2023年釣行記(58) – AJ

2023年 Ajing 釣行記

日 時:10月02日(月) 16:00~22:00
潮回り:中潮
(↑↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 30
同行者:単独、(YROさん)

予報では、南東or東南東の風が2mとのこと。東寄りの風はKMI’sでは向かい風になるが、風速が弱いので問題にする程ではないだろう。

現地到着は、15:50頃。
岸壁に出てみると、釣り人は前回も見掛けたクロダイ狙いのヘチ釣り師と若いルアー・マンの二人だけしか見えずガラガラ状態。しかし、小生の好きな最奥にはそのルアー・マンが入っているので、入り口に一旦道具を置いて、様子を確認するためにに行ってみた所、このルアー・マンは以前にも会ったことのあるアングラーで、先方にも小生の記憶があった様子。この日の状況を訊ねつゝ予定を尋ねると、18:00頃に引き揚げるとのことだったので、その後に入らせて貰うことにした。

この日のラインナップは、ジグ・サビキ刀狩りエギングと非常に欲張った使い方の出来るSephia S809M/Fジグ単用のSlatyStage改の2本。その内、Sephiaを先発に選んで、先ずはジグ・サビキでこの日の釣りを始めることにした。

16:00頃、キャスティングを開始。
ジグ・サビキに使っている錘は、前回と同じ12gのメタル・ジグだが、ロッドが長いので、かなり飛距離が出る。しかし、予報と違って右から左へ南風が強く吹いている上、潮も右から左に早くて、着底する頃には随分と流されてしまう。Sephia S809M/Fは本来的にはエギング用のロッドなので、20g超の錘でも問題なくキャスト出来るが、生憎、持って来ていないので仕方がない。12gで何とか誤魔化すしかない。

出来る限り斜め右前方の風上に向かってキャストして、アジからの反応を待ったが、音沙汰がない。そこで、いつもの様に蟹の横這い釣法で居場所を探すことにして、徐々に入り口方面に移動した。しかし、何処に居るのか見付けられず、最奥ルアー・マンの隣りに戻って蟹の横ばい釣法をやり直すことにした。

そして、やり直しに入って2投目か3投目で、コンと明確な反応があり、合わせも決まって遣り取りを始めたが、エギングロッドのSephiaをかなり曲げる程の強い引きがあって、ビックリ。
抜き上げた獲物は、22~23cmの良型アジだが、ジグ単用の短いロッドで釣った時よりも引きが強い様に感じた。恐らく、ロッドが長いので、弱い力でもトルクが強く掛かるせいだろうと思うが、結構、面白い。
時刻は、16:38のことで、周囲にはまだアジが居る筈だとキャスティングを繰り返していると、16:45に同サイズのアジをゲット。

丁度、この2匹目と遣り取りをしている所に、黒い自転車を転がして登場して来たアングラーが目に入って来た。この岸壁に通いだしてから何年にもなるが、自転車を転がして入釣して来るアングラーを初めて見たので、珍しいものを見る様に見ていると、その自転車の主はニコニコと親しげに話し掛けて来る。
うん、誰だろう・・・?
よくよく目を凝らして顔を見ると、そのアングラーは、驚いたことに孤島に通っていた頃に知り合ったYROさんで、会うのは何年振りのことだろう。

そして、16:55に3匹目をYROさんの目の前で釣り上げたのを最後に、ピタリと反応が消えてしまった。

そこで、時間的には、タチウオ調査には持って来いのゴールデン・タイムなので、刀狩りをすることにして準備に入った。
所が、ここで大きなミスが・・・・。
実は、この日の午前中に快適波止タチウオテンヤSS2S(11g)の針を研いだのだが、バッカンの何処にもそのテンヤが見付からず、あるのは軽めの3S(8g)。風がなければ、3S(8g)テンヤの出番だが、これ程横風が強い状況では、2S(11g)を使いたい。しかし、忘れて来たものは仕方がない。3S(8g)テンヤでキャスティングを繰り返して調査を行ったが、もう一つ思った様にテンヤを通すことが出来ない。

18:00少し前にルアー・マンが引き揚げて行ったので、刀狩りは風が収まってから再開することにして、ジグ単でのベイト・アジングに切り替えた。

最初は、これまでと同じ様に1gのJHを結んでみたが、早い潮に流されてしまって、どうしようもない。そこで、手持ちの中では最も重たい1.3gのJHに替えたのだが、多少良くなった程度だったので、岸壁とほゞ平行になる位の角度で潮上にキャストしてみた。するとかなり良い具合になった。
よし、これで行こう!!
と思った時、ラインがおかしな動きをしたので、反射的に合わせを入れると、明らかな生命体の反応が返って来て、ジグ単での1匹目をゲット。サイズは17~18cm程度だったが、既にお土産サイズを3匹確保しているので、この娘はリリース。以降、20cm超のみをお持ち帰りすることにして、キャスティングを繰り返した。

この1匹を皮切りに、以降、途切れることなく反応が返って来て、前回よりも30分以上も早くい18:35頃につ抜けを達成する程。この調子は、19:00前まで続いていたが、19:00頃からコンタクトが間遠くなったので、若干、風が弱くなったこともあって、19:30頃からタチウオ調査を再開した。

結局、タチウオ調査は小一時間程の間集中して行ったが、一度も反応が返って来ることはなかったため、20:00過ぎになってベイト・アジングを再開。

すると、アジの群れは戻って来ていて、入れ掛かりとは云えないものゝ反応が続き、21:11に30匹目をゲットしたのを機にこの日のアジングを終了し、21:15頃から再々度タチウオ調査をした後、22:00頃、StopFishingとした。

最近のアジングで特に感じていることだが、ベイト・アジングを始めてから、ラインの動きでアタリを取ることが、格段に増えている。特にロッドを6ftのEmeraldas改より短いSoareGame改SaltyStage改を使う様になって、その傾向が強まった様に思う。
例えば、この日は近年にない程の爆釣を楽しんだ訳だが、釣果の1/3~1/2は、ラインの動きに違和感を感じたもので、以前の様にチク、コツと云った手許に感じるアタリを待っていては、到底、爆釣とはならなかっただろうと思う。

スピニング・リールでやっている時は取れなかったアタリが、ベイト・リールに替えてから何故取れる様になったのか、その理由は定かではないが、兎にも角にも左手で扱うベイト・アジングをする様になってからであることは、はっきりとしている。

物珍しさから始めたベイト・アジングだが、怪我の功名とは云え、引き出しが一つ増えた訳で、これからも大いに楽しみたいと思う。

所で、タチウオ調査の結果については、一度も反応を感じることはなく不調に終わった。
情報では、近隣の釣り場で出ている所もある様なので、時間の問題だろうが、早くその日が来て欲しいものだと思う。

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16:38 1匹目    18:36 11匹目    20:36 21匹目
16:45 2匹目    18:42 12匹目    20:39 22匹目
16:55 3匹目    18:50 13匹目 R   20:51 23匹目
18:01 4匹目 R   18:53 14匹目 R   20:53 24匹目 R
18:08 5匹目    19:16 15匹目    20:57 25匹目 R
18:11 6匹目 R   19:24 16匹目 R   20:58 26匹目 R
18:13 7匹目    20:11 17匹目 R   21:01 27匹目
18:21 8匹目 R   20:14 18匹目 R   21:03 28匹目
18:27 9匹目    20:18 19匹目 R   21:06 29匹目
18:34 10匹目 R   20:21 20匹目    21:11 30匹目

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