フライス盤のDRO化(2)
2015/07/24
ジョーの切断が出来たので、ジョーをテーブルに止めるためのステイを3mm厚のアルミの直角アングルで作った。
写真のナベネジはネオジム磁石をステイに止めるためのもの。当初は皿ネジを使ってステイと面一にスマートに仕上げる積りだったが、穴位置を間違えてしまったので、急遽ナベネジで代用(汗)
アングルの水平部分で主尺のバーを保持するので、径3mmの穴を空け皿モミをして、バーにタップを立てるための下穴を開けようとした所・・・・。
何と、バーが硬くてドリルの歯が立たない!!
ノギスには計測精度を確保するためにヤキが入っていることは知識としては持っていた。しかし、ジョーを金ノコで切断する際、MLー210の時よりも硬く感じたものゝ切断は出来たので、何とかなるだろうと高を括っていた。所が、切削油をぶっ掛けても青白い煙が立ち上がるだけ。結局、そのドリル刃を駄目にしてしまった。
無理をして穴を開けることが出来ても、タップを立てるのもままならないだろうと云うことで、作戦変更。
そこで、考えついたのは、端材の5mm厚の真鍮板を凹状に切削して、そこにバーを嵌め込み、ステイのアルミと挟んで固定する構造。
タップ立てが上手く出来れば、こんな面倒なことにはならなかっただろうに・・・。
上の写真は、エンドミルで4つ分を一度に切削しているもので、下は、4つに切り離して、バーを嵌め込んでみたもの。