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2023年釣行記(51) – AJ&TC

2023年 Ajing Touching 釣行記

日 時:08月21日(月) 16:10~21:00
潮回り:中潮
(↑↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 0、タチウオ x 0
同行者:単独、(NGHMさん)

実は、釣行した翌日の22日の火曜日、いつもの様に釣行記を書こうとパソコンに向かっていたのだが、何故か熱っぽくって仕方がない。どうやら、釣りから帰宅後、道楽部屋で就寝する際、クーラーを掛けっ放しのまゝ寝込んだのが良くなかったらしい。
そして、道楽部屋から自宅に戻る際には、足元も覚束ずフラフラになり、検温すると、何と39度を超えている。発熱することなど10年or20年に一度あるかないかで医者知らずの小生が、6月初旬に続いて3ヶ月も経たない内に又々体調不良で寝込むことなど、あり得ないことだが、これが老いると云うことなのだろう。
兎に角、それ以来、熱との戦いになり、ようやく下って来たのが金曜日の25日。その間、食事らしい食事も摂れず、身体を動かすのも億劫で、本調子とは云えない状態だった。
それでも、熱がなくなっただけ、身体も楽になったが、一難去ってまた一難。今度は、カミさんが発熱。どうやら、小生のウィルスが乗り移ったらしい。

そして、先週の釣行から丁度一週間経った月曜日のこの日、小生の方は略完治しているので、釣りに行くには何も身体的な支障はなく、出来ればそうしたい所。しかし、ことの成り行きから云っても、病の床に臥せっているカミさんを置いて出掛ける訳にも行かない。

と云う訳で、遅ればせながら、先週の状況を思い出しつゝ釣行記を書こうと思う(2023/08/28記)。

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連日連夜、体温に近い気温の日々が続き、ウンザリ。
それでも、獲物がロッドを曲げてくれれば、暑さも吹き飛んでしまうのだが、海の中も夏枯れしていると見えて、サッパリ釣果が伴わず、釣り場は修業の場と化している。こうなると、釣れもしないのに、暑い最中に釣りに行かず、クーラーが効いた涼しい部屋でゆっくりしている方が良いだろう・・・と安易な思考がムクムクと大きくなって来るのは、ある意味、当然のことかも知れない。

今回も、次の釣行をどうしようかと考えていた所に、KMI’sでジグ・サビキで遠投すれば、豆アジに混じって良型アジが掛かるとの耳寄りな情報が飛び込んで来た。
ジグ・サビキの釣りは、これまでもNGHMさんがやっていたのを間近で見ており、興味は持っていたものゝ手を出さず仕舞いだったが、折角だからと、これを機にやってみることにした。

ジグ・サビキは夕方になると豆ばかりになるとのことだったので、16:00頃から日没までの間は、サビキで狙い、日が暮れてからは刀狩り、あるいはジグ単に切り替えるプランで釣り場に向かった。

釣り場の岸壁には、予定通り16:00頃に到着。
直ぐに道具を持って岸壁に出てみると、残念ながら、最奥には府中の五月蝿い年配者が、相変わらず長いロッドを4本も、5本も並べて中央付近から最奥にかけて占拠している。
これにはがっかりしたが、仕方がない。小生は入り口に釣り座を構えて準備に入った。

ジグ・サビキには5号のナス型錘(18.75g)を使うので、ロッドは刀狩りで使っているSephia S809M/Fサビキメジャークラフトマイクロ・ショアサビキのSサイズを結んで、16:10頃、キャスティングを開始。

予報では南風が3~4mと少し強目とのことだったが、現場ではそれ以上にかなり強く、斜め右前方から吹き付けて来ている。それでも、20g近い錘を使っているので飛距離はかなり出ているが、その分、風に吹かれたラインが大きく膨らんでやり難い。
そこで、出来るだけ風を正面から受ける様に、斜め右前方にキャストして、着底を待ってからラインを張ると、コツコツとした感触が伝わって来る。しかし、合わせを入れるタイミングが判らないので、頃合いを見計らって合わせを入れるのだが、どう云う訳か空振りになってしまう。
そして、キャストし直そうと回収に入るのだが、フル・キャストして飛距離が出ているので、中々手元に戻って来ない。少々苛つきながら回収して、又々右斜め前方に向かってフル・キャスト。着底を待ってラインを張るとコツコツとアタリがあり、合わせを入れると、今度は針掛かりさせた感触が伝わっって来た。そこで、回収に入ったのだが、途中で伝わって来る引き具合が時折プルプルと感じるだけで、如何にも頼りがない。本当に掛かってるの?と思いながら足元にまで帰って来たサビキを見ると、小さな小さな豆アジが掛かっていたと云う訳。
指4本もあるタチウオやキロを超えるアオリイカを獲るためのゴツいタックルで相手にするには余りにも可愛い豆アジに、思わず苦笑してしまう程。

しかしながら、良型アジは豆アジに混じって来るとのことなので、豆アジを避ける訳にも行かず、兎に角、良型に当たればラッキーと思うことにして、キャスティングを続けたが、その豆アジも渋り勝ち。

17:00頃(?)、NGHMさんが登場し、並んでジグ・サビキをすることになったが、状況は変わらないまゝ。その内、時間が経ち夕間詰めを迎えた頃、NGHMさんマゴチ狙いに、小生はタチウオ狙いに対象を替えて臨むことにした。
今年のタチウオは、通っているUMB-FPでも絶不調で、ましてや湾奥のKMI’sでは、時期的にも先ず可能性はないだろうと思ったが、駄目で元々。兎に角、玉砕覚悟で快適波止タチウオテンヤSS2Sをキャストしたが、やはり、一度もコンタクトはなかった。

19:00頃になって、すっかり暗くなった所で、ジグ単に切り替えてみたが、こちらも全く反応が返って来ず、21:00頃、二人共疲れ果ててStopFishingとした次第

結局、この日の釣果は、ジグ・サビキで獲った豆アジが10匹程、スレで掛かって来た小さなイシモチが1匹だったが、長いロッドを振り回して、20gの錘の付いた仕掛けをフル・キャストする仕事量に比べて、何と割に合わない結果だったのか・・・・。
たった、一度だけの結果で結論を出すのは早計の至り。少しジグ・サビキで通ってみようと思う。