2007年釣行記(17)

2007年

潮回り:大潮  場所:真鶴MCNS、KTSSRT  釣果:1.1kg X 1, 800g X 1 同行者:ナシ

GWだけに何処の釣り場も人出は多いだろうと思ったが、月に一度の満月の大潮しかも天気も良さそうなので、行くしかない(笑)
いつもは夜半から朝マヅメの釣りが中心であるが、今回は夕方に出られそうである。先週覘いて見た真鶴方面であれば午後3時過ぎの出発で良い。上手くすれば夕マヅメから夜半までの釣りで、翌日はゆっくりと休めそう。
3時半過ぎに家を出たが、流石に夜中に走るのとは訳が違う。いつもの倍の時間が掛かり、真鶴の駐車場に到着したのは、夕方5時半過ぎ。日が沈むのが6時半頃なので、余り時間がない。
慌てて支度をして坂道を下り釣り場に向かったが、木々の間から透かして見える釣り場には人影が全然見えない。ゴロタ浜の石に脚を取られオタオタしながら岩場に立つと、思いの外強い西風が吹き荒れている。釣り人が見えない理由はこの爆風だろう。
少しでも風を避けられる岩場を探して、期待の第1投。
表層から探って行こうと10カウントした所でシャクルとガツン。
来たか!!
所が、グィ?ン・グィ?ンがなく、単に重たいだけ。
ウン????
エギに着いて来たのは、切れ藻の塊。抜き上げることも出来ず、ギャフで引き揚げなければならない有様。
その後、キャストする度に方向を変えても、掛って来るのは切れ藻ばかり。目を凝らして見ても見えないので、沈み加減で流れて来るのかも知れないが、これでは釣りにならないとこの場所は諦めて転戦することにした。
日も暮れて真っ暗な中を、小さなヘッド・ランプの光りを頼りに20分も掛けて駐車場に辿り着いた頃には汗ビッショリ。
移動中の車の中では、その汗の為に身体がドンドンと冷えて来て、風邪を引きそう。釣りに来て風邪を引いたんじゃ、家族から何を云われるか分かったものじゃない。エアコンの温度を26℃に設定して車内を暑い位にして、西風を避けられる漁港を探しながら南下。
KTSSRTに到着したのは21時頃。早速、防波堤の様子を探ると満月の大潮だと云うのに、人影は全くなし。
これはどうした事か?
釣れていないのか?

道具を担いで防波堤の先端に来て見ると、風向きは西から南東に変わっていて、時折強い風が吹き付けて来ている。更に南下することも考えたが、南下しても状況は余り変わらないだろう。しかも、ここはSAMURAI777さんからの出ている情報もあった場所だし、何よりも貸切状態。キャスト方向は自由に選べる。
期待を込めてキャストを繰返したが、イカからの信号が感じられず、集中力が切れ掛かって来た22時半頃、シャクッたロッドにグーッと重さが伝わって来た。
ガツンではないので、また、切れ藻かと、一瞬訝ったもののクイン・クインとした僅かな生命体の反応が伝わって来る。
アレ?ッ???
と思った瞬間、竿がグンと締めこまれ、ドラグがジーッジー。
来た?!!
デカイ?!!

何回か遣り取りをして、右腕が鈍って来た頃、漸く海面に浮かび上がり足元に寄って来た。ヘッド・ランプで照らした先に浮かんでいたのは、不気味な程のデカ・イカ
左手に磯玉網を持って何度か試みたが、中々玉網入れが上手く行かない。時折、イカはジョット噴射をして抵抗を見せるし、益々右腕は鈍って力が抜けてしまいそうになる。
それでも、何とか玉網に入ったので、ロッドを股に挟み、玉網の柄を両手て持って引き揚げ様としたその瞬間・・・・・、完全には入り切っていなかったのだろう、大きな水音と共に暗い海に・・・・。
アァ、やってモウタ!!!
涙・涙・涙・・・・・!!!
茫然自失!!!!

右手で磯玉網を使えば良かった!!!
磯玉網ではなくて、ギャフにすれば良かった!!!
単独でなければ良かったのに!!!

と考えても後の祭り。
その場に暫くの間、へたり込んでいた。
気を取り直して再開すると、日付の変わる頃に待望のアタリ。今度は慎重の上に慎重に玉網入れし、ゲットしたのがコイツ。帰宅後計量すると1.1kg。

その後はアタリも遠退き、睡魔がやって来たので夜明けまで車で休むことに・・・。
4時に目が覚めて、と云うよりも殆どウトウトしただけだったが、今度はギャフを手にして防波堤に戻り、その第2投目。
ラインを通して伝わって来るモゾモゾしたアタリに合わせると、800gのコイツ。

その後はアタリもなく時間だけが過ぎて行き、冷たく感じる風が強く吹き始めた7時半頃StopFishingとした。
それにしても、釣り逃がした魚は大きいと云うが、本当に惜しいことをした・・・・(涙)
これまでの不調が嘘の様に2杯もゲットしたと云うのに、何となく虚しい帰りの運転だった

“2007年釣行記(17)” への12件のフィードバック

  1. mizoken より:

    たけさん、今晩は。
    それでは、是非ご一緒しましょう。
    たけさん宛てにメールを差し上げておきますので、釣行の打合せはそちらでしましょう。

  2. たけ より:

    mizokenさん、こんにちは
    ありがとうございます。平日でも前もって日にちが解れば大丈夫だとおもいます是非よろしくお願いします。

  3. mizoken より:

    たけさん、こんばんは。
    そうですか?残念でしたネ。
    今日の江の浦の海水温は最高で17度を越えていましたので、もう接岸して来ても良い筈です。
    一寸だけ早かったのかも知れませんネ。
    でも、懲りずに頑張って下さい。きっと、結果が出ますから。
    10何連敗の小生が云うのですから、説得力があるでしょ(笑)
    お互いの都合が合えば、ご一緒しましょう。禁煙車で良ければ、小生が運転しますヨ。

  4. たけ より:

    おはようございます。逝ってきました?
    残念ながらグリーンのアイシャドウ様には
    お目にかかれませんでした。エギと同寸のアカイカ2杯でした
    (師匠は1杯です「エヘン」)アドバイス有り難う御座いました、帰りの事を考え、次回にチャレンジしたいと思います
    運転手が師匠ですので???次の釣行の楽しみが出来ました。
    7日の釣行は前回の仇きを取ってきてください、ブログ楽しみにしています?お体に気おつけて。

  5. mizoken より:

    momoKenさん、こんにちは。
    > おはようございます。 凄いことになってますねぇ!
    > 2杯もつれておめでとう・・なのか、デカイのバラして残念でしたね・・なのか 複雑ですね。
    > でも釣れたのですからいい方に考えて おめでとうございまーす! かな?
    有難うございます。
    所謂「老いの一徹」と云うことなんでしょう(笑)
    釣れなくても釣れなくても通っていた結果ですネ。
    > デカイのはまたこの次という事で。
    玉網入れ失敗は、エギングをやっていると誰でも一度は通る道の様ですから、仕方がありません。
    次回はこんな失敗をしない様にと思っています。
    > 私の方は風が強くて釣りができずに体をもてあましてます。
    そうですネ。エギングは風に弱いので、この所続いている強い風には悩ませられますネ。
    でも、シーズンも始まったばかりなので絶好のエギング日和もあるでしょうし・・・・、頑張ってシャクっていれば良いこともあるでしょう。

  6. mizoken より:

    tokeiさん、こんにちは。ご無沙汰しています。
    > アオリイカ2杯ゲット、おめでとうございます。
    有難うございます。
    10何連敗・・・・と数えるのも厭になる程ボーズ続きだったのですが、漸くアオリの活性が高くなって来た様です。
    > 逃げた烏賊は次回以降に釣っちゃいましょう。
    「逃がした魚は大きい」と云われていますが、今、思い返しても大きかったですネ。
    次回以降に期待してシャクリ道を歩もうと思っています。
    > おれもタモ入れを失敗してからギャフを買いましたよ。
    あの時は、引き寄せるまでの遣り取りで、支え切れなくなる程右腕が鈍ってしまって、ちゃんと玉網に入っているかどうかよく確認しなかったのが最大の敗因ですネ。
    今、考えればもう少し慎重にすれば良かった等々・・・。後悔先に立たずです(涙)
    ヤッパリ焦っていたんでしょうネ。
    > 随分とエギングをしていないので、連休明けの7日か8日に
    > 釣行予定です。
    小生も連休明けの6日に夜から7日にかけて釣行する予定です。
    ただ、今の所、雨模様の予報ですので、一日ずらすかも知れませんが・・・。
    お互い、釣果があると良いですネ。

  7. momoken より:

    おはようございます。 凄いことになってますねぇ!
    2杯もつれておめでとう・・なのか、デカイのバラして残念でしたね・・なのか 複雑ですね。 でも釣れたのですからいい方に考えて おめでとうございまーす! かな? デカイのはまたこの次という事で。私の方は風が強くて釣りができずに体をもてあましてます。

  8. tokei より:

    おはようございます。
    ずっと日記を書いていなかったのでブログをやめちゃったのかと思いました(笑)
    アオリイカ2杯ゲット、おめでとうございます。
    逃げた烏賊は次回以降に釣っちゃいましょう。
    おれもタモ入れを失敗してからギャフを買いましたよ。
    随分とエギングをしていないので、連休明けの7日か8日に
    釣行予定です。

  9. mizoken より:

    たけさん、こんにちは。
    有難うございます。
    お蔭様でやっとトンネルを抜け出せた様です。
    ナチュラル・リリースしたのは今後の楽しみとして置いておくことにします。
    シーズンも始まった様です。明日の釣行、頑張って下さい。お師匠さんに宜しく。

  10. たけ より:

    おー 素晴らしすぎる。おめでとうございます
    今までの不調が嘘のようですね!今迄の教訓が生かされた
    当然の結果ですね、やはり人生に無駄はないのですね
    リリースしたイカ様は次回の課題と言う事で。
    私も明日の夜師匠と久々の釣行です。
    頑張って行って気まーす。

  11. mizoken より:

    がくさん、おはようございます。
    前回は玉網の柄が短過ぎて届かず、今回は玉網に完全に入れ切れなかったのが、敗因です。
    満月の大潮なのに貸切状態だったので喜んでいたのですが、それも良し悪しですネ。
    次回は、連休明けの7日に釣行する予定です。
    都合が良ければ、ご一緒しませんか?

  12. がく より:

    おめでとうございます また逃がしたのは残念でしたね
    取り込みは、やはりギャフが確実のような気がします
    これから、いよいよシーズンインですね
    私も連休が明けたら出撃します

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