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主軸手回しハンドル(2)

工作機械用治具 工具

MainShaftHandle-003aシャフトの外形、引き棒用の貫通穴を空け終わったので、次はシャフトの一端にテーパー状に穴を広げる作業に入った。

作業は、往復台テーパー削りアタッチメントをセットし、角度を10度に設定して中繰りバイトを使用して行った。
この角度は、テーパーナットを作るまでそのままにしておかなければならないのだが、バイトを交換するためにバイトの止めネジを緩めようとした際、力を入れ過ぎてアタッチメントまで動かしてしまった

MainShaftHandle-004仕方がないので、アタッチメントに刻まれている目盛りを頼りに10度に再設定したが、多少ズレが生じてしまったかも知れない。

改めてシャフトから作る気もしないので、多少のズレには目を瞑って、そのまま作業を進めることにした。

尚、テーパーナットは写真の様に外形を整えてから、中心に5Mのタップを立てて、その後切り離した。