※ 月別アーカイブ:11月2023 ※

2023年釣行記(74) – TC&AJ

2023年 Ajing Touching 釣行記

日 時:11月27日(月) 16:15~21:15
潮回り:大潮
(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:タチウオ x 2、アジ x 12
同行者:単独、(NKYMさん)

月曜日の27日は、南西or西の風が2mとのことで、KMI’sでは願ってもない条件に喜び勇んで釣行することにした。

現地到着は、15:40頃。
岸壁には、最奥アナゴ狙いのNKYMさんが一人いるだけ。
この日の満潮時刻は16:06で、時間的にはほゞ最高位の潮位になっており、しかも、潮回りは大潮のため海水面はいつもより高い。しかし、風が殆どないため、波もなく穏やかで釣りには持って来い。

この日持ち込んだBlueCurrentⅢ 82/BSaltyStage改にリールをセットし等々準備をし、16:15頃SaltyStage改を先発に選んで、ベイト・アジングからこの日の釣りを開始。

いつものことだが、釣り始めのキャスティングは、爆釣の期待ボーズの不安が綯い交ぜになってドキドキする。特に、最近の様に好不調の波が大きい場合には、尚更のことで、どうか良い時であってくれ!!と思わず知らず祈っている。

この日の日没時刻は16:29で、まだ間があるため周囲は明るくて、反応が返って来る気配はない。そこで、まだ手に馴染んでいないBlueCurrentⅢ 82/BにセットしたリールのSilverWolf TW 1000XHのブレーキ調整を念を入れて行い、光量が減るのを待った。

この日、始めての反応が返って来たのは、17:05
左から右への潮流に流されているラインを見ていると、何やら動きが怪しい。思わず左腕を煽って合わせを入れると、紛れもないアジの引きがあって、抜き上げたのは22cm程の良型。
実釣を開始してから1時間近くもの間、コンタクトがなかったので、悪い時に当たったのか・・・と思い始めた矢先のことだったので、ヤレヤレ、これでボーズは免れたと胸を撫で下ろした。

2匹目は、それから若干間を置いた約10分後の17:16に来た良型。
この日は、アジのお持ち帰りの予定はないので、正直な所、一寸惜しい気がしたが、1匹目に続いてこれも最奥NKYMさんに差し上げた。

そして、17:16の2匹目から17:32に8匹目を揚げるまで、僅か16分間に7匹と正に絶好調状態。しかも、20cmに少し足りないリーリース・サイズは2匹のみの良型揃いで、この日はアジよりもタチウオに重点を置く積りで来たのだが、このまゝアジングを続けようかと思った程。
こんなことを考え出すと、音沙汰がなくなってしまうのが常で、この日も8匹目を最後に、ピタリとコンタクトがなくなってしまった。

そこで、初心に帰って18:00頃から、BlueCurrentⅢ 82/B快適波止タチウオテンヤSS2S(11g)を組み合わせて刀狩りを始めたのだが、なかなか反応が返って来ない。
陸っぱりでのタチウオアジとは違って、頻繁にコンタクトがある訳でなく、数少ない反応を如何に首尾良くものにするかが肝で、この辺りはアオリイカを対象とするエギングに通じるものがある。
と云う訳で、いつ来るかも知れない反応を期待してキャスティングを続ける必要があるのだが、一向に音沙汰がないまゝ時間が経って行くだけ。

そこで気分を変えるために、中央付近に移動してキャスティングを繰り返していると、微かな違和感が伝わって来たので、同じポイントに集中してテンヤを通してみた。しかし、違和感があったのは一度だけで、その後は何も返って来ない。
違和感の主がタチウオだとは断定出来ないが、兎にも角にも、1時間以上もの間キャスティングを繰り返して感じた唯一の変化に頼るしかないと考え、これまでのリズムを変えるために、テンヤを一段軽い3S(8g)に替えてみた。
すると、これが奏効したと見えて、少し長めに取ったポーズにガツンと反応が返って来て、銀色に輝く指4本サイズのタチウオを抜き揚げることが出来た。
時刻は19:17のことで、前々回には18:42に来たことを考えると、仲間のFJKWさんの云う通り19:00前後が一つのチャンス・タイムと云えそうだ。

タチウオは群れで回遊しているとのことなので、近くには他のタチウオがウロウロしている筈だが、その後は、全く音沙汰がない。別名幽霊魚と云われて、いつ何処に姿を現すか予想が出来ない神出鬼没の魚だけに、反応がないと油断をしていては泣きを見ることになるので、キャスティングを繰り返す以外にない。

頭では充分解っている積りだが、無反応の時間が長く続くのは辛い。と云う訳で、気分を変えるためにベイト・アジングを再開。
すると、直ぐにコンタクトがあって、19:48に9匹目を掛けてからの約10分間に4匹を追加し、19:57にはカウンターの数は12になった。このまゝコンタクトが続くかと思ったが、20:00を回った所で、又もや反応が消えてなくなってしまった。

そこで、直ぐに刀狩りに復帰。

この日、2匹目のタチウオを掛けたのは、1匹目から1時間後の20:19のこと。サイズは1匹目より少し小振りの指3.5本。
実は、この2匹目を獲る少し前のこと。コツと感じるアタリにタイミング良く合わせも決まって、よし、2匹目だと内心ほくそ笑みながらリールングを始めた所、途中でフット軽くなって、無念のバラシ。
1時間もの間、キャスティングを繰り返して、やっと来た反応だったのに切歯扼腕。諦め切れずに、バラした付近を繰り返し通して得た云わば執念の一匹だった。

それから、3匹目のタチウオを求めてキャスティングを繰り返したが、音沙汰が無いまま21:00を回り、遂に気持ちも切れてしまって、21:15頃、StopFishingとした。

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17:05 1匹目       19:55 11匹目
17:16 2匹目       19:57 12匹目
17:18 3匹目
17:20 4匹目 R
17:22 5匹目
17:24 6匹目
17:26 7匹目 R
17:32 8匹目
19:48 9匹目
19:52 10匹目

2023年釣行記(73) – TC&AJ

2023年 Ajing Touching 釣行記

日 時:11月24日(金) 16:30~20:30
潮回り:中潮
(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:タチウオ x 0、アジ x 20
同行者:単独、(KMI、ICNH両氏)

11月23日(木)は勤労感謝の日の祝日のため、平日釣行派の小生は釣行することを控えて翌日の金曜日に行くことにしたのだが、予報では4~5mの北風が吹くとのこと。
冬の夜釣りで北風に吹かれるのは、老いの身ならずとも辛いものがあるが、金曜日以外の選択肢がないので、我慢出来ない程寒ければ、直ぐに引き揚げる積もりで、敢えて、出掛けてみることにした。

16:10頃、現地に到着。
この日の午前中には、南寄りとは云えかなりの強風が吹いていた上、夜には4~5mの北風が吹く予報が出ているので、こんな荒れた日に来る物好きは居ないだろうと思っていた。所が、世の中には小生に似た偏屈者は何処にでも居るもので、最奥には年配のアジンガー、中央付近に見知らぬ若者アングラーが2人、都合3人もの先行者の姿があった。
と云う訳で、空いていた入り口に釣り座を構えた。

この日持ち込んだロッドは、刀狩り用のBlueCurrentⅢ 82/Bアジング用のSaltyStage改の2本で、夕マヅメアジング、19:00頃から刀狩りに切り替えるプラン。

小生が準備を初めて程なくして、KMIさんが登場。最奥の年配者アジンガーはKMIさんの知り合いなので、隣りに入るとのこと。

釣り場の様子は、南寄りの風が北に変わる時間帯に当たっているらしく、風は殆なく、海も穏やかで何となく拍子抜けの気分。
しかし、これも北風が吹き出すまでの、云わば嵐の前の静けさだろう。

SaltyStage改を手に、16:30頃キャスティングを開始。
時間的には日没時刻なので、夕マヅメと云うには若干早い気がするが、全く気配が感じられず、この2~3日は調子が落ちて来ているとの仲間からの情報が頭に浮かんで来る。
情報通り、苦労しそうだなと思いつゝキャスティングを繰り返していると、モソッと押さえ込む様な違和感が伝わって来て、この日の口開けの1匹をゲット。
時刻は、実釣開始後20分程経った16:47のことで、20cmに足りないサイズだったが、ボーズ逃れの嬉しい1匹。
これに気を良くして、2匹目を狙ったが、どうやら迷子のアジだったと見えて、後続がない。
やはり、情報通りの展開か・・・・・。
と思いつゝキャスティングを繰り返し、17:07にようやく2匹目をゲット。
この2匹目までは時間も掛かったので、この日のアジングは苦労しそうだと思ったが、この後は様変わり。それから約30分後の17:39には、早くもツ抜けを達成。しかも、何れも20cm超のお持ち帰りサイズばかり。

この調子は、11匹目をゲットした17:43以降も続き、20匹目を獲ったのは18:08。つまり、17:07から18:08までの約1時間で、19匹の釣果を上げたことになり、これまでにないハイペース。しかも、17:55に掛けた1匹は、26cmにもなる大物で、云うことなし。

このままアジングを続ければ、更に釣果を伸ばせたと思う。しかし、これ以上釣っても、ご近所のお土産にするにしろ、処分に困ることは目に見えている。その上、ソロソロ、タチウオが回って来ても良い頃。

と云う訳で、予定通り刀狩りに切り替えた。
そしてBlueCurrentⅢ 82/Bを手に、快適波止タチウオテンヤSS2S(11g)をキャストし始めたのだが、丁度その頃から、北風が吹き出して来た。
しかも、時間の経過に連れて徐々に強くなり、帽子が飛ばされそうになるし、正面にキャストしたテンヤは斜め右手方向から戻って来る様な状況になっては、どうしようもない。

それでも、何とかタチウオを獲ろうと蟹の横這い釣法で岸壁を移動して立ち位置を替えながらキャスティングを繰り返したが、音沙汰がない。

20:00を回った頃、小生が、釣った2匹目を始末している所に登場して来たICNHさんは、明日も仕事があるからと云って帰り支度を始めた。
しかし、KMIさんと小生は北風は強いが、ここで引き揚げるには早過ぎる。もう少し粘ってみようと居残って、釣りを続けることにした。

その後、居残り組の二人は、30分程キャスティングを繰り返したものゝ獲物からのコンタクトもなく、弱くなる気配のない北風に嫌気が差して来て、結局、引き揚げることにした。
そして、帰り支度が終わったにも拘わらず、ベンチに座ったまゝ一向に腰を上げなかったICNHさんと3人連れ立って、20:45頃、岸壁を後にして帰路についた次第。

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16:47 1匹目 R  17:43 11匹目 R
17:07 2匹目    17:46 12匹目 R
17:09 3匹目    17:49 13匹目
17:19 4匹目    17:52 14匹目
17:21 5匹目    17:55 15匹目 26cm
17:24 6匹目    17:58 16匹目
17:28 7匹目    18:01 17匹目 R
17:30 8匹目    18:03 18匹目
17:33 9匹目    18:05 19匹目 R
17:39 10匹目    18:08 20匹目

2023年釣行記(72) – TC&AJ

2023年 Ajing Touching 釣行記

日 時:11月21日(火) 16:40~21:10
潮回り:小潮
(↓↑)
場 所:KMI’s
釣 果:タチウオ x 1、アジ x 14
同行者:単独、(KMI、IKOK両氏)

4~5mの北風を選ぶか、2mの南西の風を選ぶか・・・・・?
11月も下旬に入ったこの時期に、冷たい北風に吹かれるより南西の方を選ぶのは、他の条件が同じならば当然のことだろう。特に、小生の様に365連休を謳歌している身分であれば、少しでも条件の良い日を選ぶのは自然の成り行きで、2mの南西の風が吹く火曜日を釣行日に決めた。
所が、釣り仲間の中には、驚いたことに、強い北風をものともせずにKMI’sに出掛けた猛者が居て、しかも、4匹のタチウオの他アジも20匹程の釣果を上げたとのこと。
20匹超のアジを釣り上げることは、アジング中毒に侵されている仲間であれば朝飯前で、条件さえ良ければ高齢者アジンガーの小生でも達成可能な数字なので、全く驚くには当たらない。
しかし、注目したのはタチウオ4匹の文字で、今シーズンは絶不調で刀狩りは半ば諦めていたのだが、ようやく、復調した様子で勇気凛々。火曜日は刀狩りを中心に釣りをすることにした。

16:00過ぎに現地に到着。
この日は、前日の強い北風を嫌ったアングラーが多かったのか、岸壁には、入り口STさんと云う若いルアーマン、中央の奥寄りに顔見知りの人の良さそうなおっちゃん、最奥にはAIYMさんと彼の友人の姿があって、入れそうな場所は、中央付近にしか見当たらない。仕方がないので、中央付近に荷物を置き準備に掛かったが、入り口のSTさん17:30頃に引き揚げるとのこと。
そこで、STさんの後に入らせて貰うことにして、入り口に移動して準備完了。

最近は、アジ夕マヅメの短い時間帯にしか来ない傾向が強いので、取り敢えずアジのお土産を確保し、アジの反応がなくなってから刀狩りに切り替える算段で、16:40頃、SoareGame改のロッドに月下美人AirTWのリールを組み合わせて、先ずはベイト・アジングで、この日の釣りを開始。

風は微風で海には波もなく穏やか。釣りには持って来いで有り難いが、夜の寒さに備えて着て来たジャケットを着ていると暑い位で痛し痒し

この日、始めてロッドを曲げてくれた本命は、16:51の22cm位の良型で、これは微かな違和感に首尾良く合わせが決まったもの。
日没時刻の16:32を回ったばかりで、まだまだ周囲の明るさが残っており、夕マヅメと云うには少々早い気もするが、兎にも角にも良いスタートが切れて気を良くして2匹目を狙った。

2匹目は、直ぐに来ると思っていたが、案に相違して中々コンタクトして来ず、1匹目から15分程経った17:07にやっと、モズ。

丁度その頃、IKOKさんが姿を現し、それから暫くしてKMIさんが登場。
IKOKさんは、前夜も北風にも拘わらずやって来て20匹の釣果を出した筈で、連夜の釣行。高齢の身からすると、疲れ知らずの若さが羨ましい限りだが、独身にも拘わらず、そんなに沢山の獲物を持ち帰ってどうするのだろうと要らぬ心配が頭をもたげて来る。
そのIKOKさんは小生の左側、中央寄りに釣り座を構え、KMIさん最奥に向かって進んで行った。

3匹目を獲ったのは、2匹目を掛けてからやはり15分程経った17:20のことで、これまでの夕マヅメに比べると、インターバルが長くてもう一つ調子が出ない。それでもサイズに少し不満はあるが、ポツリポツリとロッドを曲げてくれて、17:59に8匹目をゲット。

出来れば刀狩りに移る前にツ抜けを達成したかったが、時間的にはタチウオが動き出しても良い頃なので、予定通りBlueCurrentⅢ 82/BのロッドにSilverWolf TW 1000XHのリール、そして快適波止タチウオテンヤSS2S(11g)を組み合わせて銀色に輝く刀を求めてキャスティングを開始した。

しかし、一向にコンタクトして来る気配がない。仲間からの情報では、19:00頃に回遊があるとのことだったが、時間的に少し早過ぎるのかも知れない。
風がないので、テンヤを少し軽くする方が良いのだろうか?
タチウオは、浮いているのか、沈んでいるのか・・・・・?
などと考えながら、キャスティングを繰り返していると、突然、何の前触れもなくジワーッと抑え込む様な重たさが伝わって来た。
アレッ、何だ!!
と思った次の瞬間には左腕が反射的に動き、ガツンとロッドが止まって、重たく強い引きが伝わって来て、タチウオであることを確信。
そして、次には、年甲斐もなくてお恥ずかしい限りだが、何ヶ月振りかに掛けたタチウオの引きが嬉しくて、無意識の内に来たー!!と声を出していた。
足許にまで寄せて来た獲物は、小生の声を聞いて駆け付けて来たIKOKさん玉網は要りますか?と声を掛けてくれた程の大物。しかし、生憎なことに小生もIKOKさんも玉網は持ち込んでおらず、玉網を持っているKMIさんまでは距離がある。
何とかなるだろうとやっとの思いで抜き上げたタチウオは、指4.5本もあって、陸っぱりの釣りではドラゴン級と云っても良いのではないかと思える程。時刻は18:42のことで、仲間からの情報通りの結果に感謝!!

この時点で、アジは8匹の釣果でお土産の確保は出来ていたので、予定通り刀狩りに集中することにして、ひたすらにキャスティングを繰り返した。すると、3~4回程お触り程度のコンタクトはあったものの、合わせを入れる程には至らず、20:30を回った頃、気分転換のためにベイト・アジングに切り替えた。

するとアジの群れは戻って来ていたと見えて、20:51から21:03までの15分程の間に6匹の釣果を追加。しかし、残念ながら判で押した様な豆アジのオンパレードだったので、21:20頃、KMIさんと連れ立ってStopFishingとした。

この日は、仲間がタチウオを4匹掛けたとの情報を頼りに、久し振りに刀狩りを中心にした結果、ようやくBlueCurrentⅢ 82/BSilverWolf TW 1000XHウロコ付けが出来た。ウロコのないタチウオを釣って、ウロコ付けと云うのも理屈が合わないが、兎にも角にも初期の目的が果たせて、ヤレヤレと云った所。

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16:51 1匹目      20:55 11匹目
17:07 2匹目      20:59 12匹目 豆
17:20 3匹目      21:01 13匹目 豆
17:22 4匹目      21:03 14匹目 豆
17:30 5匹目
17:43 6匹目
17:57 7匹目
17:59 8匹目
20:51 9匹目 R
20:53 10匹目 豆

2023年釣行記(71) – AJ&LEG

2023年 Ajing Eging 釣行記

日 時:11月16日(木) 16:10~21:10
潮回り:中潮
(↑↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 28、イカ x 0、サバ x 1
同行者:単独、(IKOKさん)

前回の釣行は火曜日だったので、順当に行けば次回の釣行は金曜日になる所だが、生憎、当日は、強い雨が15:00頃まで続き、風も南西の5~6mと荒れ模様の天候になるとのこと。ホームのKMI’sでは、南西の風であれば多少強くても何とか凌げるので問題はない。しかし、気になるのは雨で、予報通り15:00頃に上がってくれれば良いが、回復が遅れると夕間詰めに釣りが出来ないことになる。最近のKMI’sは、夕間詰めの短い時間帯が勝負所で、時間が経つにつれてジリ貧になる傾向が強いので、夕間詰めに釣りが出来ないのは痛い。
対して木曜日は、北東の風で正面から吹かれることになるが、強さは2mとそれ程でもないので、防寒着をキチンと着込めばなんとかなるだろう。

と云うことで、より確実に夕間詰めを狙える木曜日KMI’sに行くことにした。

15:50頃、現地に到着。
前回、前々回とアングラーの数が多かったので、心配だったが、岸壁に出てみると先行者の姿は一人も見えず、ラッキーにも小生だけの貸し切り。

今回は、BlueCurrentⅢ 69/Bヒイカ狙いのライト・エギング用に、そして、いつもの様にアジング用のSaltyStage改の2本を持ち込んで準備に入ったのだが、いつの間にやって来たのか、岸壁の主の黒猫が眠たそうに細い目をして背後で蹲っている。

釣ったらあげるから、待ってろよと声をかけつゝ、16:10頃、ベイト・アジングを開始。
この日の日没時刻は16:35なので、周囲はマダマダ明るくて、少々早過ぎるきらいはあるが、ヒイカを狙うにも中途半端なので、そのままアジングを続けた。

風は、右手から左手に弱く吹いており、潮は逆に左手から右手にトロトロと流れていて、如何にも釣れそうな雰囲気が流れているが、中々反応が返って来ない。
実釣を開始して15分程経った16:27のこと。
駄目なのかな~と若干弱気になりかけた時、コンでもなくチクッでもない、曰く云い難い違和感があり、反射的に合わせを入れた所、重たい引きが伝わって来た。
ラインを伝わって来る獲物の動きはアジのそれだが、トルクがいつもよりかなり強い。
アリャ~、アジじゃないかも・・と思いつゝ抜き上げると、一回り二回り大きな良型のアジで、計測してみると24cmもある。湾奥のKMI’sでは、大きくても20cmを超える位なので、これは立派なランカー・サイズ(笑)

ごめん、これは、お前には勿体ないからやれないよ黒猫を振り返ると、目を真ん丸に見開いて、今にも飛び掛かって来そうな体勢を取っているので、手早く始末をして後続を狙った。すると、直ぐに反応があって、16:31に早くも2匹目をゲット。これも1匹目に近い大物で、又々、黒猫に謝ってお持ち帰り用にキープ。

そして、16:42にようやく黒猫用サイズをゲットし、後ろで待っていた黒猫にプレゼント。その直後の16:44にまたもや良型をゲットした所で、この状態が続けば・・・取らぬ狸の皮を数えた途端、サイズが落ちて、リリース・サイズのオンパレードになってしまった。リリース・サイズと云っても20cmに若干足りないだけなので、場合によっては立派なお土産サイズ。直前に22~24cmの良型アジを目にしていただけに、殊更に小さく感じたのかも知れないが、贅沢な選択と云えるだろう。

この日は、このリリース・サイズの活性が高くて、実釣開始後45分程しか経っていない17:16には、早くもツ抜けを達成する程のハイ・ペースで釣れ続いた。所が、17:17に11匹目を掛けた所で、反応が消えてしまった。

エ~ッ、もう時合は終わったの・・・・・?
最近の傾向からすると、この後は殆ど釣れなくなるので、粘っても空振りになる公算が高いが、時刻は17:00を回ったばかりで、引き揚げるには早過ぎるし、気力も体力もマダマダ有り余っている。
駄目で元々とキャスティングを続けていると、アジの群れが戻って来たと見えて、17:31に12匹目を皮切りに反応が続き、18:11には20匹目をゲット。所が、18:19に23匹目を掛けたのを最後に無反応状態に戻ってしまった。

そこで、ヒイカ調査をすることにして、ロッドをBlueCurrentⅢ 69/Bに持ち替えて、ナオリーをキャストし始めたが、その頃から強く吹き始めた風のため、エギの操作感もない。それでも我慢をしてキャストを繰り返したが、ヒイカの反応もないため、一旦釣りを中止して、夕食のパンを齧りながら小休止。

18:40頃、ベイト・アジングを再開した所、アジの群れが戻って来ていて、18:46に24匹目を掛けてから、18:55に28匹目を掛けるまで10分足らずの間に5匹もゲットする入れ掛かり状態の爆釣ペース。
だが、良かったのはここまでで、19:00を回った頃から、ピタリと反応が消えてしまった。しかし、この日は、コンタクトがなくなっても時間が経てば戻って来ていたので、この時も待っていれば、良くなるだろうと考えてキャスティングを続けた。が、期待に反して一向に戻って来る気配がない。

1時間程粘ったが音沙汰がなく、既に30匹近い釣果もあり、お土産も確保出来て充分に釣りを楽しんだので、いつもよりも早いが、引き揚げる準備をしつゝ未練のキャスティングをしている所に、20:00頃、背の高いIKOKさんが登場。
彼は、昔の小生の様に、完全にイカに狂っていると見えて、直ぐにエギングを開始し、小生は、気を取り直して、切りの良い30匹の釣果を目標に2匹の追加を目指してキャスティングを再開した。
しかし、イカからもアジからも反応が返って来ず、20:30頃、小生は改めて帰り支度に入り、IKOKさんアジングに切り替えた。

すると程なくして、IKOKさんアジをゲット。しかも、連荘で2匹、3匹と好調にロッドを曲げている。
直前までキャスティングをしていた小生には、反応がなかったにも拘わらず、この様な場面を目にしては、堪らない。普段引き揚げる時刻を基準にすれば、まだ1時間程残っているので、リールをロッドに装着し直してベイト・アジングを再開。

所が、小生がキャスティングを始めるのに呼応して、アジの群れが去った行った様で、反応が消えてしまい、結局、2匹の追加はならず、21:10頃、IKOKさんを置いて、StopFishingとした。

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16:27 1匹目 良   17:17 11匹目 R   18:14 21匹目 K
16:31 2匹目 良   17:31 12匹目 R   18:17 22匹目 R
16:42 3匹目 猫   17:35 13匹目 K   18:19 23匹目 R
16:44 4匹目 良   17:36 14匹目 R   18:46 24匹目 R
16:47 5匹目 R    17:45 15匹目 R   18:49 25匹目 R
16:54 6匹目 猫   17:48 16匹目 R   18:52 26匹目 R
16:56 7匹目 R    17:51 17匹目 R   18:54 27匹目 R
17:08 8匹目 K    17:59 18匹目 R   18:55 28匹目 R
17:13 9匹目 R    18:03 19匹目 R
17:16 10匹目 R    18:11 20匹目 R

2023年釣行記(70) – AJ&LEG

2023年 Eging 釣行記

日 時:11月14日(火) 16:30~20:00
潮回り:大潮
(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 10、イカ x 0
同行者:単独、(YROさん)

11月に入っても晩秋or初冬とも思えない程暑い(?)or暖かい(?)日が続いていたが、突然、季節が進んでいきなりの冬になって、それまでの暑さや暖かさに慣れきった身体には、殊更に寒さが強く感じられる。
そんな状況下、4~6mの北風が吹く岸壁に立つのは、如何にも辛い。
と云う訳で、月曜の釣行を1日延期して、南東の風2mと予想されている火曜日に出掛けた。

現地に到着したのは、16:10頃。
岸壁には、入り口に一人、中央FJWRさん(?)と云う若者ルアーマン、その隣りにはYROさん、更に府中からの五月蝿い2人組、そして最奥には2人組のルアーマンと、都合、7人ものアングラーが入っていて、満員御礼状態。幸い、最奥の2人組が引き揚げる所だったので、何とか釣り座を構えることは出来たが、危ない所だった。

と云う訳で、最奥に荷物を置いて準備に掛かったが、少々窮屈だが二人が入れそうだったので、YROさんを呼び並んでアジングをすることにした。

今回持ち込んだロッドは、Tenryu改SaltyStage改の2本。
Tenryu改ヒイカ調査のために持ち込んだもので、時期的にも11月中旬になり、ソロソロ寄りを見せても良い頃だと考えたもの。これからアジが厳しくなるので、あわよくばその代わりになればと考えたのだが、元々、そんなにヒイカが釣れる場所でもないので、アジの代わり等は絵に描いた餅になるだろうが・・・。

16:30頃、2gのナツメ錘を使ったキャロライナ・システムナオリー極小エギを結んで、キャスティングを開始。
風は右から左に稍々強めだが、釣りには支障がない程度で、海にはゴミもなく穏やかで、雰囲気は悪くはない。これでアジのご機嫌さえ良ければ文句はないが、季節的にも仕方がないとは云え、耳に入って来る情報は余り芳しくないものばかり。

万が一かも知れないが、反応があるかも知れないと根拠のない期待を胸に集中して、エギをキャストしていると、隣りのYROさんは早くも本命のアジをゲット。
最近のアジの時合は、夕間詰めの短い時間帯に限られている印象なので、アジが寄っているなら、このチャンスを逃してならじと即座にSaltyStage改に持ち替えてベイト・アジングを始めた。

しかし、YROさんは続いてアジを掛けているのに、小生には中々反応が感じられない。
アレーッ、どうした・・・・?
YROさんは、ダウン・ショット(?)で沖目を狙って掛けている様子だが、SaltyStage改では、距離は出せない。Tenryu改の仕掛けをアジ用に作り変えようかとも考えたが、それも面倒と、小生は近場を狙うことにして、キャスティングを繰り返していると、何かが触れた様な微かな反応があって、この日、最初の獲物をゲット。
時刻は、16:58のことで、僅かに20cmに届かない微妙なサイズで、即リリース。
開始早々にボーズ逃れが出来ことに気を良くして、キャスティングを続け、17:05に2匹目をゲット。残念ながら、これは豆アジ

しかし、1匹目、2匹目はポンポンと順調に来た所で、
チャンス・タイム到来。さあ、これからだ!!
と後続を狙ってキャスティングを繰り返した。
所が、2匹目の豆アジを獲ってからピタリと反応が消えてしまった。

余りにも短いゴールデン・タイムだったが、隣りのYROさんは、ポツリポツリとは云えアジを掛けている。どう云う理由かは判らないが、3m程しか離れていないのに天と地程の違いがある。
それでも、隣りで出ているのだから、こっちに回って来ても良い筈と挫けそうになる気持ちを奮い立たせてキャスティングを繰り返したが、全く反応が返って来ない。

そこで、思い付いて左手の街灯の光が届いておらず暗くなっている所を狙ってキャストしてジックリとJHを沈めてみた。すると、コツと感じる小さな反応があって、ようやく3匹目をゲット。これは22cmの良型で、時刻は17:53のこと。そして、同じ様に左手の暗がりにキャストして、17:5818:00と立て続けに良型をゲット。
アジの居所を見付けた!!と喜び勇んで追加を狙ったが、好事魔多し。小さなアタリを合わせてリーリングをしていると、突然、トルクのある重たい引きに変わり、海中には大きなシーバスがギラリと反転した姿が見えた。そして、次の瞬間には、プチッと音がして、敢え無くラインブレイク。
仕方がなく、ライン・システムを組み直して戻ったが、折角、見付けたアジの群れは何処かに移動して行ったと見えて、全く反応がなくなってしまった。

その後は、忘れた頃に返って来る反応を獲るのが精一杯で、釣果は遅々として伸びず、ツ抜けを達成出来たのは20:20

最近の傾向から云っても、時間的にも、これ以上粘っても釣果を伸ばせる見込みは薄いが、引き揚げるには早過ぎる。
場合によっては、回遊があるかも知れないし、そうなると千載一遇のチャンスを逃すことになる。

この辺りは、アングラー特有の根拠が全くない、希望的観測の最たるものだが、竿を出していなければ、釣れるものも釣れないと云うのも道理。兎に角、もう少し粘てみることにしたが、敢え無く空振りに終わってしまい、21:15頃、StopFishingとして、YROさんに別れを告げて帰路についた。

前回は、たった1度のアタリしかなく、ボーズの結果だったことを考えると、この日のツ抜けは立派な結果と云えるが、隣りのYROさんが、間遠くはあったものゝ、順調に釣果を伸ばしていたことを考えると、やはり、悔しさの残る結果だった。

所で、ヒイカ調査の結果だが、やはり何も反応がなかった。時期的には開幕しても良い頃だと思うが、異常に暑い夏が続いていたので、やはりその影響はあるだろう。元々、ヒイカのポイントとは云えない釣り場なので、狙う対象にするには無理があるのかも知れない。
今年は、タチウオが良くなかったので、せめてヒイカ・・・と云いたい所だが。

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16:58 1匹目 R
17:05 2匹目 豆
17:53 3匹目 K 22cm
17:58 4匹目 K
18:00 5匹目 K
18:28 6匹目 K
18:30 7匹目 R
18:54 8匹目 R
18:56 9匹目 K
20:20 10匹目 R

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