※ 月別アーカイブ:4月2010 ※
2010/04/28
DRO(デジタル・リード・アウト)
デジタル・ノギスのバー(レール)を旋盤に固定する方法は、マグネット・ホルダーの台を使うことで、何とかなりそうだと解った。
次は、そのバー(レール)に沿って往復するデジタル表示部分を、如何にして往復台の送りに同調させるか・・・・・。
WEBで調べて見ると、やはり皆さんも色々と工夫されている様であるが、ジョーを金ノコでゴリゴリと切断した経験から、表示部分の裏蓋にタップを立てることが出来ると考え、アルミのアングル材をネジ止めすることにした。
案ずるより産むが易しで、何の苦労もなくスンナリと加工することが出来た。
但し、裏蓋は軽く焼きの入ったステンレスで、アルミや真鍮に比べると遥かに固いため、2Mのネジ切りはタップを折ってしまいそうで自信がなかったので、ネジは
3Mにした。
(写真:中)アルミのアングルにネジ止めした裏側
(写真:下)表側。
2010/04/22
DRO(デジタル・リード・アウト)
真鍮の端材を使って縦送り用のスケールのバーをセットする台座を作った。
写真に写っているのが今回作成した真鍮の台座とアルミの止め板だが、旋盤やミーリング・アタッチメントを動かすのは何年ぶりだろうか。
お陰で要領の悪いこと悪いこと!!
出来上がりもご覧の通りバイト目が残るなど、今一つ。
台座そのものにはそれ程精度を要しないので、これでOKとしよう。
この台座をMONOTAROで購入した北朝鮮製中国製のミニ・マグネット・ホルダ台にネジ止めして、バーの両端を固定する算段であるが、旋盤は鉄製のオイル・パンにネジ止めしているし、このホルダ台の磁力も400N[40kgf]もあるので、バイトを送っている最中にズレることはないだろう。
2010/04/16
DRO(デジタル・リード・アウト)
4月も中旬になったのに寒暖の差が激しい毎日で、初夏の陽気になったと思ったら次の日には冬に逆戻り。 今日などは箱根で6cmの積雪を記録したニュースが流れている。
こんなに激しいと体調管理が大変で、特にこの老いの身にはこたえる。
そんな時は釣りに行かず家で工作するに限ると、前回の続き。
焼入れが入ったステンレスだが、金ノコで何とか切断することが出来ると分かったので、今日は使用予定のデジタル・ノギス全てのジョーを切断した。
写真の上3本は、ヤフオクで購入した10cmで、旋盤の
1)往復台
2)芯押し台
3)ミーリング・アタッチメント
に夫々取り付ける予定。
縦送り用は少し長くて15cm。 これは鉄道模型を再開する時に買ったシンワ製のものだが、その後ミツトヨ製のものを手に入れたので、お蔵入りになっていたもの。
このノギスもヤフオクで購入した3本と同じ様に焼入れの入ったステンレスだが、3本よりは固目で、工作台にしっかりとクランプで固定する必要があった。
2010/04/12
DRO(デジタル・リード・アウト)
退職して3ヶ月が経過し、世の中は新年度に入った。
自由人としては余り関係はないのだが、これを機に、これまで釣りにばかりウェイトを置いて来た点を反省して、他の部屋の内容も徐々に充実させよう・・・・・。
手始めとして仕掛けたまゝ放ってある5230の工作の続きと思ったが、その前にミニ旋盤(ML-210)のDRO化をすることにした。
と云うのも、刃の送り量などはハンドルの回転数と目盛りを読まなければならず、
1)バックラッシュがあるために、どうしても誤差を生じ易く
2)細かい目盛を読むのは、老眼が進んだ老いの身には辛いこと
から、以前から何とかしたいと思っていた。
そこで、ネットで色々と検索をしてみると、やはり皆さんも同じ問題をお持ちの様で、デジタル・ノギスを使ってDRO化されている方々が沢山いらっしゃることが解った。 旋盤自体の剛性も低いので、DRO化してもそれ程効果ないのかも知れないが、試してみる価値はあるだろう。
と云うことで、安物のデジタル・ノギスを購入して、作業に取り掛かった。
先ず、ノギスのジョーをどうするか?
ノギスには、STAINLESS HARDENEDと印刷されており、サンダーでなければ切断は無理かも知れないと思いつゝ、金ノコで試してみると、簡単にとは云えないが何とか切断出来たしヤスリも掛けられる。
次の考えなければならないことは、そのノギスをどの様に旋盤に取り付けるか・・・・?