2024年釣行記(07) – MB

2024年 Mebaring 釣行記

日 時:02月14日(水) 17:20~21:40
潮回り:中潮
(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 5、カサゴ x 3
同行者:YT、SHG、(Dr.TJ、ISBS)各氏

2月に入ってから、北風、強風、雪等々でなかなかチャンスが巡って来ず、来る日も来る日も溜め息ばかりの毎日だったが、13日、14日、15日の3日間の風向きは南寄りになるとのこと。待ちに待っていた予報に、眼の前がパッと明るくなったが、詳細をチェックすると、13日は西南西の風が7m、14日は南西の風が3m、そして15日は南西の風だが8mと予想されている。
この様な気象条件での釣行を考えると、迷うことなく14日の南西の風3mの一択だが、10日以上もの間待たされていたので、出来れば13日に行き、中一日を空けて15日にも行きたい所。何とかならないかと、ない知恵を絞っては見たが、どうしようもない。
結局、YTさんと相談の上、14日の水曜日に釣行することにした。

現地到着は、16:50頃。
YTさんの到着を待ちながら、支度をしている所に見覚えのある黒のSUVが滑り込んで来て、昨年の6月以来となるDr.TJさんが登場。久し振りに会うDr.TJさんと四方山話をしている所にYTさんSHGさんを伴って到着。

この日持ち込んだロッドはSoareXR S76UL-T
実は、このロッドをベイト・リール用に改造して、MHR-KGNでのメバリングに使う積りにしているのだが、そのためには、幾つかのガイドとグリップの交換が必要となる。しかし、オリジナルのグリップの握り具合が良いので、ベイト・リール用のものに交換せずにそのまゝ流用しようと考えている。もし流用出来れば、簡単なガイドの交換だけで改造は終わるので、非常に楽な作業になる。そのためには、トリガーのないグリップでベイト・リールを扱うのに問題はないのか、確かめる必要がある。また、ベイト・ロッドとしての使い心地も確認しておきたい。
と云う訳で、今回はスピニング・ロッドベイト・リールを組み合わせると云う変則的な使い方をすることにした。

実釣に入る前に、先ず、SoareXRでの飛距離を確認したかったので、準備の終えていないDr.TJさんをおいて一足早く岸壁に出て、自作のビーズ・ルアー小(2.2g)を結んでキャストしてみた。
すると、想像していた通り柔らかいロッドにルアーの重さが乗る感触があって、フィーリングは頗る良い。しかし、残念なことに着水点が見えず、距離が分からない。そこで、遅れてやって来たDr.TJさんに確認して貰った所、丁度、テトラ帯が並んでいるライン付近が着水点だとのこと。正直な所、もう少し距離が出ていると思っていたので、少しがっかりしたが、ロッドに慣れてくれば、距離は伸びる筈で、まぁまぁ合格だろう・・。

試投が済んだ所で、17:20頃、18番スポット付近から、この日のメバリングを開始。
岸壁では、風は微風で波もなく海は穏やか。昨年のこの時期には、海面を漂っている塊を避けてキャストしなければならないことが嫌になる程の海藻の繁茂状況だったが、今年はどう云う訳か殆ど見当たらないので、気分的にも楽に釣りに専念出来るのは有り難い。

時刻は、まだ日没を過ぎたばかりで、周囲はまだまだ明るくMHR-KGNの可愛娘ちゃんが動き出すにはまだ早いだろうと思ったが、やはり、何もコンタクトがない。
とは云え、活性が高い時には、明るい時間帯でも何かしらの反応はあるので、油断は出来ない。いつ反応が返って来ても良い様に心の準備を整え、反応が返ってくることを期待しつゝキャスティングを繰り返した。
しかし、音沙汰はない。

そこで、前回良かったへの字カーブを過ぎたばかりの47番スポット付近にプチ移動。爆釣した訳ではないが、実績場所だけにこれまでのポイントとは違って、何となく安心してキャストが出来る。所が、案に相違して梨の礫

アレ~、今日は駄目か・・・・・と思いつゝ可愛娘ちゃんからのラブ・コールを思い描きながらキャストしラインを張ってテンション・フォールをさせていると、突然、コツと小さいながらもはっきりとした反応が返って来た。
タイミング良く合わせが決まったが、針掛かりさせた瞬間に強い引きが伝わって来て良型であることを確信。
しかし、40cmクラスのメジナを掛けたポイントでもあるので、姿を見るまで油断は出来ない。ドラグを締めて根に巻かれない様に慎重に寄せに入り、抜き上げた獲物は22cm程もありそうな良型の本命。
時刻は、実釣開始後40分を経過した17:57のことで、ポイントは48番スポット付近。

これに気を良くして、2匹目のドジョウならぬメバルを狙ったが、紛れ当たりだったと見えて何も反応が返って来ない。こんな筈では・・と思いつゝキャスティングを繰り返し、2匹目を掛けたのは30分近く後の18:14のことで、サイズはガクンと落ちて15~16cm。それでも活性が上がって来たと見えて18:26に同サイズの追加に成功。

しかし、この付近では、それっきりコンタクトがなくなってしまったので、何年か前には好んで入っていた59番スポット付近に移動することにした。
その途中でYTさんに声を掛けて様子を尋ねると、結構、反応が続いており、しかも良型だとのこと。そして、YTさんの7~8m程隣りに入っていたDr.TJさんに尋ねても連続して反応がある由。
そこで、Dr.TJさんの直ぐ隣りに入らせて貰っって、キャストすると直ぐに答えが出て、MHR-KGNでのアベレージ・サイズを58番スポット付近で18:36にゲット。だが、後が続かず、更に奥に進んだ60番スポット付近で18:46に良型を掛けたのが、結論から云えば、この日の最後。

60番スポット付近で5匹目をゲットして以降ピタリと反応がなくなったので、69~70番スポット付近にワープしようと歩を進めたが、生憎、目的のポイントには赤い電気ウキの灯りがプカプカと浮かんでいる。仕方がないので、その先に進んだが、空振り。更にその先の凸部にも入ってみたが、この頃には、早くも釣れる気がせず、集中力も首の皮一枚状態。

ひょっとして、凸部の先の124~129番スポット付近なら、何とか遊んでくれるかも・・・溺れる者藁をも掴むで枯れる寸前の気持ちを絞り出して、行ってみたが答えは出ず、20:00前に、124番スポット付近から折り返し入った。

復路に入っても反応がないので、凸部100番スポット付近(?)でグズグズとしたキャスティングを繰り返している所に、ISBSさんが登場。Dr.TJさんからの連絡を見るのが遅くなったとのことで、急いでやって来た由。
遅ればせながら新年の挨拶をし、暫く釣り談義をした後、ISBSさん86番スポット付近に移動して行き、小生は付近に居残ったが可愛娘ちゃんには無視されっ放し。
そこで、往路では入れなかった70番スポット付近に入ろうと戻ったが、先行者は引き上げておらず、已むなく更に戻って67番スポット付近でキャストすると、思いもしなかった反応があった。
残念ながら、これは根に潜られて獲れず切歯扼腕。しかし、久し振りのコンタクトに気持ちも新たにキャスティングを繰り返したが、可愛娘ちゃんからの反応はそれっきり。

そこで柳の下の2匹目のどじょうを狙うべく往路で入った48番スポット付近にまで戻ってみたが、これも空振り。

結局、遅れて戻って来た連中と一緒に21:40頃、StopFishingとした。

この日も、前回と同様、手作りのビーズ・ルアーで通したが、これがYTさん他の仲間に比べて貧果に終わった理由だろう。
いつもは、色々なプラグを試して、その日の反応の良いルアーを探し出すために、種類の異なるルアーを沢山バッグに入れて持ち込んでいる。にも拘わらず、この日は、色違いはあるにしろビーズ・ルアーのみ。
自作のビーズ・ルアー爆釣が出来れば万々歳だが、その様なことは夢のまた夢であり得ないことで、釣果を望むなら、もっと柔軟に考えてビーズ・ルアー以外のプラグも試すべきだった。
そう云う意味では、この日は何とも中途半端な釣をしてしまった。

所で、ロッドの改造だが、格安で手に入れたSoareBB S76UL-Tを素材として使う積りでいたが、この先の出番の多寡を考えて、少しでも使う機会の多そうなSoareXR S76UL-Tを潰そうと考えている。
そう考えたので、この日はSoareXRを持ち込んで使ってみたのだが、スピニング・リール用のトリガーのないグリップにベイト・リールをセットして使っても、それ程問題なく使えることが分かった。
と云う訳で、3~4個のガイドを交換するだけで終えそうだ。

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17:57 1匹目 48番
18:14 2匹目 50番
18:26 3匹目 50番
18:36 4匹目 58番
18:46 5匹目 60番

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