい釣りだった。
この楽しさがあるからこそ、釣れなくても釣れなくても、夢よもう一度とばかりにロッドを担いで釣りに出掛けるんだろう。

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17:28 1匹目 R    19:15 11匹目    20:25 21匹目
18:26 2匹目 豆   19:18 12匹目
18:31 3匹目     19:20 13匹目
18:35 4匹目     19:22 14匹目
18:37 5匹目 R    19:24 15匹目 R
18:42 6匹目     19:25 16匹目 R
18:44 7匹目 R    19:27 17匹目 R
18:46 8匹目     19:29 18匹目
18:47 9匹目 豆   19:31 19匹目 R
18:51 10匹目     20:24 20匹目