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旋盤のDRO化(1)

DRO(デジタル・リード・アウト)

退職して3ヶ月が経過し、世の中は新年度に入った。
自由人としては余り関係はないのだが、これを機に、これまで釣りにばかりウェイトを置いて来た点を反省して、他の部屋の内容も徐々に充実させよう・・・・・。 

手始めとして仕掛けたまゝ放ってある5230の工作の続きと思ったが、その前にミニ旋盤(ML-210)のDRO化をすることにした。
と云うのも、刃の送り量などはハンドルの回転数と目盛りを読まなければならず、
 1)バックラッシュがあるために、どうしても誤差を生じ易く
 2)細かい目盛を読むのは、老眼が進んだ老いの身には辛いこと
から、以前から何とかしたいと思っていた。

そこで、ネットで色々と検索をしてみると、やはり皆さんも同じ問題をお持ちの様で、デジタル・ノギスを使ってDRO化されている方々が沢山いらっしゃることが解った。 旋盤自体の剛性も低いので、DRO化してもそれ程効果ないのかも知れないが、試してみる価値はあるだろう。
と云うことで、安物のデジタル・ノギスを購入して、作業に取り掛かった。

先ず、ノギスのジョーをどうするか?
ノギス1R.jpgノギスには、STAINLESS HARDENEDと印刷されており、サンダーでなければ切断は無理かも知れないと思いつゝ、金ノコで試してみると、簡単にとは云えないが何とか切断出来たしヤスリも掛けられる。

次の考えなければならないことは、そのノギスをどの様に旋盤に取り付けるか・・・・?